結婚という大きな決断に迷う方や、相手がなかなか結婚に踏み切らないと悩む方もいるのではないでしょうか。
人生を左右する大切な決断だからこそ後悔したくないですよね。
今回は、結婚を決めるきっかけや相手が結婚を迷っている際の対処法、結婚をやめた方がいいタイミングについてご紹介します。
幸せな結婚生活のスタートを切るためにも、ベストなタイミングを見極めるヒントにしてくださいね。
目次
1.結婚を決意するタイミングはいつ?
カップルは、どのような理由で結婚を決意しているのでしょうか。
ちょっとしたことが結婚のきっかけになることもあるので、その事例を4つご紹介していきます。
①.仕事やお金の転機
結婚式や引っ越しなど結婚にはお金がかかるため、仕事が軌道に乗ってきた際や、貯蓄がある程度溜まった際に結婚を決断する人が多いようです。
金銭面だけでなく、社会人としての経験を積み、精神的に落ち着いてきたことで結婚を意識しやすくなるという側面もあります。
また、転勤を伴う仕事の場合は、離れ離れになることを避けるため、辞令をきっかけに結婚を決めるカップルも少なくありません。
②.年齢の節目
「30歳までに結婚したい」「40歳までに子供が欲しい」と、年齢の節目に合わせて結婚を考える人が多いですよね。
結婚について特に考えていなくても、30歳や40歳など区切りの良い年齢になったときや、誕生日などの特別な日に、結婚を決意する人が多い傾向が見られます。
年齢というターニングポイントは、自分とパートナーの関係性を改めて見つめ直すきっかけになるのでしょう。
③.同棲
最近は、結婚の前に同棲を始めるカップルが増えています。一緒に過ごす時間が増えると、お互いのちょっとした長所が見えてくるものです。
そんな日々の生活のなかで感じた些細な出来事から「この人とならずっと一緒に過ごせるかも」と感じた瞬間に、結婚を自然と決意しているのかもしれません。
④.親との良好な関係性
お互いの両親に挨拶を済ませている場合は、家族ぐるみの関係性が結婚の決断に大きく関わってくることがあります。
「パートナーは自分の両親を大切にしてくれる」「自分の家族がパートナーを信頼している」など、パートナーと家族の関係性に安心できたときが、結婚の意志を固める瞬間になるでしょう。
ご紹介した4つのきっかけで結婚を決めたものの、パートナーがプロポーズしてくれなかったり、結婚の話題を避けたりすると不安になりますよね。
ここから、相手が結婚に踏み切れない理由と、その対処法を男女別に見ていきましょう。
2.男性が結婚に踏み切れない理由と対処法
意外にも優柔不断な男性は多く、何か大きな決定打がないと結婚を決断できないとされています。
特に次の4つの理由があることで、結婚に踏み出せないと考えられます。
経済的な不安がある
前章で見たように、金銭的な問題は結婚に大きな影響を与えます。
さらに、女性に比べて男性は経済力が心のゆとりにもつながるものです。
お金がないと、結婚どころか女性を気遣う余裕すらなくなってしまうかもしれません。
パートナーが主婦になりたいと自分の考えを押し付けたり高価なプレゼントをねだったりすると、より後ろ向きになってしまうので注意が必要です。
経済的に不安がある男性と結婚したいなら、専業主婦は諦めて女性が経済的負担を一緒に担っていく覚悟を示しましょう。
2人で豊かな家庭を築きたいと伝えれば、男性はプロポーズを考えやすいかもしれません。
相手との結婚生活がイメージできない
女性が仕事や家事をせず自律的ではないと、男性は「好きな気持ちはあるけれど結婚生活は想像できないな」と考えます。
結婚生活はお互いが支えあって過ごすものです。
生活を男性に頼るのではなく、きちんと自立した生活を送ると結婚を視野に入れてくれる可能性が高まるでしょう。
日々の生活費を管理したり自炊の日数を増やしたりするなど、ちょっとしたことに気を付けてみてください。
条件を見極めている
女性よりも理性的に物事を判断する男性は、「この人と一生を共にしても大丈夫なのか」「他にもっといい人がいるのでは」などと、様々な条件から相手を見定める傾向があります。
そんな男性を見ると愛情がないのではないかと不安になり、つい怒ったり泣いたり感情的になる女性もいますが、結婚を考えると逆効果になる可能性が大きいので要注意です。
一度冷静になって、相手が結婚にどういう条件を求めているのか、じっくりと話し合ってみてみましょう。
子どもが欲しくない
