婚活の同時進行とは「正式な交際相手がいない状態で、複数人と仮交際やデートをすること」です。
「複数人と連絡を取ってもいいのかな?」と気になる方もいるかもしれませんが、結婚相談所でも婚活中の同時進行は基本的に良しとしており、仮交際中に多くの人と出会うことがスピーディーに進めるポイントとなっています。
この記事では、同時進行で婚活を進めるメリットや注意点をご紹介します。
「自分が婚活相手から同時進行でキープされている…!」と感じたら、この記事を参考にしてください。
≫婚活相手にキープされやすい人の特徴とキープから卒業する方法
目次
1.婚活中に同時進行する5つのメリット
結婚相談所のシステムでは、交際は仮交際と真剣交際の2つの段階があり、仮交際の時点での同時進行は問題ありません。
まずは、婚活市場において複数の異性と同時交際をすることで得られるメリットを把握していきましょう。
婚活をスピーディーに進められる
複数の異性と同時進行するメリットは、短期間で多くの人と出会うことができ、よりスピーディーに婚活を進められることです。
時間がかかるとその分年齢も上がり、お金もかかってしまいます。1人ずつ会ってみてダメなら次という進め方では、時間がいくらあっても足りません。
恋愛偏差値を上げられる
これまでお付き合いした経験がなくても、たくさんの異性とデートを重ねることで、恋愛偏差値向上につなげることができます。
婚活と恋愛はイコールではありませんが、異性に対する話し方や接し方は最低限身につけておきたいところ。異性の心理を勉強することにもなるため、今後の真剣交際や結婚に役立てるかもしれません。
心にゆとりが生まれる
同時進行している場合、もし相手から断られてしまっても「ほかにも素敵な人がいる!」と心に余裕ができ、次の行動につなげることができます。
反対に「この人!」としぼって仮交際をしていると、精神的ダメージも大きくなるでしょう。婚活が振り出しに戻ってしまい、なかなか気持ちを切り替えることができない人もいるはずです。
結婚相手に求める条件を決めやすい
同時進行するということは、同時期にいろいろなタイプの異性とデートをすることになります。複数を同時に比べることができるため、こんな人がいい!という結婚相手に対する条件やポイントがより明確になるはずです。
もしかすると、「好みだと思っている相手」と「一緒にいて居心地がいい相手」は異なるかもしれません。実際の人となりはプロフィールだけでは判断できないため、自分が異性に求めているものを探る時間も大切です。
相手をゆさぶれる
仮交際は同時進行が可能なため、相手にほかに会っている人がいることを伝えても問題ありません。伝えることで、もしかすると「誰かに取られないように早めに行動しなきゃ!」と危機感を持って積極的に行動してくれる可能性もあります。
ただし、相手が控えめなタイプの場合、「どうせ選んでもらえない」と引かれてしまうことも考えられるため、ゆさぶりをかけるべき相手かどうかは慎重に見極めましょう。
2.複数の異性と同時交際するデメリット
同時進行での交際はメリットも多いですが、いくつかデメリットもあります。同時進行で婚活を進めるその前に、どんな点をデメリットと感じる人が多いのか、詳しく把握していきましょう。
体力的にしんどい
仕事終わりや休日にたくさんの人と会う時間をやりくりして、食事をして…を繰り返していると、どうしても疲れてしまいます。初対面の人と会うとなるとなおさらです。
自分の時間が少なくなってしまい、ほかのことに割く時間ややる気を奪われてしまう可能性もあります。この期間は婚活優先と割り切る必要があるかもしれません。
出会った人の特徴を忘れてしまう
同時に複数人とデートしていると、誰が誰か分からなくなってしまうこともあるでしょう。同じ相手に同じ質問をしてしまったり、LINEを間違えて送ってしまったり、名前を間違えてしまったりすると、相手への印象も悪くなってしまいます。
デートが終わるごとにデートの場所やその日の自分の服装、話した内容などをメモするなどして、きちんと整理しておきましょう。
お金がかかる
仮交際する人数が増えるほど交通費や飲食代などのお金がかかります。1回ごとの出費は小さくても、回数がかさむとその分出費もかさんでしまうでしょう。
婚活するにあたって多少のコストはやむなしですが、出費がきつくなるようなら同時進行の人数を減らすなどして、無理のない程度に抑えるようにしてください。
真剣交際相手を選んで他の人を断る勇気が必要
