結婚に悩まれているあなた。結婚条件の理想はあるかも知れませんが、その条件にピッタリあう人には中々出会えるものではありません。
しかし、結婚条件には妥協しても良いポイントと、妥協してはダメなポイントがあります。
本記事では、男性と女性で結婚条件に求める傾向や、結婚条件として妥協しても良い条件と妥協してはだめな条件についてご紹介します。
目次
1.結婚相手に求める条件とは?
結婚相手に求める条件は男性と女性とで、その傾向は異なるのでしょうか。
一般的には男性と女性は全く異なる嗜好性(志向性)があると言われています。
しかし、実は結婚相手に求める条件としては、それ程の違いはないのです。
もちろん、男女で多少の優先順位の違いや求める度合いなどは異なりますが、方向性としては似ています。
本章では、男性が求める結婚条件の傾向と、女性が求める結婚条件の傾向について、ご紹介します。
男性が女性に求める結婚の条件
男性が女性に求める結婚条件には、優先順位の高いものから、以下のような傾向があります。
- 価値観が近い
- 一緒にいて楽しい
- 一緒にいて気を使わない
- 金銭感覚が合う
- 容姿が好みである
上3つは内面重視の傾向にあります。男性は女性と一緒にいて楽しく、健やかに過ごせることを結婚条件として求めているのです。
一般的な傾向として、男性は女性よりも経済力がある方が多いので、経済力や金銭面の優先順位は高くないのかも知れません。
厚生労働省がまとめた「令和2年賃金構造基本統計調査」によると、
- 高卒男性の平均年収は295万円
- 高卒女性の平均年収は218万円
- 大卒男性の平均年収は391.9万円
- 大卒女性の平均年収は288.3万円
となっております。上記を見ても分かる通り、男性の方が経済的に豊かであることが分かります。
女性が男性に求める結婚の条件
続いて、女性が男性にも求める結婚の条件には、優先順位の高いものから、以下のような傾向があります。
- 一緒にいて楽しい
- 一緒にいて気を使わない
- 価値観が近い
- 金銭感覚が合う
- 経済力がある
基本的には男性同様に内面を重視する傾向にあります。しかし、男性に比べて女性の方が一緒にいて楽しく、健やかに過ごしたい願望は強いようです。
また、経済力を重視するのも女性の特徴です。
やはり、男性に比べて女性の方が経済力がないのが一般的ではあるので、男性に経済力を求めるのかも知れません。
2.結婚で妥協しても良い3つのポイント
それでは、男女ともに結婚に求める条件の傾向が似ていることが分かったところで、結婚に妥協しても良い条件が何かをご紹介します。
基本的にはアプリや婚活サイトなどの、プロフィール情報になりがちな条件が結婚において妥協しても良い条件に当てはまります。
婚活をしていると、ついつい相手のスペックやプロフィール情報に目が行きがちです。
もちろん、会ったことない人に声を掛けるかどうかを判断するには、プロフィール情報しかないので仕方のないことではあります。
しかし、結婚において妥協しても良い条件はプロフィール情報なのです。
その中でも特に妥協しても良い条件を3つご紹介します。
①容姿・身長
結婚において妥協しても良い条件1つ目は「容姿・身長」です。
結婚においては、見た目や身長などの外見的な要素は初めのうちは重要に思えるかもしれませんが、時間が経つにつれてその重要性は薄れていきます。
容姿や身長は個人の特性であり、完璧な外見を求めることは正直現実的ではありません。
特に、女性が男性に高身長を求めることが多く、男性は女性に容姿を求めることが多いですが、これらの特性は結婚生活の幸福度に直接的な影響を与えるわけではありません。
大切なのは、清潔感と自分自身を大切にすることです。
外見よりも内面の相性や価値観の一致が、長期的な関係においてはより重要になってきます。
②学歴
結婚で妥協しても良い条件2つ目は「学歴」です。
確かに若いころは学歴が近い方が共通の話題も多いでしょう。
しかし、社会人生活を続けていくと、学歴はキャリア形成において、だんだんと意味をなくしていきます。
社会人のスタートラインが学歴によって変わり、それによって経験するキャリアも変わってくる側面はありますが、基本的に社会人になれば実力重視です。
その方の努力次第で経験できるキャリアは変わってきますし、学歴の高い人が、必ずしも良いキャリアを積めるとは限らないのです。
また、高学歴高収入の人は、男性でも女性でも婚活における激戦区と言われています。結婚条件としては、学歴を妥協して、気の合うパートナーを探す方がチャンスは広がるでしょう。
③住む場所
結婚で妥協しても良い条件3つ目は「住む場所」です。