男性は子どもを考えていないのに女性側が子どもを望んでいると、結婚に消極的になることがあります。
子どもについての問題は、2人の将来にとって重要な事柄のひとつです。うやむやにせずきちんと話し合いましょう。
話し合った結果、男性側がやっぱり子どもは欲しくないと考えるなら、それでも結婚したいのかどうかもう一度じっくり考えてみることをおすすめします。
3.女性が結婚に踏み切れない理由と対処法
結婚の決断を迷うのは、男性だけではありません。
女性の場合は、少しでも不安があると結婚を迷う傾向があり、なかでも以下の4つに関する不安を抱える女性が多いと考えられます。
仕事を優先したい
家事や子育てなど、まだまだ女性が担う役割が大きい家庭では、結婚すると仕事に影響が出るのではないかと不安に思う女性が多いのが現実です。
せっかくのキャリアを無駄にしたくないと考える女性も多く、仕事が軌道に乗っている時期には、なかなか結婚を考えられません。
そんなときは、男性も積極的に家事や子育てに参加する意欲を見せましょう。
「夜ご飯はつくるよ」「子どもができたら育休取得する」などと、具体的に自分の意見を口にすることをおすすめします。
それだけでなく、男性が時短で働く、あるいは仕事をやめて家庭に入るという選択肢もあります。
独立心の強い女性にはそういった提案が心に響くかもしれません。
相手の家族との関係が不安
嫁姑問題と言われることもあるほど、男性側の母親との関係を悩んで結婚にしり込みする女性もいます。
とくに長男だと、両親の面倒を見なきゃいけないのでは、実家の行事で面倒ごとを押し付けられるのではと、ネガティブに考える女性が多いものです。
逆に、自分が毒親育ちだと相手の温かい家庭に入っていけるか心配になるケースもあります。
自分の家族について、相手の素直な意見を聞いてサポートする体制を整えましょう。
また、どんなときも誠実な姿勢を忘れないことも覚えておきたいポイントです。
苗字を変えたくない
男性が思うより、女性にとって苗字を変更するということは心理的ハードルが高いものです。
結婚で苗字が変わるとビジネスや様々な手続きで不利益を被るケースもあり、女性側はたくさんの不便を被ります。
女性が苗字の変更に抵抗があるようなら、男性も対等な立場に立ち、どちらの苗字にするかきちんと話し合ってみてください。
子どもが欲しくない
女性にとって出産は身体的にも心理的にも負担が大きいため、子どもが欲しくないと考える女性は少なくありません。
結婚を決断する前に、将来の家族計画をしっかりと話し合うことで、解決できることもあります。
お互いの意志を尊重し合えるかどうか確認しながら、焦らずに話し合いましょう。
4.このタイミングはNG!結婚をやめた方がいいとき
ちょっとしたことが結婚のきっかけになることもあれば、反対に決断するには不向きなタイミングもあります。
結婚後に後悔しないためにも、しっかりチェックしておきましょう。
交際期間で決めない
会った瞬間結婚を意識する人もいれば、5年以上交際してからプロポーズに至る人もいます。
2人の事情は2人にしかわかりません。他のカップルと比べるのではなく、あくまでも自身とパートナーの関係性を考慮して結婚を考えることをおすすめします。
男女ともに、結婚までは2年ぐらい交際期間を持ちたいという人が多いようですが、これはあくまでも目安であり、交際して長いからと焦って結婚を決めないようにしましょう。
周りからの勧めで決めない
結婚は人生の大きな選択なので、自分の意志で時期を決めることが大切です。
「親から言われたから」「結婚ラッシュで焦ったから」などといった理由で結婚すると、結婚生活が上手くいかなくなったときに他責的な言い訳をしてしまいます。
結婚は誰かにさせられるのではなく、自ら進んでしたいと思ったときにしましょう。
5.まとめ
仕事や年齢、お互いの両親との関係性など、ちょっとしたきっかけが結婚の決断に繋がることもあります。
しかし、間違ったタイミングで決断してしまった場合、結婚後に後悔するなんてことも少なくはありません。
これからの将来を左右する大きな決断でもある結婚は、焦らずパートナーとじっくり話し合うことがなによりも大切です。
お互いの意思を尊重し合い、不安を乗り越えて、幸せだと思える結婚生活を自分自身の手でつかみましょう。
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