「ねぇねぇ、この前、気になる人から遊びに誘われたんだよね…」

「えっ！それってデートじゃん！よかったね！」

「でも、付き合ってないし、向こうはただの友達だと思ってるかもしれないし…」

上記のようなやりとりは、普段生活をしていてよく見られるものですが、「付き合っている2人が遊びに行くこと」がデートなのか、それとも「付き合っているかに関わらず2人で遊びに行くこと」もデートなのか、など、デートの定義について疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、そのような方に向けて、デートの定義、男女別のデートと遊びの見分け方、付き合う前のデートの回数別の意味と成功ポイント、付き合う前の脈あり場合のデートスポットについて解説していきます。

 

1.デートの定義

広辞苑で「デート」の定義について調べてみたところ、「日時や場所を定めて異性と会うこと」と書かれています。

また、他の辞書的な定義を調べると、「恋慕う相手と日時を定めて会うこと」「交際中又はお互いに恋愛的な展開を期待していて、日時や場所を決めてあうこと」とされていました。

辞書的な定義では、「日時や場所を決めて会うこと」「恋愛的な展開の可能性があること」がデートの要素であることがわかりますね。

では、辞書的なデートの定義を押さえつつ、世間的なデートの定義について調べていきましょう。

 

1.1.異性と二人で出かけること

相手に対して恋愛感情を持っているかどうかは関係なく、「異性と二人で出かけること」をデートの定義とする人がいます。

プライベートな時間を異性と共有すること自体が特別だから、ただのお出かけではなく、「デート」だと定義するのは共感できるかもしれませんね。

また意外なことに、同性同士でも二人で出かけることをデートの定義とする場合もあるようで、こういった人は、「お互いの目的が合致して出かけること」に特別な意味を見出しているようです。

 

1.2.関係を発展させたい人と出かけること

上記とは異なり、関係を発展させたい人と出かけることをデートの定義とする意見もあります。このような場合、異性二人でお出かけしたとしても、お互いに関係を発展させる意思がない場合、デートではなくただのお出かけ、遊びと考えるようです。

両思いでなくとも、一方が関係を発展させたいと思っている場合も、一方が関係を発展させたいと考えているため、それはデートとしているようです。

 

1.3.付き合っている二人が出かけること

付き合っている二人が出かけることをデートと定義する人もいるようです。

恋人同士のお出かけ＝デートと捉えているので、付き合っていない二人が出かけても、ただの遊び、お出かけと表現している人もいるようですよ。

 

2.【男女別】デートだと考えている場合の見分け方

ここからはデートだと考えている場合の見分け方を男女別に紹介していきます。

 

2.1.男性がデートだと考えている時の見分け方

男性とお出かけしたけど、これはデートなの？と思うこともあるでしょう。そんな方のために、男性がデートだと考えている時の見分け方を解説します。

 

2.1.1.プランがしっかりしている

男性が、おでかけを「デート」と考えている場合、プランをしっかり立てて、お相手にかっこいいところを見せたいと思うものです。

例えば、目的地に行って何をするかや、どこでご飯を食べるのか、どのように時間をゆっくり過ごすのか等のプランがしっかりしていれば、男性はスマートな側面をアピールすることができますよね。

しっかりとしたプランを立てるにはある程度の労力がかかるものなので、お出かけのプランがしっかりしていた場合は、「一定の労力をかけてでもよく思われたい」という男性の気持ちがよく現れていると言えるので、デートだと思っている可能性が高いですよ。

 

2.1.2.お店の予約がしてある

上記の「プランがしっかりしている」とよく似ていますが、お店の予約がしてある場合も男性がイメージしている「デート」と言えるでしょう。

レストランやカフェなどのお店に入店する際、予約していないがために、入り口でもたついてしまうような姿を見せてしまったらかっこ悪いですよね。そのようなことを防ぐために、男性はデートでいいところを見せるためにお店の予約を事前に済ませておきます。

また、男性の心理的に、予約が済んでいることをあえて隠してお店に連れていくことで、さりげないかっこよさを演出したい場合もあり、その場合デートかどうか判断することが難しいこともあるかもしれませんが、男性が入店前に店員さんに何か話しかけていないかどうか、注目しておくことで、男性からの好意を確かめられるかもしれません。

 

2.1.3.奢ってくれる

男性がデートだと思っている場合、できるだけお相手に「素敵な人だったな」と思われたいものです。

そのため、男性がデート代を奢ってくれた場合、「経済的に余裕のある自分を演出したい」という気持ちや、「金銭的な面でお相手に負担をかけず、思いっきり楽しんでほしい」という気遣いの気持ちが現れていると言えるでしょう。

