地方に住んでいる場合、近距離のエリアに絞って婚活しても、出会える人の数が限られます。そんなときに出会いの幅を広げられるのが、遠距離婚活です。
遠距離婚活は、遠方に住んでいる相手に申し込みをして、婚活を進める方法です。誰にでも挑戦はできますが、成婚までこぎつけるには、それなりの努力や工夫が必要です。
そこで今回は、遠距離婚活について、遠方に住む人にお見合いを申し込むときの注意点や、遠距離婚活のメリット・デメリット、遠距離婚活に必要な覚悟などを解説します。
目次
1.遠距離婚活とは?遠方の人に申し込みできる?
遠距離婚活とは、結婚相談所などで遠方の人と出会い、婚活を進める方法です。
婚活をしていると近くの人だけでなく、離れたところに住んでいる相手と知り合う場合もあります。遠距離婚活を希望している、していないにかかわらず、縁があって遠距離の相手と出会い、交際する可能性もあるでしょう。
しかし、遠距離婚活は離れている分、デートも簡単にはできないため、お互いの仲を深めるハードルが普通よりも高くなります。
遠距離婚活を成功させている人もいますが、近距離での婚活よりは難易度が高くなってしまうので、メリット・デメリットを正しく理解したうえで、お見合いを申し込んだり、受けたりしましょう。
2.遠距離の方にお見合いを申し込むときの注意点
遠距離の方にお見合いを申し込むときには、注意すべき点がいくつかあります。
お見合い成立後はキャンセル料が発生するケースがある
お見合い成立後のキャンセルにはキャンセル料が発生する場合があります。
遠距離に住む良さそうな人を見つけて、お見合いを申し込む場合もあるでしょう。しかし一度申し込んだにもかかわらず、後から遠距離交際やお金のことなどをいろいろと考えて、やっぱり断りたいと心変わりする場合もあるかもしれません。
もちろんお断りは可能ですが、一度お見合いを申し込んでしまった以上、相談所側からキャンセル料を求められる場合があります。
お見合いを申し込みした方が会いに行く
遠距離の場合、お互い離れた場所に住んでいるので、どちらかが、どちらかの住んでいる場所に行ってお見合いをします。基本的には、お見合いを申し込んだ方が会いに行くことを知っておきましょう。
距離にもよりますが、遠方の相手と会うためには、それなりの交通費が必要です。それだけのお金をかけてでも会ってみたい相手なのか、申し込む前によく考えましょう。
最近はオンラインお見合いという方法もあり、直接会う前にオンラインで話しておくことも可能です。それでも、いずれは直接会って仲を深める流れになります。その後の交際までよく考えて、お見合いを申し込むようにしてください。
3.遠距離婚活のメリット・デメリット
遠距離婚活には、近距離とは違うメリットとデメリットがあります。それぞれをよく理解したうえで、申し込みを考えるようにしましょう。
遠距離婚活のメリット
まずは遠距離婚活のメリットを紹介します。
出会いの幅が広がる
出会いの幅を広げられるメリットがあります。地域によっては、近隣に住んでいる若い異性が少なく、近距離に絞っていては、出会える相手に限りがある場合もあるでしょう。
相手を探すエリアを広げれば、出会える異性の数が増え、素敵なパートナーに巡り合える可能性がグッと上がるでしょう。
憧れの地域の人に出会える
憧れの地域に住んでいる人と出会えるメリットもあります。もしあなたに、住んでみたい憧れの土地がある場合、遠距離婚活をすればその土地に住んでいる人と出会う確率を上げられます。
交際の段階でも、デートでその土地に訪れることができますし、結婚に至れば将来的にそこに住める可能性もあります。
お互いの時間を大切にできる
遠距離婚活では、1人の時間を大切にできることもメリットです。物理的な距離がある分、相手と会う時間や回数に制限があります。だからこそ、お互いの時間も大切にできるでしょう。
特に、婚活と同じくらい大切にしたい趣味や打ち込みたい仕事がある方には、遠距離婚活が向いているのではないでしょうか。
遠距離婚活のデメリット
次に遠距離婚活のデメリットを紹介します。
頻繁に会えない
一番のデメリットは、物理的な距離がある以上、頻繁には会えない点です。滅多に会えないのはもちろん、交通の便が悪い場合には、会えたとしても長時間を共に過ごすことは難しいでしょう。
交通費がかかる
交通費がかかることも、遠距離婚活のデメリットといえます。遠距離だと、新幹線や高速バス、飛行機を使わなければならない場合もあり、それなりのコストがかかります。婚活そのものにもお金がかかるので、会う度に交際費がかさむのは、深刻な悩みになるかもしれません。
4.遠距離婚活を始める前に覚悟しておくべきこと
最後に、遠距離婚活を始める前に、覚悟しておくべき内容を解説します。遠距離婚活を円満な形で成功させるために、心に留めておきましょう。
会えない分こまめに連絡を取り合う
遠距離婚活では、なかなか会えない分、こまめに連絡を取り合うことが交際を続けるコツになります。もしLINEや電話が苦手でも、なるべく頻繁に連絡を取るように努めましょう。
時間がないときには「おはよう」「おやすみ」LINEだけでも構いません。小さな努力でも、続けていけば、お互いの心の距離を近づけたりつなぎとめたりできるでしょう。
どちらか一方に負担がかたよらないようにする
遠距離婚活は交通費や移動で負担が大きくなるものですが、どちらか一方に負担がかからないように配慮が必要です。
交通費を折半する、デート代を負担する、お互い交代で会いに行く、デート場所をお互いの住んでいる土地の中間地点にするなど、できる範囲で工夫をしましょう。
相手の居住地に住む可能性がある
遠距離婚活で結婚した場合、将来的に相手の居住地に住む可能性があることを想定しておきましょう。お見合いをするのは、「住んでも構わない」と思えるエリアの相手とだけにしておけば、失敗や後悔をせずに済みます。
とはいえ男女問わず、結婚後の生活をどう考えているか、実際のところは話してみなければわかりません。例えば、結婚後は転職を考えていたり、今住んでいる場所とは違うエリアへの移住を希望していたりする場合もあるでしょう。
まずは結婚したらどちらに住むかを、交際期間中にじっくり話し合うことが大切です。
5.まとめ
遠距離婚活とは、遠方の人とお見合いをして、婚活を進めていく方法です。頻繁に会えない、交通費がかかるなどのデメリットがあるため、それなりの覚悟を持ってから申し込みましょう。
遠距離婚活のメリットは、出会いの幅が広げられる点です。他にも、憧れの地に住む人と出会うことができる、お互いの生活を大切にしながら交際を進められる点もメリットとなるでしょう。
遠距離婚活中は、こまめに連絡を取り合う、交通費の負担がどちらか一方にかたよらないよう心がける、将来的にどちらの居住地に住むか話し合うことが大切です。
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