「気になる相手が遠方に住んでいた」
「地元では良い出会いがないのでエリアを絞らずに相手を探したい」
こういった理由で遠距離の人との婚活を考えている人もいるのではないでしょうか?遠距離恋愛は難しいイメージが強く、遠方の人を選んでしまうと婚活が滞るのではと不安になるかもしれません。
実は遠距離での婚活にはいい面もあり、うまく進めれば幸せな結婚へとゴールできます。そこで今回は遠距離婚活を成功させるべく、メリットや不安要素への対処法をご紹介します。
目次
1.遠距離婚活の不安要素
自分の夢や時間を大切にする人にとって魅力たっぷりの遠距離婚活ですが、もちろん大変な場面もあります。婚活で後悔しないように、遠距離ゆえの不安要素を事前に確認しておきましょう。
寂しさや不安がつのりやすい
直接顔を見て会話できないため本当の気持ちがわかりにくく、相手の心が離れていないか不安になりがちです。
頻繁に会えないと辛いときに甘えられず、寂しい思いをするかもしれません。物理的な距離から些細なことでも不安がつのり、心変わりや浮気も心配になるでしょう。
こまめな連絡が必須
近距離での婚活以上に、相手と連絡を取り合う時間を確保しなければいけません。連絡を取り合わないと繋がりがなくなり、関係が自然消滅してしまうことも。あまりデートができず、気持ちも伝わりにくいため、交際中はこまめなコミュニケーションが必要です。
会うための交通費が高い
遠距離カップルのデートには新幹線・飛行機を使う長距離移動や宿泊が必須で、出費がかさみます。デート代にプラスして交通費や宿泊費が必要なので、1回あたりのデートにかかるお金は高額になりがちです。
結婚の貯金と準備が難しい
婚活中は並行して結婚用の貯金もしなければいけませんが、遠距離は出費が多く、結婚準備のための貯金を難しく感じる人も多いでしょう。会える機会の少ない遠距離交際カップルのデートはちょっと贅沢なプランを練ることも多いので、交通費だけでなくデート代もかさんでいくようです。
周囲からの意見で結婚が遅れやすい
親や友人からネガティブな意見が出やすく、結婚までの流れにブレーキがかかることが少なくありません。周りの人は相手が見えないため、不安に思い、時間をかけて知り合った方がいいのではと感じるのでしょう。
2.遠距離の人と婚活するメリット
遠距離婚活を始めるのは不安で少し勇気がいりますが、通常の婚活とは違った「良さ」もあります。遠距離婚活だからこそのメリットを見てみましょう。
新鮮な出会いがある
住んでいる地域によって考え方や習慣に違いがあるため、これまでの出会いとは一味違う新鮮さがあります。今まで良い人に巡り合えなかった人も、エリアが広がることで理想に近い相手と出会える可能性が生まれるでしょう。
移住や夢を叶えるきっかけになる
いつか住んでみたい地域や、農家、漁師、酪農など憧れのライフスタイルがある場合、遠距離の人との婚活はその夢を叶えるきっかけにもできます。独り身での移住計画はハードルが高いですが、結婚という形での移住だと知らない土地や新しい環境での生活に踏み切りやすいはずです。
お互いの時間を大切に婚活できる
遠距離だと会う頻度が少なくなるため、自分の時間を大切にしながら婚活を進められます。会えない期間が長いと不安!という方も多いですが、結婚までお互いやりたいことに集中できますし、結婚相手として合っているか冷静に判断するきっかけにもなるでしょう。
会えた時の喜びが大きい
長く会えない分、会えた時の喜びは大きいものです。遠距離カップルにとってデートは「気軽にできるもの」ではなく、時間や費用をかけて行う「貴重な時間」。デートに対するモチベーションや思い入れも高まるため、気持ちが盛り上がります。
遠距離交際で強い信頼と絆が生まれる
不安の多い遠距離恋愛は、交際期間中にいくつもの壁にぶつかります。その障害を1つ1つ一緒に乗り越えていくことで2人の間には強い絆が生まれるでしょう。絆と信頼が深まるほど、「もし結婚後に何かあっても、この人となら大丈夫」という確信が強まります。
3.遠距離婚活の不安を解消する交際方法
遠距離婚活の魅力はわかったけど、どうしても不安がぬぐえない。。という人もいるのでは?そこで、遠距離婚活の不安を解消する交際方法をご紹介します!