また、男性の心理的に、ただの友達や興味のない異性に対して、奢って格好つけるようなことはあまりありません。デートをしてみて、男性が奢ってくれないような場合は、残念ですが、ただの友達と思われている可能性が高いかもしれません。

 

2.1.4.次の予定を取り付ける

二人で時間を過ごした後に、男性から次の予定を取り付けてくるようであれば、お相手は男性から好意を持たれていると言えるでしょう。

次の予定をわざわざ取り付けるということは、お相手と過ごした時間が楽しかった、もっと一緒にいたいということです。一回のお出かけで終わるのではなく、2回目以降があるということは紛れもなく「デート」と言えますよ。

 

2.2.女性がデートだと考えている時の見分け方

 

2.2.1.メイクと服装に気合いが入っている

メイクと服装が普段よりも気合いが入っている場合、「デート」と考えているでしょう。

女性は男性に比べ美意識が強いため、お出かけのお相手に好意を持っている場合、普段より自身を美しく見せようという心理が強く働きます。

また、メイクや服装に気合いを入れることで自分自身に自信を持つことができたり、自己肯定感を高めることができるため、気になるお相手とのデートで緊張してしまうのを防いだり、デートを最大限楽しむためという側面でも、女性がデートだと考えている判断材料にすることができます。

 

2.2.2.ボディタッチをしてくる

ボディタッチは二人の距離を縮める行動ですよね。女性は、お相手を友達と思っている場合、あえて距離をおくための振る舞いをするので、もしも女性から積極的にボディタッチをしてくるのであれば、好意を持たれている可能性が高いでしょう。

話が盛り上がった際にさりげなく肩に触れたり、ちょっかいを出すために軽く叩いたりするなど、好意があるかどうかわかりづらいボディタッチの場合、女性からの好意を確かめるのは難しいように感じると思います。

ただ、女性は距離をおきたいと考えている相手に対しボディタッチをすることはほとんどないため、二人でおでかけをしているときに女性からボディタッチがあれば「デート」、なければ友達としてのお出かけと考えることができます。

ただ、奥手な女性は好意を持っている場合でも、ボディタッチしてこないことも十分にあるため、お相手の性格も加味して判断すると良いでしょう。

 

2.2.3.恋バナをしたがる

女性が恋バナをしたがる場合、「デート」と考えている可能性が高いでしょう。

女性は付き合う前に、パートナーになるお相手をよく審査する傾向にあり、お相手の過去の恋愛について聞くことで自分にとって相応しいのか、関係を長期間続けていけるのかなどの評価を下すことがあります。

こうした評価対象に入るのは、興味がある、好意があるお相手に限られるため、女性から恋バナをしたがる場合、「デート」と考えられるでしょう。反対に、恋バナが話題に上がらない場合は、残酷ですが、そもそも興味がない、パートナーとして評価するまでもないと思われている可能性が高いと言えます。

また、女性が自分の恋バナをしたがる場合、自分について理解してもらいたい、お相手にとって自分がパートナーとして相応しいことを過去の恋愛を根拠にアピールしたい、という気持ちが現れていると言うこともできます。

恋愛市場において、男性よりも頻繁にアプローチされる女性にとって、興味のないお相手をあえて期待させるような理由はほとんどありませんし、恋バナは他の一般的な話題に比べ、センシティブな話題なので、好意のない相手に対して恋バナをしたがる女性はかなり限られます。

そのため、二人でおでかけをした際に、恋バナが話題に上がるようであれば、女性は「デート」と考えている可能性が非常に高いですよ。

 

2.2.4.よく目があい、声のトーンが上がっている

目が合う頻度や声のトーンの高さは、女性がデートと思っているかどうかを測るのに適しています。

女性とよく目が合うということは、女性がお相手に強い興味や関心を寄せていることや、信頼関係や親近感を築いていきたい気持ちの現れである可能性が高いです。

興味のないお相手をわざわざ何度もみる女性はいませんし、じっと見つめることもないでしょう。

また目がよくあうことの他に、声のトーンが上がっている場合も、女性から好意を持たれていると判断できるかもしれません。

女性は気になるお相手に対して、無意識に声のトーンが上がるもので、これは声を高くすることで女性的、魅力的な印象を与えることができるからです。そのため、声のトーンは、ただのおでかけか、デートかどうかのわかりやすい材料になりますよ。

 

