年齢を重ねると、独身であることをネタにされて悔しい思いをする人も多いのではないでしょうか。「いい人いないの?」「結婚しないの?」といった軽いものでも悔しさが沸き上がりますよね。
そもそも悔しさを感じる理由は何なのか突き詰めて考えたことはありますか?原因を知ることで、悔しい思いから卒業する方法が見つかるかもしれません。
今回は、独身で悔しいと感じる原因と、悔しさから卒業する方法をご紹介します。友人や同僚、家族などから悔しい一言を言われたときの返し方もあわせてご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
目次
1.独身で悔しい思いをする瞬間
独身で悔しい思いをする瞬間はいろいろありますが、以下のようなときが多いのではないでしょうか?
- 結婚したいのにできない
- 友達がどんどん結婚していく
- 既婚者やバツイチからマウントを取られる
- 親からプレッシャーを受ける
- 職場でマリッジハラスメントを受ける
結婚したいと思っているのになかなかできないでいると、悔しい思いをする機会は多くなります。とくに自分と同じような境遇にいた友達が結婚すると、ひときわ悔しさが募りますよね。
既婚者から「結婚はいいよ」なんて言われるときも、マウントを取られたように感じてしまいます。親から「いつまで独身でいるつもりなの?」とプレッシャーをかけられたり、職場で「結婚して一人前」と言われたりすると、「好きで独身でいるんじゃないのに!」と悔しさを通り越してイライラすることもあるのでは?
でも、なかには結婚したいと思っていないのに悔しさを感じる人もいるようです。それにはどんな理由があるのでしょうか?
2.なぜ独身が悔しいと感じるの?
結婚したいと思っていないのに独身で悔しい気持ちになるのは、世間では結婚=「勝ち組」「幸せ」「愛されている証拠」といった刷り込みがあるためです。
今は価値観が多様化し、結婚だけが幸せではない、結婚しなくても幸せになれると考える人が増えました。その一方、結婚するのが当たり前で結婚してこそ一人前といった古い価値観のままでいる人も、まだまだ少なくありません。
そういった人たちと接すると、独身でいると「負け組」と見られているように感じてしまいますよね。いくら自分は結婚を望んでいない、自分は今のままで幸せだと訴えても、価値観が違う人には「負け惜しみ」に聞こえてしまいます。そのように思われること自体に反感を覚え、理解されない悲しみや「そうじゃないのに」という悔しさを感じてしまうのです。
3.悔しい思いから卒業する方法
結婚したいと思っている・いないに関わらず、感じてしまう悔しい思いから卒業する方法を見ていきましょう。
独身でいる覚悟をする
「なんとなく結婚はいやだ」「仕事が好き」などの理由で独身の場合、深層を探ってみると意外と本音では誰かと人生を過ごしたいと思っているケースが多いものです。
「令和2年度少子化社会に関する国際意識調査報告書」によると、独身でいる理由として「一生、結婚するつもりはないから」と答えた人はわずか8.1%しかいませんでした。少し厳しい表現になりますが、9割以上の人がひとりで生き抜く覚悟をせずに独身生活を送っていることが分かります。
自分は心から独身を望んでいるのか、今度どんな人生を望むのかを考え、本心から「一生独身がいい。自らの意思で独身を選んでいる」と思えれば、どんな状況でも自信を持てるようになるでしょう。
自己肯定感をあげる
独身でいる人のなかには、「誰にも愛されなかった」「行き遅れた」といった独身者の世間のイメージを自分自身に刷り込んでしまっているようです。そういった人は自己肯定感が低くなっているので、まずはありのままの自分を自分自身が認めてあげましょう。
「自分は結婚できないダメな人間」「本当は結婚だってできるはずなのに」と卑下することなく、自分はありのままで素晴らしい人間だと思うことが大切です。
積極的に婚活をする
本心を見つめ直した結果、本音では結婚したいと思っているとわかったときには、積極的に婚活するのがおすすめです。
30代を過ぎると周囲の良い人はたいてい結婚していて、相手を見つけるのが難しくなります。そのため本気で結婚したいと考えるなら、婚活サービスを活用してこれまでにない出会いのチャンスを自らつかむ必要があります。
なかでも結婚相談所は、登録するのに身分証明がいる、一定の会費が必要など入会へのハードルが高いので、結婚に対して真剣な人が多いのが特徴です。本気で婚活を検討するなら、結婚相談所を利用するといいでしょう。
4.友人や同僚・家族からの悔しい一言への返し方
友人や同僚、家族などから悔しい一言を言われたときには、どう返すといいのか分からず困っている人もいるのではないでしょうか?最後に、結婚マウントを取られたり、結婚へのプレッシャーをかけられたりしたときの、うまい返し方を紹介します!
同調してスルーする
もっとも波風が立たない方法は「そうだね」「縁があればそのうち」「善処します」など、軽い返事で相手の話を聞き流すことです。
相手は自分の意見を言いたいだけで、こちらの人生に責任を持ってくれるわけではありません。まともに相手をする時間がもったいないと割り切って、軽く同調して相手を満足させ、あとはスルーしてしまいましょう。
ハラスメントだと伝える
職場なら軽いノリで「それはハラスメントですよ」と返すのもおすすめです。独身者に対しての「まだ結婚しないの?」「結婚してない人は一人前とは認められない」といった言動は、マリハラやソロハラと呼ばれて立派な犯罪です。
昨今多くの職場はハラスメントには敏感になっており、たいていはハラスメントと告げるだけで収まります。直接言えない場合には、関連書籍を自分のデスクの上に置いておくと、さりげなくアピールできるでしょう。
自分の価値観をアピールする
周囲の言動があまりにひどくてガマンできず、もう終わりにしてほしい場合には、「結婚より仕事が好きなんです」「結婚が人生のすべてとは思っていません」と自分の価値観をキッパリと伝えるのもおすすめです。
あれこれ口を出す人には悪意がないことも多く、むしろ好意的におせっかいを焼いているケースが少なくありません。そういった人には、自分の価値観を知ってもらったほうが、理解を得られる可能性があります。もしかしたら、今後味方になってくれるかもしれません。
親からのプレッシャーは流すのが得策
親から「あなたが結婚するまで死ねない」「早く孫の顔が見たい」とプレッシャーをかけられているケースでは、真剣に取り合わずにとにかく軽く流してしまうのが最良の策です。
<例>
親「このまま独身なんて心配」
自分「そうなんだよね、私も心配〜」
親「孫の顔が見たい」
自分「どうせ私と同じ顔だよ」
親「いい人いないの?」
自分「お金持ちのイケメンがいたら紹介してよ」
毎回こんな風に軽く流し続けて、親のやる気をそいでしまいましょう。
5.まとめ
結婚したくてもできない人も、結婚したくないと思っている人も、他人から独身でいることにあれこれ口を出されると「マウントを取られた」「自分のことを理解してもらえない」と悔しい思いをしてしまうものです。
誰から何を言われても悔しい思いをしないためには、「自分が望んで独身でいる」との強い意志を持つ、結婚していなくても自分は最高の人間だと自己肯定感を上げるのが効果的です。しかし本音では結婚したいと思っているなら、積極的に婚活してみてはいかがでしょうか?
ただし30代を過ぎると周りの良い人は既婚者が多くなるので、本気で婚活するのであれば、真剣に結婚を考えている人ばかりが集まる結婚相談所を活用するのがおすすめですよ!
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