婚活をしていると、お見合いで男性と食事をすることになった、という人もいるでしょう。
食事のときに身につけておきたいマナーは、待ち合わせに始まり、食事中、最後のあいさつまで多岐に渡ります。
そこで今回は、お見合いに挑む30代女性が押さえておきたい、食事のマナーと好印象を残すコツを、着ていきたい服の選び方もふくめてご紹介します。事前にしっかり予習して、楽しい時間が過ごせるように準備しましょう。
目次
1.待ち合わせから入店までで気をつけたいこと
初めて会う男性と食事に行くときに、待ち合わせから入店までで気をつけておきたいポイントを4つご紹介します。事前にチェックして、心の準備を整えておきましょう。
待ち合わせ場所には10分前に行く
多くの結婚相談所では、男性は15~20分前に着くように言われているので、待たせすぎないように10分前には到着するのがおすすめです。
もちろん遅刻は厳禁なので、遅れそうならカウンセラーにすぐ連絡し、印象が悪くならないよう気をつけてくださいね。
男性を見つけたら笑顔で挨拶
男性が先に待っていてくれた場合には、「お待たせして申し訳ありません。はじめまして、〇〇と申します。」と、自己紹介の前に気遣いのある言葉をかけるようにしましょう。
「男性が先に待っていてくれるのは当然のこと」と思っている女性もいるかもしれませんが、そのような態度を不愉快に感じる男性も多くいます。
相手に「丁寧で礼儀のある人」という印象を与えられるよう、出会ったときのあいさつは笑顔で、先に待っていてくれたことへの感謝の気持ちを伝えるように心がけてください。
エスコートはスマートに受ける
男性がエスコートしてくれたら「すみません」と謝ったり、「先にどうぞ」と逆にエスコートするようなことを言ったりしないで、素直に受け取るのが基本です。
普段からレディーファーストに慣れていないと、どう対応すればいいのかわからずどぎまぎしてしまいますが、エスコートはスマートに受けるのがマナーです。
ドアを開けてもらったら「ありがとうございます」と笑顔で伝え、先に通るようにします。
入店後の対応は男性に任せる
入店して席に着くまでの移動は、男性に任せましょう。男性が先を歩きエスコートしてくれる場合もあれば、レディーファーストの精神で、女性が先を歩くよう誘導してくれる男性もいます。
男性が先を歩いて誘導してくれるときは、その後ろを歩いて上座に座ります。男性は女性が座るのを待ってから席に着いてくれるでしょう。
女性が先に歩くよう促してくれる場合は、ウェイターの後ろをついていき、席まで向かいます。この場合も男性は、女性が上座に座ったのを確認してから着席するので、席に誘導されたらすぐ座るようにしましょう。
2.30代女性なら知っておきたい食事の基本マナー5つ
席に着くといよいよ食事が始まりますが、食事中も気をつけたいポイントがあります。当たり前と思うことも、意外とできていないかもしれません。食事中のマナーについて、チェックしていきましょう。
①.バッグは背中と背もたれの間に置く
バッグは椅子に掛けたりしないで、背中と背もたれの間か、左下に置きます。どこに置こうか迷っても、決してテーブルの上に置いたりしないようにしてください。
当日は小さめで薄いバッグを選ぶと、背中と背もたれの間に置きやすいのでおすすめです。
②.綺麗な姿勢をキープする
座るときは椅子にもたれかかったりせず、背もたれにはお尻だけをつけるようにして、背中を丸めず深めに座るようにします。お見合いだけでなくデートでも基本中の基本ですが、姿勢がいいと食べる姿も綺麗に見えるものです。
③.一口は小さめにゆっくりと
料理を口に運ぶときは、お皿の上で小さめに切り、ゆっくり口に運ぶと優雅に見えます。
お見合いは大体1~2時間程度とされているため、「早く食べなきゃ!」と焦ってしまう人もいるかもしれませんが、急いで食べるとがっついているように見えて、いい印象を与えません。
食べるのが遅い人はあらかじめ注文する料理の量を減らすなどして、余裕を持って食べられるようにしてください。
④.手を受け皿にしない
空いている方の手を受け皿にするのは、一見上品に見えますが、実はマナー違反です。食べ物が手の上にこぼれてしまったときに、手が汚れてしまうため避けましょう。
受け皿には、手ではなく小皿を使用するとスマートです。茶椀や小鉢など、手より小さな器は手で持ってもマナー違反ではありません。
⑤.髪の毛は触らない
パンが出てくる洋食では、手で直接パンを触ることになるため、食事中に髪の毛に触れるのはNGとされています。無意識に髪の毛を触ってしまうことがないように、髪の毛はまとめたり、ピンでとめたりしておくのがおすすめです。
髪に料理がついて汚れてしまうのも防げますし、表情も見えやすくなりますよ。
3.食後も気を抜かない!印象アップのコツ
楽しく食事を終えた後にお店を出るまでの時間も、しっかりとマナーを押さえてスマートに過ごしたいところです。ここでは、お会計のときに気をつけたいことと、最後のお礼の伝え方について見ていきましょう。
お会計のときは自分も財布を出す
2人でお会計に向かうときには女性も財布を開き、「半分お支払いします」と伝えるようにしてください。
相手が年上であれば、なおさら伝えたほうが好感を残せます。半分出す意志を見せることで、30代ならではの自立した女性だなという印象を与えられるからです。
男性が支払いをしてくれた場合は、きちんとお礼を伝えます。もし自分が席を空けている間にお会計が済んでいたなら、レストランを出てからお礼を伝えるようにしましょう。
レストランを出てから再度お礼
お会計を済ませてお店の外に出たらもう一度お礼を伝え、今日の感想も一言添えるのがおすすめです。また会いたいと思ったら、「またお話できたら嬉しいです」など、次回に繋げる言葉を素直に伝えると喜ばれます。
婚活中の女性の中には、「男性のほうからまた会いたいと言ってほしい」という人もいますが、待ってばかりでなく、積極的に自分から気持ちを伝えてみるのがおすすめです。
4.30代女性がお見合いに着ていきたい服装
30代女性がお見合いで食事に行くときは、次のポイントを押さえた服装を選ぶようにしましょう。
女性らしいワンピースかスカートを選ぶ
カジュアルになりすぎないよう低めのヒールを履く
プロフィール写真の雰囲気に似た服装にする
ヘアスタイルとメイクはナチュラルなものにする
食事をしても落ちにくいリップをつける
アクセサリーやバッグは小ぶりなものを選ぶ
上記を基本として、TPOにあわせて選ぶことが大事です。20代と差別化するために、少し質の良いブランドで、大人きれいなコーディネートを選ぶと良いでしょう。
5.まとめ
お見合いで待ち合わせをするときは、待ち合わせ場所に少し早めに到着して、男性を見つけたら笑顔であいさつすれば、第一印象がよくなります。
食事の際もご紹介したポイントを意識すれば、さらに好印象を残せます。お見合いの前には基本的な食事のマナーや印象アップのコツを確認して、男性との会話や食事の場を楽しんでくださいね。
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