2.2.5.スマホをほとんど使わない

スマホをチェックする頻度もまた、「デート」か「ただの遊び」かを判断する材料になります。

好意を寄せているお相手とおでかけする場合、スマホをいじるよりも、ただ二人でなんとなく時間を過ごしている方が楽しいものですよね。

また、スマホを使う頻度が高ければ、お相手に「楽しくないのかな」と思わせてしまい、関係発展の妨げになるリスクもあります。そのため、スマホのチェック時間を意識的に減らす女性も少なくありません。

以上の理由から、お出かけをしている時に、女性がスマホをほとんど使わない場合、お相手に好意を寄せている可能性が高いでしょう。

3.【男女別】遊びだと考えている時の見分け方

「遊び」とは、友達感覚で会うことを指します。また、本気で恋愛的に二人の将来を考えるのではなく、お金や体を最終的な目的として会っている場合も「遊び」ということができるでしょう。

遊びだと考えている時の見分け方を一緒に学び、デートなのか遊びなのか勘違いしないように注意していきましょう。

 

3.1.男性が遊びだと考えている時の見分け方

ここでは、男性が遊びだと考えている時の見分け方を紹介します。

 

3.1.1.集合時間が遅い

集合時間が夜からの場合、その日のうちに肉体関係を持ちたいと考えている場合があります。

もしも遅い時間の待ち合わせに同意してしまった場合、肉体関係を持つことを了承されたと思う男性もいる点には注意しましょう。

また、仕事などで忙しくて夜しか会えない場合は、「〜時には帰らなくちゃいけないんです」と明確な意思表示をしておくと良いですよ。

 

3.1.2.遅刻やドタキャンをする

一般的に遅刻やドタキャンは、相手に対して失礼な行為ですよね。

そのため、もしも男性が平気で遅刻やドタキャンをしてくる場合は、お相手を恋愛対象としておらず、最悪嫌われても構わないと思っている可能性が高いでしょう。

合流する時間があいまいな場合や、「行けたら行く」のような感覚で会う場合は、遊びの可能性が高いですよ。

 

3.1.3.何回も会っているのに、恋愛へ進展しない

何回も会っているのに恋愛へ進展しない場合、ただの友達と思われている可能性が高いでしょう。

一般的に男性は、3~5回二人きりで会っている異性に対して恋愛的な感情を持っている場合は、何かしらのアクションを起こします。

男性の中にも一定数かなり奥手な性格で、なかなかアクションを起こせない人もいますが、そうした男性は稀なため、恋愛へ進展する気配が全くない場合は友達だと思われている可能性が高いでしょう。

 

3.2.女性が遊びだと考えている時の見分け方

ここでは、女性が遊びだと考えている時の見分け方を紹介します。

 

3.2.1.「今は彼氏いらない」と口にする

女性は興味のない相手とずるずるとやりとりを続けたくないと考える傾向にあるため、「今は彼氏いらない」や「男友達もいらない」とハッキリ意思表示をすることがあります。

興味のある相手に対しては「今は彼氏いらない」とあえて口に出すことはほとんどないので、言われた場合は友達と思われているでしょう。

 

3.2.2.プライベートの話題を避ける

女性は警戒心が高く、興味のないお相手を信用することがあまりありません。

そのため、女性と話していて友達の話や恋愛の話などのプライベートな話題を回避しようと「〇〇さんとは最近会ってないからわかんないです」「恋愛に関してはあんまり話すことがないんですよね」と言われるのであれば、遊びだと考えられるでしょう。

 

3.2.3.自発的に連絡してこない

相手に興味を持っていない場合は、自発的に連絡しようとは思いませんよね。

女性から自発的に連絡が来ないのに、二人で遊びに行っている場合は、お相手に興味があるというよりは、ただ行き先に興味があるだけのこともあるでしょう。

 

4.付き合う前のデートについて〜親密度ごとの意味とは？〜

付き合う前のデートは回数によってその意味が異なります。ここでは、親密度ごとにその意味を紹介し、成功させるためのポイントも同時に紹介していきます。

 

4.1.初回デート

まずは初回デートについて解説していきます。

 

4.1.1.初回デートの意味

初回デートは、「お試し」の意味合いがかなり強いでしょう。主にお相手の人物像や信用できる人なのかなどを確認するために行われます。

 

4.1.2.初回デートを成功させるポイント

初回デートでは、お互いのことをよく知らない状態で会うことになるため、長時間デートは避けたほうが良いでしょう。

また、デートする時間帯はお相手を警戒させないためにも、日中デートが好ましく、カフェやランチデートがおすすめです。

初回デートは気合いが入ってしまいがちですが、自分のことを全部アピールしようとするとお相手は満足してしまい次のデートへの期待値が低くなってしまいます。そのため、初回デートでは、自分のことをアピールしすぎるのではなく「もっとあの人のこと知りたい」と気持ちが残るように余裕を持つことを心がけましょう。

