何となく結婚できるだろうと思っていたらもう30代。独身生活には満足しているけど、このままでいいのかと感じている男性もいることでしょう。
近年、独身の30代男性が増えているというデータもありますが、「できれば結婚したい」と考えている場合、これから何をすればいいのでしょうか。
今回は、独身の30代男性が増えている原因と、どのようなタイプに分類できるのかを紹介したうえで、結婚したい男性がやるべきこと、女性が男性に求めるポイントなどを解説していきます。
目次
1.独身の30代男性が増えている原因とは
まずは30代の独身男性が増加している背景と原因について確認していきましょう。
内閣府が毎年発行している「少子化社会対策白書」の令和3年版によると、30代男性の未婚率は1960年代からほぼ右肩上がり。2015年時点で30〜34歳男性の2人に1人、25〜29歳男性の3人に1人が未婚となっています。
25〜34歳を対象に独身でいる理由を聞いた調査では、「適当な相手に巡り合わない」と答えた人がもっとも多く、次いで「まだ必要性を感じない」「結婚資金が足りない」という理由が続いています。また、過去の調査と比較すると、「異性とうまく付き合えない」という理由を挙げる人が増加傾向にあることも特徴です。
増加している30代独身男性には、いったいどのような人がいるのでしょうか?
2.独身の30代男性は5つのタイプに分類される
30代の独身男性は5つのタイプに大きく分類されます。自分がどのタイプに当てはまっているのかチェックしてみましょう。
仕事大好きタイプ
「仕事大好きタイプ」は、これまで仕事に夢中で恋愛に割くリソースがなかったタイプです。このタイプは、仕事に余裕が出始めたころに、周りの同僚や部下が結婚していると気がついて「出遅れた」と焦り出すようです。
基本的に真面目で熱心な人が多いため、仕事と同じように婚活に取り組めば、すぐに結婚できる人が多いのも特徴です。
恋愛経験不足タイプ
「恋愛経験不足タイプ」は、これまで女性との交際経験が少なく、恋の駆け引きが苦手なタイプです。女性に免疫がないため自信をなくし、「どうせ結婚できるわけがない」とあきらめているケースも少なくありません。
しかし、悲観的で奥手になりがちであるがゆえに、自分に向けられている女性からの好意に気付いていない例も多く見受けられます。
独身貴族タイプ
いわゆる「ソロ充」な生活を楽しんでいるのが、「独身貴族タイプ」。自分の生活スタイルにこだわりがあり、他人に干渉されたくない気持ちが強く、「結婚して自分の生活を乱されるくらいなら独身でいたい」という人です。
ところが、表面は独身貴族を装っていても、内心は結婚願望がある人も実は多いようです。結婚できない自分を認めたくないがゆえに、強がって独身生活に満足しているように見せているのかもしれません。
リスク回避タイプ
「自分の年収やステータスでは結婚できない」「結婚しても幸せにしてあげられないかも」と不安を感じ、あえて結婚を避けているのが「リスク回避タイプ」です。
結婚に対してネガティブなイメージを持っているので積極的になれませんが、不安を払拭してくれる女性と出会うと一気に結婚に向かう可能性が高いのも、このタイプの男性の特徴です。
自信過剰タイプ
仕事や私生活、顔、年収とすべてにおいて自分に自信があるので、女性に求める条件が厳しくて結婚できないのが「自信過剰タイプ」です。
自分と同等のスペックで自立している女性や、家庭をしっかり守ってくれる女性など、自分のお眼鏡にかなう人を求め続けて結婚が遠のいてしまっている可能性があります。
3.まだ結婚をあきらめたくない30代男性がやるべきこと
このように30代の独身男性にはいくつかタイプがありますが、「結婚したい」と考えているなら、能動的に相手探しに取り組む必要があることには変わりません。
少し古いデータですが、2009年の三菱UFJリサーチ&コンサルティングによる婚活サービス利用者への調査では、「婚活サービスで知り合った人と結婚・婚約した人」と、「それ以外で知り合った人と結婚・婚約した人」の割合はほぼ同じでした。婚活サービスを活用しながら、他でも積極的に出会いを求めていけば、チャンスは倍に広がるはずです。
