お見合いから仮交際に進み、いざ婚活デートとなると何に気をつければいいかわからないという方も多いのではないでしょうか。お見合いで相手の印象が良かったなら、なおさら好印象を残したいものです。
また、初めての婚活デートから2回目、3回目と順調にステップアップしていくためには、相手から見られるポイントや好まれるファッションなどを知っておくことが大切です。
そこで今回は、婚活デートで相手に好印象を与えるための秘訣とファッション、気をつけておきたいNG行動などについてご紹介します。
目次
1.婚活デートは普通のデートと違う
結婚という共通のゴールに向けてあまり深く知らない男性と出かけるのが婚活デートですが、見知った相手と行う普通のデートと比べていくつかの違いがあります。
ここでは婚活デートで失敗しないために、普通のデートと婚活デートの違いを紹介していきます。
初回デートは昼に設定する
初めての婚活デートは、夜ではなく昼間に設定するのがおすすめです。
特に相手も30代以上の場合は、仕事で疲れている可能性があるため、仕事の疲れを取る午前中や夜は避け、遅めのランチを取るイメージにすると良いでしょう。
また、お酒が入らないほうがきちんと相手を見極められるので、信頼関係も構築しやすくなるでしょう。
デートは1人と3回程度
婚活デートでは、本交際へ進むまでに平均3回ほどのデートを重ねるのが多く見られるパターンです。
そのため、一回一回のデートを大切にし、相手に伝えたいことは都度アピールしておくようにしましょう。
相手のプロフィールは事前にチェックする
結婚相談所では、相手のプロフィールがあらかじめ確認できるようになっています。相手のプロフィールを確認することは、デート中の会話を弾ませるためだけではなく、相手に「自分に興味を持ってくれている」という好印象を与えるためにも重要です。
相手のプロフィールに書かれている情報をもとに、デート中は相手に関する質問をしっかりと投げかけるように意識しましょう。
プロに相談する
結婚相談所の大きなメリットが、経験豊富なカウンセラーに相談できることですよね。
婚活のプロが恋愛やコミュニケーションについてアドバイスしてくれるだけでなく、初デートで気をつけたいポイント、デートで失敗したときの対応などについても助言してくれるので、何か気になることがあれば積極的に相談しましょう。
2.婚活デートで見られているポイント
2回目の婚活デートに進めるためには、男性から見られるポイントについても知っておくのがベストです。ここでは婚活デートで男性に見られるポイントを4つ紹介しますので、デート中も意識的に気をつけるようにしてみましょう。
食事のマナー
デート中に食事をする機会があるときは、食事のマナーに最大限の注意を払うことが大切です。
女性の食事のマナーに目を光らせている男性は意外と多く、10代や20代の若い女性なら教えてあげようという気にもなりますが、30代ともなるとただ幻滅されて終わる可能性も考えられます。
お箸の持ち方や食事の作法、食べているときの咀嚼音など、婚活デートのときには普段よりも意識的に注意するようにしましょう。
話し方や他の人への態度
デート中は、相手の男性に対してだけではなく、ほかの人への話し方や態度にも気を抜かないようにしましょう。
女性の言葉遣いに厳しい男性は、意外と多いものです。30代の女性には、落ち着きのある大人な雰囲気を求める男性が多いので、若者言葉などを多用してしまうと相手をがっかりさせてしまう可能性も考えられます。
言葉遣いはもちろん、店員さんや子どもへの接し方を見て、普段どんな人なのかを想像する人もいます。将来の結婚相手としてふさわしい女性と思ってもらえるような、話し方や振る舞いを意識するようにしましょう。
気遣いができるか
気遣い上手な女性を好む男性は多いので、気遣いができる女性はそれだけで好印象を与えます。
デートの場所を決めるときは一緒に考える、相づちやリアクションをしっかりするなど、相手への気配りを心がけましょう。
挨拶やお礼、謝罪ができるか
人として基本中の基本である挨拶やお礼ができていないと、自分の魅力を十分アピールする前に相手からNO!の烙印を押されてしまうかもしれません。
自分の妻となる女性には、最低限の礼儀作法はわきまえておいてほしいと男性が思うことは当然です。
「この人となら結婚を視野に入れてもいい」と思ってもらうためにも、「ありがとう」や「ごめんなさい」は、素直に口にだすようにしましょう。
3.30代女性が婚活デートで身につけたいファッション
結婚相談所で出会った男性と1回目のデートへ出かけるときはお見合いのときから大きく雰囲気が変わって驚かせることがないように、初めて会ったときと同系統の服にするのがおすすめです。