 

4.2.二回目のデート

次に二回目のデートについて解説します。

 

4.2.1.二回目のデートの意味

二回目のデートに繋がっているということは、お互いに好印象だったということができます。

一回目のデートでは、お試しだったこともあり、お互い気を張っていることがあるので、二回目ではリラックスして、ありのままの自分を曝け出していく意味合いが強いでしょう。

そのため、二回目のデートの意味は、お互いに繕わず、より詳しくお相手のことを知っていくことと言えます。

 

4.2.2.二回目のデートを成功させるポイント

二回目のデートは、会話の内容にお互いの価値観や考え方、恋愛に関する話題を盛り込んでみると良いでしょう。

また、リラックスすることやありのままの自分を見せていくことも重要になりますが、相手に失礼な態度をとったり、プライベートな話に踏み込みすぎるのは、それとは別なので、その点にはよく気をつけましょう。

 

4.3.三回目以降のデート

最後に三回目以降のデートについて解説します。

 

4.3.1.三回目以降のデートの意味

三回目以降のデートでは、お互いの意思を確認する意味があります。

お互いに関係性を発展させていくのか、友達で留めておくのか、もしもどちらかに恋愛へ発展させる意思がないことが分かれば、時間を無駄にせずに済みます。

そのため、三回目のデートでは、自分はお相手をどう思っているのか、お相手はあなたをどう思っているのか、について話し合うタイミングと言えるでしょう。

 

4.3.2.三回目以降のデートを成功させるポイント

三回目以降のデートでも、ありのままの自分でお相手に接することが重要です。

これからずっと一緒にいたいと思う相手とずっと一緒にいるためには、素の自分を受け入れてもらう必要があり、仮に自分を繕って付き合うことができたとしても、その関係が終わるのは時間の問題です。

また、恋愛感情をお相手に持っていて、三回目以降もデートをしたいと思うのであれば、三回目のデートは自分の好意をお相手に伝えるタイミングだと言えるでしょう。

もしも自分の好意を打ち明けなければ、お相手は脈なしと捉えて次の出会いを求めていってしまうかもしれません。

悔いを残さないためにも、三回目のデートで自分の気持ちを素直に打ち明けることをおすすめします。

 

5.【付き合う前】脈アリの場合のデートスポット

脈ありの場合に行きたいデートスポットってありますよね。友達と行きたい場所ではなく、ここでは、脈アリの相手とのデートスポットについてピックアップしていきます。

5.1.高級なレストラン

脈ありの相手とは普段体験できない特別な体験をすることで、素敵な雰囲気を楽しみたいですよね。

高級なレストランは、おしゃれで落ち着いた雰囲気の特別な場所なので、そういった場所に案内されたのであれば、脈ありと言って良いでしょう。

美味しい料理を食べながら、お互いに関する深い話をできれば、きっと今よりも仲が深まりますよ。

 

5.2.プラネタリウム

プラネタリウムは暗く、静かで雰囲気も良いためエモーショナルな体験を二人で共有することができます。

プラネタリウムであれば昼間でも夜のデートのようなロマンチックな演出をすることができますし、遅い時間帯のデートを計画して、お相手に警戒心を与えてしまうことも避けられます。

そのため、昼のデートと夜のデートのいいとこ取りをできるプラネタリウムは付き合う前のデートスポットにぴったりと言えるでしょう。

 

5.3.自然豊かなスポット

公園でのピクニックや自然保護区などの自然を感じられる場所は、新鮮な空気と自然の美しさという人を選ばない魅力のあるデートスポットなので、付き合う前の二人にぴったりです。

また、自然の中ではリラックスできるため、お互いの素をさらけ出しやすく、相手をより深く知れる機会になること間違いなしですね。

綺麗な景色を見ながら、二人で食事を楽しんだり、話したり…。こんな素敵なデートはいかがでしょうか？

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

デートの定義は人によって異なるため、気になるお相手とのお出かけが「デート」かどうか判断するのは難しいですよね。しかし、今回紹介した男女別の見分け方を活用することで、お相手の好意を確認し、関係を着実に発展させていくことができるはずです。

とはいえ、自分は恋愛経験があまりないからデートかどうか他の誰かに相談したい方や、もっとデートをスマートにこなして素敵に思われたい方もいると思います。

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