年収が300万円前後だと、仕事にプライドを持って働いていても、夫として家庭を支える自信がない。あるいは、婚活しても結果が出せないのではと不安を抱える男性もいるかもしれません。
確かに年収の高さは婚活に有利に働きますが、低いからといって結婚できないわけではありません。意外にも、最近の女性は結婚相手にそこまでの経済力を求めておらず、それ以外の条件を重視する傾向にあるのです。
今回は、年収300万円の男性でも結婚できる理由や、経済力以外の魅力、婚活する際のポイントについて解説します。
目次
1.年収300万円の男性も結婚できる
2020年9月~2021年8月に、転職・求人サービスを提供しているdodaが行った調査によると、20代男性の平均年収は363万円でした。年齢が低いほど平均年収も下がる傾向があるので、年収300万円は収入が少ない部類に入ります。
低年収なら婚活もうまくいかないのでは…?と悩む男性もいるのではないでしょうか。確かに「男性は年収が高いほど婚活で有利」というのが定石ですが、実は年収300万円台なら結婚の可能性は十分にあるのです。
内閣府の「2019年度版少子化社会対策白書」によると、20代女性が結婚相手に求める理想の年収は、年収300万円台が15.7%となっています。これは400万円台19.7%に次ぐ、第2位の数字です。つまり年収300万円台の男性は、女性から結婚相手として魅力的な相手だと考えられているのです。
また、結婚式場の口コミサイトを運営する株式会社ウエディングパークが行った調査によると、女性が結婚相手に求める条件は、以下のようなランキングになっています。
1位 思いやり・優しさ
2位 自然体でいられる
3位 価値観や性格が合う
4位 一緒にいて楽しい
5位 経済力
このように、結婚に大切なのは思いやりや優しさなどの性格や人柄、自然体でいられる相性の良さだと考える女性が多く、経済力はあまり影響しないと分かります。現代では女性が働くのは当たり前。さらにコロナ禍による環境の変化を背景に、価値観は大きく変化しつつあります。
2.低年収でも結婚できる男性の5条件
女性が結婚相手に求めているのは、経済力だけではありません。それでは低年収であっても、どのような条件が満たせれば、結婚できるのでしょうか。5つにまとめて紹介します。
思いやりがある性格
苦しいときでもお互いに支え合えるような、思いやりのある性格が、婚活でモテる第一条件です。結婚すると長い時間を結婚相手と過ごすことになります。居心地の良い家庭を築くためには、相手への思いやりが欠かせません。
最近では結婚後も働き続けたい女性が多く、男性も共働きを希望するケースが多くなっています。婚活中も、家事や子育てを女性任せにしないことを示すと女性に好印象を与えられます。
見た目に気を遣っている
婚活では、清潔感やTPOをわきまえた服装、身だしなみがとても大切です。プロフィール写真やお見合いでは見た目が与える印象が大きな影響を与えます。
高価なブランドを身につける必要はなく、プチプラアイテムでも洗濯をしてアイロンをかけて身につける、体に合ったサイズを選ぶだけでも好印象になります。他にも、ヘアセットや髭剃りなどの身だしなみチェックも忘れないようにしてくださいね。
仕事を頑張っている
たとえ年収が低くても、その仕事にプライドややり甲斐を持って取り組んでいる男性を、女性は格好良く感じるものです。逆に仕事の愚痴ばかりを言ったり、適当にこなすだけだったりすると幻滅させてしまいます。
仕事を気分次第で休む、一つの職場に長く勤められないなど、勤務の様子に問題がある場合には、結婚相手として難ありと判断される可能性もあります。この機会に勤務態度を見直してみることがおすすめです。
伸びしろや安定感がある職業
注目されている業界・業種や、経験次第で後に高い年収が見込める技術職、あるいは公務員などで老後まで安定が見込める職業の場合は、現在の年収を気にしない女性が多いです。
男性自身も、今後の伸びしろについて女性に説得力のある説明ができるようにしておくと、アピールポイントになりますよ。
貯金がたくさんある
