今回は、付き合う前のデートで割り勘にすべきなのか?奢るべきなのか?といった、男女の支払い事情をご紹介します。
賛否が分かれるデートのお会計事情。相手に単刀直入には聞きづらく、なんとなくその場の雰囲気にまかせているという人も多いことでしょう。
付き合う前のデートで気まずい雰囲気にならないためにも、一般的な支払い事情を確認しておきましょう。
目次
1.付き合う前のデートはおごりたい?おごられたい?割り勘がいい?
付き合う前のデートでは、お会計を割り勘にするかどうかで気まずさを味わうことがあります。男女の本音を探るべく、2021年11月にマッチングアプリ大学が20~40代の男女を対象に行った調査をみていきましょう。
「初デートでの飲食代の支払いはどうしたい?」という問いに対し、男性の48.5%が「全額おごりたい」、23.8%が「自分が多めに出したい」と回答。割り勘派は16.8%と少数でした。
一方、女性は「割り勘にしたい」が40.5%と最も多く、次いで28.6%で「相手に全額おごってほしい」という結果が出ています。割り勘派の割合を年代別に見てみると、20代が最も多く、51.2%が割り勘を希望しています。
付き合う前のデートでは、「おごりたい男性」と「割り勘にしたい女性」の組み合わせが多いことが分かります。相手の気持ちを察しながらお財布を出す気遣いが大切ですね。
2.付き合う前のデートで割り勘にするメリット
おごりたい男性が全体の半数以上を占めるといっても、付き合う前のデートは割り勘にするのが賢明かもしれません。割り勘のメリットをご紹介しましょう。
女性から割り勘を申し出ると男性は好印象をもつ
女性側から割り勘の申し出があると好印象を抱くという男性も多いため、女性はおごられるよりも割り勘を申し出るほうが、メリットが大きいといえるでしょう。
男性はおごりたいと考える一方で、相手の金銭感覚がきちんとしているかを確認したいという人も少なくありません。女性からの割り勘の申し出は、金銭感覚にズレがないことをアピールできます。
男性の負担を気にかけられる、家計をきちんと管理できる女性だという印象にもつながっていきます。
付き合ったあとも対等な関係でいられる
将来にわたって男女が対等な関係を作るには、付き合う前のデートから割り勘にしておくのがおすすめです。
例えば、おごる・おごられるの関係が当たり前になってしまうと、結婚までたどり着いたとしても、その後の生活で上下関係が解消できずに長続きしない…といった残念な結果に至る場合もあります。
また、「男性だからおごる」「女性だからおごってもらう」という考え方自体が時代遅れだと感じる人も多いようです。
女性は比較的割り勘を持ちかけやすいですが、男性は割り勘に不安や抵抗がある人も少なくありません。対等な関係でいたい、無理なく長く一緒にいたい、という気持ちを相手に伝えて割り勘にするか、多めに出して残りを払ってもらうといいでしょう。
お金目当てではないと伝えられる
あえて割り勘にして、相手がどういう反応を取るか見るという人もいるようです。
お付き合いを真剣に考えている男性に多い傾向で、お金目当てではないか、自然体で付き合える相手かを確認しています。
割り勘で相手が嫌そうな顔をしたら、その時点で付き合えないと判断する人もいるため、付き合う前のデートのお会計は、女性も支払うつもりでいるほうが賢明でしょう。
常に予防線を張っておけば、相手の金銭感覚にまつわる地雷を踏む可能性も低くなります。
3.付き合う前のデートで割り勘にする3つの方法
付き合う前のデートでは「男性がおごるもの」という考えを持つ人が男女ともに少なくないのも事実です。スマートかつ円満に割り勘に持ち込むには、どうしたらいいでしょうか?3つの方法をご紹介します。
「一緒に払おう」と提案する
女性が割り勘にしたい場合、「自分も払うのが当たり前」と言わんばかりの素振りで「一緒に払おう」と言いながら伝票を手に取ると、気まずい空気になることなくスムーズに割り勘に持ち込めます。
男性がおごる習慣や体面を気にして「付き合う前だけどおごったほうがいいのかな…」、「割り勘なんてかっこ悪くて言えない…」と気にしていても、さりげなくフォローできる流れです。
また、「一緒に払おう!」は「割り勘」という言葉よりもやらしさがなくなるので、男性も割り勘を受け入れやすくなります。
「次のお店は出させてね」とその場は一旦おごってもらう
相手がおごりたいと考えている場合は、その気持ちを尊重して、男女問わず一旦おごってもらうのもひとつの方法です。
割り勘にしたい場合は、「次のお店は出させてね」など言葉を添えて、次回は自分が払いたいと申し出て、店ごとの割り勘を提案しましょう。
付き合う前のデートでは、お礼の気持ちや相手の年齢、立場などによって、どうしても支払いたい場合があるかもしれません。相手を立てるために、割り勘の申し出はタイミングをみて、無理に押し通さないのもマナーと覚えておきましょう。
端数だけおごってもらう
男性はおごりたいが、女性は割り勘にしたい場合、きっちり割らずに女性がやや少なめの金額で出すという手もあります。
例えば、お会計が6,500円だったときは、女性は3,000円出し、男性に残り3,500円を任せるといったように、端数分を任せます。男性の支払い額の方が多くなるので、おごりたい気持ちをないがしろにする心配もありません。
また、男性側は女性から割り勘の申し出があったら、その気持ちを尊重して「じゃあ2,000円だけお願い」など、お互いが納得できる金額を提案するのもおすすめです。
4.まとめ
付き合う前のデートのお会計は、「おごりたい男性」と「割り勘にしたい女性」の組み合わせになる確率が高く、一瞬気まずい空気が流れることもあります。
しかし、デートの支払いは、金銭感覚のチェックや対等な関係が築けるか見極める要素でもあるため、割り勘を選択するのがおすすめです。
ただし、相手の気持ちを尊重してスマートに割り勘を持ち掛けることが大切です。相手に合わせてケースバイケースで対応していきましょう。
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