人によっては住みなれた地元から離れたくない人もいるでしょう。
確かに、長年住んで親しんだ場所には既に築かれた友人関係や慣れ親しんだ環境があり、心地よいと感じるのは自然なことです。
結婚を機にその場所を離れることに抵抗を感じる人も多いでしょう。
しかし、「住めば都」ということわざが示すように、新しい場所に住むことで、その地域ならではの楽しみや新しい生活の喜びを見出すことができます。海外に移住するのは大きな一歩ですが、国内であればどこに住んでも充実した結婚生活を送ることが可能です。
素敵なパートナーと出会えたのなら、住む場所に関するこだわりは柔軟に考えてみるのも一つの選択です。
結婚後にパートナーの転勤などで移住する必要が出てくるかもしれません。
そのため、住む場所については柔軟に考えることで、理想のパートナーとの関係を深める機会を広げることができるでしょう。
3.結婚に妥協してはダメな3つのポイント
一方で、結婚に妥協してはいけない条件があります。
最初にご紹介したとおり、男性も女性も結婚相手に求める条件は内面重視の傾向でした。
つまり、結婚生活を楽しく、健やかに過ごしたいと考えている人が多いのです。
従って、結婚条件として妥協してはいけない条件は、お互いの人間関係を上手く築いていく条件と近しい条件となります。
相手に求める結婚相手の条件として、内面重視であること、結婚生活を長続きさせるのに影響が大きい条件などを考えると、妥協してはいけない結婚条件は不可欠です。
その中でも、本章では結婚条件として妥協してはいけない条件を3つご紹介します。
①意見交換ができるかどうか
結婚で妥協してはいけない条件1つ目は「意見交換ができる」ことです。
結婚生活には様々なことがあります。
引っ越し、出産、転職、健康、老後など、いろんな場面できちんと話し合い、意見交換ができることは、結婚生活を長続きさせるには重要な条件となります。
様々なトラブルや不満なことから目を背けて、話し合いを避けるような相手と結婚生活を続けることは難しいでしょう。
その意味で、きちんと意見交換できる相手かどうかは、結婚条件として妥協してはいけない条件と言えます。
②スピードが合うかどうか
結婚で妥協してはいけない条件2つ目は「スピードが合う」ことです。
一口に「スピード」といっても、色々あります。
- 歩くスピード
- 話すスピード
- 行動するスピード
- 考えるスピード
これらは、何気ないもので、結婚条件として意識すらしないかも知れません。
しかし、長い結婚生活を送るうえで、生活のスピードがあうかどうかは重要な条件となるのです。
よく「生活のリズム」と言いますが、そのリズムが合う、スピードが合う、というのは、とても重要になります。
③お互いを尊重できるかどうか
結婚で妥協してはいけない条件3つ目は「お互いを尊重できる」ことです。
これは結婚条件に限らず、社会的に人間関係を構築するうえでは、全ての基本になります。
お互いに別々の人生を歩んできたのですから、価値観や性格がピッタリ合う人はいないでしょう。大なり小なり、何かしら異なるものです。
大切なのは、相手の価値観や性格、人格といったものを尊重できること。
お互いを尊重できる関係というのは、結婚生活を楽しく健やかにおくり、長続きするためにも大事な結婚条件であり、妥協してはいけない条件と言えるでしょう。
4.まとめ
今回は「結婚で妥協しても良い条件」「結婚で妥協してはいけない条件」について、ご紹介しました。
婚活をしていると、ついつい相手のスペックやプロフィール情報に関する項目を結婚条件としてしまいがちです。
しかし、結婚相手に求める条件としては、男女ともに内面重視であり、楽しく、健やかな結婚生活を求めている人が多いこともご理解いただけたと思います。
この記事を読んで、今一度、結婚条件として、何を妥協し、何を妥協しないか、考えてみてはいかがでしょうか?
また、結婚においてどこを妥協すれば良いか分からない、結婚において相談する相手が欲しい、といった場合は結婚相談所を利用するのがおすすめです。
結婚物語。には恋愛・結婚の専門家が多数在籍しており、恋愛・結婚に関するお悩み解決に対して、長年蓄積してきた客観的なデータを基にサポートしています。
結婚や恋愛についてご相談したい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
「結婚物語。」は
いつでもあなたの味方です。
2021年8冠受賞
「上半期ウエディングナビ推進賞」「下半期ウエディングナビ推進賞」受賞
「上半期成婚優秀賞」「下半期成婚優秀賞」「優秀結婚相談事業者ゴールド賞」「連盟貢献賞」受賞
「感謝状」