仮交際の次の段階である本交際に進む際、ほかの人と関係が続いているとトラブルのもとになってしまうため、速やかにやめなくてはなりません。
お断りはするのもされるのも精神的にダメージがあり、苦手な人も多いはずです。同時交際はいずれお断りする場面があることを視野に入れつつ、きちんと断る勇気を持つことも大切になります。
3.仮交際を同時進行するなら気をつけたい注意点
婚活中の同時進行をうまく進めていくためには、注意点を押さえたテクニックが重要となります。同時進行で気をつけておきたいポイントをまとめました。
同時に付き合う人数と期間を決める
たくさんの人と出会いたいと焦る気持ちも分かりますが、同時進行する人数は多くても5人までに抑えておくのがベストです。1人1人をしっかり見極められる自分の許容人数に合わせて調節してください。
長過ぎる仮交際も時間のムダなので、1人にしぼる期間や会う回数を事前に決めておくのがおすすめです。1カ月程度、1人3回程度を目安にして、そこで進展がないなら諦めるなど、リミットを決めておくとスムーズです。
相手との距離感をたもつ
仮交際はあくまでも仮の期間であるため、相手に踏み込み過ぎず自分の情報も必要以上に見せ過ぎない、適度な距離感をたもつ必要があります。
大切なのは、相手と自分の相性の良し悪しを図ること。ボディタッチなどもできるだけ避けておきましょう。
休日を意識してつくる
休みの日をすべて婚活にあててしまうと、途中でどうしても息切れしてしまいます。月に何日かは予定を入れない日を確保しておき、リラックスや気分転換、自分磨きの時間に充てましょう。
休日を意識的につくっておくことで、婚活疲れを回避し、心の余裕を持つことにもつながるはずです。
真剣交際に進んだら1人にしぼる
当然のことではありますが、本交際になっても同時進行していると、それは浮気になってしまいます。仮交際で相性の良い相手を見つけたら、本交際したいことをきちんと伝えましょう。
OKがもらえたら他の人はきちんと断る誠実な行動が、信頼を得る第一歩です。
4.真剣交際に進んだら1人にしぼる
当然のことではありますが、真剣交際になっても同時進行していると、それは浮気になってしまいます。仮交際で相性の良い相手を見つけたら、真剣交際したいことをきちんと伝えましょう。
OKがもらえたら他の人はきちんと断る誠実な行動が、信頼を得る第一歩です。
価値観やライフプランが合うか
結婚するとなると、重要なのは金銭感覚や休日の過ごし方、食の好み、笑いのツボ、家族との距離感などといった価値観が合うかどうかです。
また、お互いの仕事や子どもに対する希望、住む場所など、ライフプランが合うかで選ぶのもいいでしょう。
結婚生活は何十年と続いていくため、価値観やライフプランが合っていないと苦労することにもなりかねません。完全に合う人はそういないので、ある程度すり合わせができるかどうかも確認しておきましょう。
一緒にいる自分を好きになれるか
相手と一緒にいる自分を好きになれるかということも大切なポイントです。
相手に合わせて無理をしている、背伸びをしているというような状態では、お付き合いの段階はまだしも、結婚生活となるとストレスの一因になるかもしれません。
無理をしない等身大の自分でいられる相手なら、一緒に生活することも苦にならないはずです。
自分の直感を信じる
最後は「なんとなくいいな」という、自分の直感を信じてみるのもいいでしょう。人間の直感は90%近い確率で当たるとされており、良い結果につながりやすい傾向にあります。
「条件はバッチリだけどなんだか気が進まない」という相手は、本交際の候補から外した方がいいかもしれません。
婚活をしていると頭で考えるクセがついてしまい、自分の気持ちが分からなくなる人も少なくありませんが、心のままに行動することも大切です。
真剣交際に進むには申し込むタイミングが大切です。次の記事を参考にしてください。
4.まとめ
婚活では同時進行OKとされています。できるだけ早く結果を出すためには、正式なお付き合い前に複数の異性とデートを重ねて可能性を広げることが有効です。
複数人と同時に出会うことで相性の良い相手について考えるきっかけにもなります。また、1人に絞り込む際もほかの人と比べることで見極めやすくなります。
限られた時間を有効活用するためにも、同時進行を活用し、素敵な相手と巡り合う可能性を広げてみてはいかがでしょうか。
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