初めての婚活デートにふさわしい服装を紹介します。
自分の年齢に合った清潔感がある服装にする
デートの時は、自分の年齢に合った清潔感のある服装を選んで、大人の落ち着きを演出することがポイントです。
大人っぽい服と聞くと、つい無難に暗い色の服を選びたくなってしまいますが、白やピンク、黄色などの優しい雰囲気が漂う色を選ぶと明るく見えるのでおすすめです。
ただしどんな系統のファッションであれ、汚れやしわがある服装は絶対にNGです。だらしのない女性と思われて、次のデートに進まないかもしれません。
婚活デートをするときには、前日までに着ていく服を決めておき、汚れやしわがないか確認するのはもちろん、靴やカバン、ストッキングのチェックも入念に行うようにしましょう。
ブランド物は控えつつ高価格帯ファッションにする
ブランド物のアイテムは控えめにしながらも、高価格帯なファッションでまとめることが、上手に大人の女性の雰囲気を漂わせるコツです。
靴やカバン、アクセサリーまでブランド物でそろえてしまうと、「結婚後に金銭感覚が合わないのでは」と男性を不安にさせてしまいます。婚活デートのときには、ブランド物は1点までに抑えるようにしましょう。
だからといってプチプラファッションにしてしまうと、20代女性と差別化できません。少し高価な百貨店ブランドを選ぶと、品がある大人な女性を演出できるでしょう。
アクセサリーは小ぶりでシンプルなものを
女性らしさを演出するのに欠かせないアクセサリーですが、ピアスやネックレスなどのアクセサリーは、小さめのものを選ぶのがおすすめです。
大ぶりなアクセサリーはゴージャスで華やかな雰囲気が漂う一方、派手な女性という印象も与えてしまうため、一緒に結婚生活を送るのには適さない女性と判断されかねません。
アクセサリーを取り入れるときは、豪華さよりも品の良さを意識するようにしましょう。
4.30代女性が婚活デートで気をつけたいNG行動
婚活では、相手を減点方式で見てしまいがちです。男性の素敵なところより欠点に目が行ってしまうように、相手も同じように自分を見定めています。
次のデートを断られないように、婚活デート中に気をつけたいポイントをきちんと予習しておきましょう。
財布を出さない
「男性側がおごって当然!」と、お会計のときに自分の財布を出さないのは絶対ダメです。
もし割り勘を断られて男性が全て支払ってくれたとしても、お店を出たあとには「ありがとう」と、必ずお礼を伝えましょう。
また男性の中には、カッコをつけたいからと店員の前で女性が財布を出すのを嫌がる人もいるので、お店を出てから「ありがとう、半分払うよ」と伝えるのも気遣いのひとつです。
一方的に話す
デート中、一方的に話してしまうのもNGです。
女性は話し好きと言われるように、一方的に話してしまう人も少なくありません。しかしマシンガンのように女性側から話し続けられると疲れてしまい、その女性との付き合いを敬遠してしまう男性がいるのも事実です。
婚活デートのときには、自分のことだけを話すのではなく、自分が話し終えたら質問返しをするなど、相手と会話のキャッチボールを楽しむようにしましょう。
ネガティブな話が多い
「ごはんが美味しくない」や「天気が悪くていやだ」など、文句やネガティブな発言ばかりをしていると、相手の男性が疲れ切ってしまいます。
また会いたいと思ってもらうためには、一緒に過ごす時間をどれだけ楽しいと感じてもらえるかがポイントです。お互いが笑顔になれるよう、できるだけ明るくて楽しい話題を心がけるようにしましょう。
結婚について深堀りしない
お互いに結婚という目的を持っているとわかっていても、初めての婚活デートでは結婚について深堀しないことは鉄則です。
結婚観やライフプランの共有は重要ですが、子どもや親の介護の話などの深い話題は雰囲気がかたくなってしまいます。
結婚するためには、まず相手のことを深く知ることが大切なので、結婚についてだけではなく、趣味や特技、興味のあることなど一般的な話題も選ぶようにしましょう。
5.まとめ
恋愛を楽しむためのデートとは違い、婚活デートには相手が結婚相手にふさわしいかどうかを見極めるという目的も込められています。
「この女性となら結婚しても幸せな家庭を築ける」と思ってもらえるかどうかは、婚活デートでどのように振る舞えるかにかかっています。
婚活デートで成功するためには、ファッションなど見た目の面だけでなく、気配りなど内側もしっかりと磨いて挑むようにしましょう。
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