婚活サービスを利用するなら、まずは結婚相談所がおすすめです。結婚意欲の高い女性しかいないうえに、専任コーディネーターが自分の希望に合う人を選び、お見合いをセッティングしてくれます。婚活にあまり時間をとれない忙しい人や積極的に声を掛けるのが得意ではない男性でも、出会いのチャンスを得られるメリットがあります。
婚活アプリや婚活イベントはリーズナブルで手軽に申し込めますが、そのぶん結婚を目的としない人も多くいます。効率的に婚活を進めたいのであれば結婚相談所をメインとして、婚活アプリや婚活イベントは補助的に使うのがおすすめです。
一方、婚活サービス以外で出会いを見つけるなら、趣味のサークルに参加するのが良いでしょう。すでに共通の趣味や話題があるので、コミュニケーションの取っ掛かりにも困らないはずです。また、同じ時間を共有することで、自然と距離が縮まることも期待できます。
4.女性に求められる30代男性のポイント
婚活で成功するには、出会いの幅を広げるとともに、女性に求められる男性であることも重要です。そこで女性が30代の男性に期待するポイントについても確認しておきましょう。
精神的な余裕
30代男性の魅力として一番に挙げられるのは、「大人としての余裕」です。どんなことに直面しても、慌てることなく冷静に対処できる男性は、女性からすると頼もしく感じられ、好感度も高まります。
反対に、軽すぎるノリや勢い、ガツガツした感じは幼く見えるため、あまり魅力的に映りません。相手のことを考えた行動や気遣いなど、精神的な余裕が求められます。
器の大きさ
相手のことを否定せずに温かく見守り、いざとなればさりげなく手助けできる器の大きさも30代男性には必要です。例えば相手がデートに遅刻した場合でも、「事故にあったんじゃなくてよかった」と笑って許せる心の広さを見せましょう。
また、見た目や肩書きにとらわれることなく誰にでも丁寧に接することのできる男性は、女性に信頼を寄せてもらいやすくなります。デートで利用するレストランの店員やタクシーの運転手など、周囲の人への態度には気を付ける必要があります。
楽しい会話
女性は「楽しい会話」を重視しているため、話を聞いてうまく盛り上げることを心がけましょう。女性にいいように思われようと、自分のことばかり話す男性がいますが、自慢話はかえって評価を下げかねません。慣れないうちは聞き役に徹することがポイントです。
幅広い趣味
多彩な趣味を持っていると、人間的な深みが増すうえに話題も広がります。とくに、お酒や料理、旅行やキャンプなど、大人っぽさやアクティブな印象がある趣味は、充実したプライベートを送っていることが想像できるので、女性からも支持されるでしょう。
経済的な余裕
30代の男性は一般的に会社の中堅ポジションに位置していることが多く、それに伴い経済的余裕も期待されるようになります。最近は男性の年収を気にしない女性も増えていますが、多少でも余裕があると安心感を与えられます。
転職サイトdodaが2020年に公開したデータによると、30代男性の平均年収は484万円。もし平均未満の年収であっても、貯金があれば「しっかりしている」「結婚しても浪費しなさそう」といった、堅実性をアピールできます。
5.まとめ
近年30代の独身男性が増え続けていますが、その理由は「相手に巡り合えない」が最多であり、「異性とうまく付き合えない」という声も多くなっています。
仕事に熱中していたり、恋愛に憶病になっていたり、独身生活を謳歌している人もいるようですが、心の中では結婚したいと思っている人も少なくありません。結婚をあきらめたくないのであれば、結婚意識が高い相手が多く、プロがしっかりとサポートしてくれる結婚相談所がおすすめです。
女性が求める余裕ある大人の男性像を目指しながら、婚活サービスを上手く利用して素敵な相手と出会いましょう。
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