相手を一人に絞った真剣交際に進むと、いよいよ結婚の最終確認に入ります。約3カ月といわれる短い期間で、何をどう話せばいいのでしょうか?
また、3割くらいのカップルは真剣交際中に破局を迎えており、その原因は価値観のズレや態度の悪さ。真剣交際中に話すこととその時の姿勢が運命をにぎっているといっても過言ではありません。
今回は真剣交際で話しておくべきこと6選のほか、NGな話し方と破局を避けるポイントについて解説していきます。
目次
1.真剣交際中に結婚に向けて話すこと6つ
婚活で真剣交際に至ったら、結婚後の新生活に向けてお互いの希望や意見を出し合い、一つずつ擦り合わせていきます。具体的に話しておきたい話題を6つ紹介します。
①.結婚式、披露宴、婚約指輪について
いよいよ結婚というゴールが見えてくると、考えておきたいのが結婚式や披露宴といった晴れの舞台や婚約指輪について。特に女性側は夢や憧れを抱いている方が多いので、男性は女性の本心を聞き出してあげましょう。
2人の持つ希望やイメージを話し合うことで、結婚の実感もわいてきます。イメージが膨らまないようであれば、2人で結婚式場の下見に行ってみるのもおすすめです。
②.結婚後のお互いの仕事
お互いがどんな仕事をしているのか、勤務時間や残業の有無、休日などの働き方について話しておきましょう。
転勤は仕方ありませんが、転職や起業などの希望がある場合は結婚相手の人生設計にも大きく関わってくるので、正直な考えを話しておくと安心です。
また女性の中には、結婚を機に退職や転職をしたいと考える人もいるかもしれません。専業主婦やパートで働く場合には、経済的負担が男性に偏るようになりますが、共働きを希望する男性も少なくないので、具体的な希望を伝えておきましょう。
③.金銭感覚・家計の管理
できる範囲で、お互いの貯蓄額や収入を確認し合いましょう。収入と働いた年数を考えると、貯蓄額から相手の金銭感覚が自ずと見えてくるはずです。
投資や副業をしているかどうか、そこにどの程度の資金を使っているのかも確認し、家計管理の方法や担当についても納得いくまで話し合えると十分といえます。
借金がある場合は、言いづらくてもこの機会を逃さずにカミングアウトしておきましょう。
④.結婚後の住まい
結婚後に住みたいエリアやマンション・戸建ての希望、賃貸か購入かといった、基本的な住環境にまつわる希望を話し合いましょう。
親との同居の可能性や、実家との距離についても話しておきたいところです。自分の親や相手のご両親の意見も聞いておくと結婚後のトラブルの種が1つ減らせるかもしれません。
⑤.親との付き合い方や介護
親や親戚とはどのような関係性なのか、どのくらいの頻度で連絡を取り合い、年に何度くらい帰省しているのかも話しておくと安心です。
デリケートな話題ではありますが、親の介護や仕送りの必要性なども、結婚生活に大きく関わってきます。包み隠さずに真実を伝えておかなければ、結婚後の破局の原因になりかねません。
⑥.子どもの希望や人数
子どもを持つかどうか、持つとしたら何人欲しいかという家族計画も、結婚において重要なポイント。それによって結婚生活や人生そのものが大きく変わってくるため、必ず話しておくべき話題です。
妊娠や出産にはタイムリミットがありますし、経済的な負担も考えなくてはいけないですよね。結婚前にお互いが納得いくまで、とことん話し合っておきましょう。
2.真剣交際で破局する原因になる「NGな話し方」
真剣交際中は結婚に向けて真剣に話し合う時間が多く、話し方次第では誤解を招いて信頼を失ってしまう恐れがあります。次に挙げる「NGな話し方」をしないように気を付けましょう。
本音を隠して相手に合わせる
真剣交際とはいえ、出会って数カ月の相手に本音をさらけ出すのは難しい…と気を遣いすぎると、かえって相手を不安にさせることもあります。
相手の意見に「なんでもいいよ」と合わせるのではなく、結婚について決めるときは正直な希望を2人で出し合うようにしましょう。もし意見が違っていたら、会話を重ねて2人なりの解決策を見つければいいのです。結婚後のコミュニケーションの練習にもなります。
不満を爆発させる
本音のコミュニケーションが大切だとはいえ、これまで溜め込んでいた不満を「あのときこうしてほしかった」「もっとこうすべきでしょ」と爆発させてしまうのはNGです。
話し合いを重ねると意見の食い違いが出るのは当たり前。自分ばかりが譲歩していると思っていても、よく考えると相手も歩み寄ってくれていた、なんて部分があるのではないでしょうか?文句を言うのではなく、折り合いをつけるようにしましょう。
一方的な要求をする
結婚について「これだけは譲れない」という強い要望を持っている方もいるでしょう。しかし自分と同じように、相手にも理想や希望があります。相手の話をきちんと聞き、尊重しましょう。
自分の意見を突き通すばかりではなく、時には相手の意見を受け入れたり、折衷案を見つけてみたりすると良いですね。
3.本音で話すこと・うまく伝えることがポイント
結婚の決め手が「本音を話せる相手だと思えた」からという方は少なくありません。真剣交際中に結婚について具体的な話を進める中で、お互い本音で話せる関係を築いていきたいものです。
そのために大切なのは、相手の話をよく聞くことと、自分の希望を上手に伝えることです。どんなに気が合っていても、意見がぶつかるときもあるはず。そんなときには簡単に折れるのでも、自分の意見を押し通すのでもなく、じっくり腰を据えて話し合いましょう。
自分の意見については、相手にプレゼンをするような気持ちで、相手にもメリットがある部分を探して、わかりやすく自分の希望を伝えます。そうすれば相手も受け入れやすく、本音を返してくれるでしょう。
根気よく話し合っても着地点が見えないときには、息抜きがてら2人で外に出てみましょう。例えば結婚している友人の話を聞いてみたり、住まいのエリアを探すために居住地候補の街を歩いてみたり…相手の意見に思いがけないメリットを見つけたり、おすすめする気持ちが分かるかも知れませんよ。
4.真剣交際中の会話に悩んだらコーディネーターに相談する
結婚に向けて真剣交際中に話したいことはたくさんあります。しかし、話し合いがスムーズにいかない場合、相手とこのまま結婚して良いのかどうか悩んでしまうこともあるかもしれません。
そんなときには、結婚相談所のコーディネーターに相談してみましょう。上手な話し合い方や、コミュニケーションの取り方、相手との相性などについて、的確なアドバイスがもらえますよ。
5.まとめ
真剣交際中に話すことは結婚に向けた最後確認と準備について。破局の原因になるような価値観のずれが起こらないようにしっかりとすり合わせておきましょう。
特に、結婚式や披露宴、婚約指輪の希望、結婚後の住まいや働き方について、子どもを持つかどうか、親との付き合い方、家計管理など、結婚後の生活や人生に大きく関わってくる内容は今のうちに本音で話すことが大切です。
そして本音で話しつつ、相手を気遣うことも重要です。意見が合わない時は受け入れる、プレゼンする、実際に2人で出かけてみるなど工夫しましょう。
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