年収が少なくてもきちんと貯金をしている男性は、金銭感覚がしっかりしていると女性に高評価が得られます。
逆に年収がどれだけ高くても、貯金のない男性は、計画性のなさや私生活のだらしなさを疑われてしまいます。両者を比べたとき、女性は地に足の着いた生活を共に送れるであろう、貯蓄のできる男性を選ぶでしょう。
3.年収300万円の男性が婚活するときのポイント
次に年収300万円の男性が、婚活を始める際に念頭に置いておきたいポイントを5つ紹介します。
仕事が好きな女性を選ぶ
2014年に厚生労働省が行った「結婚・家族形成に関する意識調査」では、結婚生活に必要な夫婦の年収は「平均490.3万円」という結果が出ています。
もし男性の年収が300万円なら、年収200万円程度稼ぐ女性と結婚すれば、結婚しても不自由なく生活が送れますね。冒頭で紹介したdodaのデータによると、20代女性の平均年収は317万円なので、年収200万円以上稼ぐ女性と出会うのは、そう難しくなさそうです。
仕事への熱意と将来性をアピールする
仕事へのやり甲斐や誇りがあって、日々熱心に働いているのであれば、たとえ収入が少なくても女性から好感を持ってもらえます。
婚活相手に仕事の魅力や将来性などを、分かりやすく伝えられるようにしておきましょう。女性はその話しぶりから、そんなにプライドを持って働いているなら一緒に頑張りたいと判断してくれるはずです。
地方での結婚生活も視野に入れる
都心で結婚生活を送ると、家賃や食費、交際費など、何かとお金がかかります。しかし地方であれば、年収300万円あれば十分に暮らしていけます。
実際、IBJが発表した2020年成婚白書の結婚相手の理想年収を地域別でみると、都会より地方の方が低い傾向にあります。結婚後は郊外や地方に移り住めば、都心よりも良い生活ができ、節約をすれば貯金もできるでしょう。
貯金があることを伝える
低年収であっても、ある程度の貯蓄があれば高評価につながります。独身時代にコツコツと築いた資産があるのなら、アピールしておかない手はありません。
貯蓄そのものだけではなく、金銭感覚の堅実さや計画性についても伝えると、相手の女性に好印象を与えられますよ。
自分に合った結婚相談所を選ぶ
結婚相談所で婚活を始めてみるのもおすすめです。相談所では入会費や活動費にある程度のコストがかかりますが、女性も同じく高い会費を払って入会しているので遊び目的の人がほぼいません。
また、年収をカウンセラーに伝えた上で婚活を進めていくので、「年収300万円の男性でもOK」という女性とだけマッチングしてもらえます。お金がかかる分サポートが手厚いので、無駄な出会いがなく短期間で成果が出せて、結果的にお得なことも多いのです。
結婚相談所を検討する時は、自分と同じ年収や年齢、職業などの男性を成婚させた実績豊富なところを選ぶと良いでしょう。
4.婚活が不安なときは結婚相談所の無料カウンセリングがおすすめ
年収300万円の男性の婚活には不安がつきものです。女性からの評価や婚活費用、結婚後の生活などが心配で踏み出せない場合、まずは結婚相談所の無料カウンセリングに参加してみませんか?
結婚に関する経済的な不安を解消できる上、その相談所の予算感やコーディネーターとの相性も知ることができます。複数の相談所で無料カウンセリングを受けて、それぞれの料金プランやサポート体制を比較検討してみても良いですね。
5.まとめ
男性で年収300万円というのは、世間的に低い部類に入りますが、結婚できないわけではありません。最近では結婚後の共働きが一般的になってきているので、男性に経済力を求めない女性も増えてきています。
その代わりに男性に求められるのが、思いやりや仕事への頑張りなどの内面。外見は清潔感や身だしなみでフォローできます。また、職業の安定性や伸び代、貯蓄なども低年収をカバーする魅力となるようです。
婚活を始めるなら、これらのポイントを相手にうまくアピールしましょう。低年収の男性でも成婚実績のある結婚相談所を探し、年収300万円の男性でもOKな女性とマッチングしてもらうことがおすすめです。
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