毎日連絡する
ちょっとしたメッセージでもいいので、毎日連絡しましょう。週末や夜などお互いゆっくり時間を取れるタイミングでビデオ通話するのもおすすめです。
相手がマメじゃないタイプで不安!という場合でも落ち込まず、素直に連絡できない理由を聞いてみましょう。「忙しい」なら「2日に1回でいいからメッセージが欲しい」、「自分から連絡するのが苦手」なら「じゃあ私から連絡するようにするね」と相手に合わせた連絡ルールを提案すると、お互いの負担を軽くできます。
会える時間を大切にする
近距離での恋愛より、直接会って過ごす時間を大切にしてください。デートはできるだけ月1回行い、ドタキャンも極力避けましょう。
久しぶりに会う時も、お互いに心配事が残らないように自分の気持ちを伝えることが大切です。言葉で表現するだけでなく、めいっぱいおしゃれをする、ちょっとしたプレゼントを準備するといったことでも「あなたに会えて嬉しい」という気持ちが伝わります。
デート中は2人で写真をたくさん撮ると、会えない不安な時間に楽しい思い出を振り返ることができますよ。
1人に負担が偏らないようにする
順番に会いに行く、二人の中間地点で会うなど、遠距離婚活にともなう負担は片方だけに偏らないようにする配慮が必要です。どちらかに負担が偏ると経済的な不安も生まれますし、「自分はよく会いに行くのに、こっちに来てくれないなんて気遣いできない人なのかな?」と懸念されてしまいます。
相手が進んで自分の居住エリアに遊びに来てくれる場合でも、交通費を払ってあげるなどの配慮をするようにしましょう。
相手を思いやる
思いやりのある言動を意識しましょう。会えないと些細なことがきっかけで誤解やケンカを招きがちです。不必要に異性の話をすると、相手に不安な気持ちを抱かせるかもしれません。過度な要求や束縛にも注意しましょう。
信頼や愛情を言葉に出して伝える
愛情や感謝の気持ちは言葉にして伝えると、お互いに対する信頼を深められます。「ありがとう」「会えて嬉しかった」「楽しかったね」とポジティブな感情は口に出すよう意識しましょう。会えない時間が長くなっても、その一言で不安を乗り越えられます。
他のカップルと比較しない
寂しいと周りの恋愛が気になってしまいがちですが、他のカップルと比べて落ち込むのはやめましょう。比較すると遠距離婚活のネガティブな面ばかりに注目してしまいます。
それでも幸せそうなカップルに目が行ってしまう場合は、婚活相手に不安な気持ちを話すのがおすすめです。もし、相手から相談を受けたときは、優しい言葉をかけて支えてあげましょう。
自分を磨く
会えない期間に自分磨きをすることも婚活の一部です。家事が苦手なら料理の練習をしたり、新たな趣味や資格の勉強などを始めたりするのもいいでしょう。
不安で寂しい思いをつのらせているよりも、充実感に満ちた顔をしている方が素敵です。次に会うときには魅力が増し、あなたへの好感度がさらにアップするかもしれませんよ。
結婚までの交際期間やタイミングを決めておく
遠距離交際の期間や結婚のタイミングを決めておくことをおすすめします。〇カ月後に交際を続けるか決めよう、昇進が決まったら結婚しようといった約束があれば、不安な日々の中でも頑張れるはずです。
4.遠距離の婚活には向かないタイプ
遠距離婚活では、めったに会えない分関係を維持するための努力が求められるので、向き不向きがあります。以下のようなタイプの方は遠距離婚活にあまり向いていないかもしれません。
・浮気が心配
・交際相手に依存しやすい
・ダラダラと相手に付き合ってしまう
・気持ちを伝えるのが苦手
・マメな連絡ができない
・自分の時間を楽しめない
遠距離婚活は、お互いに自立しつつ、信頼し合えるように気持ちを積極的に伝えることが大事です。また、気持ちのすれ違いを感じたらすっぱりと関係を終わらせ、次に行く決断力も求められます。
遠距離婚活に向かないタイプの方は、交際自体にストレスを感じたり、喧嘩が絶えなかったりしがちです。婚活相手と出会ってから後悔しないよう、活動する前に、自分が遠距離に向いているタイプかじっくり考えてみましょう。
5.まとめ
遠距離の人との婚活は、新鮮な出会いを増やし、新たな土地で憧れのライフスタイルを叶えるきっかけになります。また婚活中でも自分の時間を大事にしながら絆を強められるため、お互いを信頼して自立した良い関係を築けます。
ただし頻繁に会えない分、気持ちのすれ違いが起きやすいため、こまめなコミュニケーションや相手への思いやり、気持ちの言語化など不安要素を取り除くための努力が求められます。
残念ながら、交際相手に依存しがちな人、1人の時間を楽しめない人は不安を払しょくする努力をしても交際にストレスが溜まり勝ち。婚活を始める前に、自分は遠距離に向いているのか考えてみてくださいね。
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