仮交際から真剣交際へと進めば、もう結婚まで秒読み…?しかし意外にも真剣交際中に破局するカップルは少なくありません。結婚まであと一歩というところでの破局は想像するだけでもつらいですよね。
実は、多くの真剣交際中の破局には明確な理由があります。それを知っておけば真剣交際に入る前や、入ってからでも対策が可能です。
今回は真剣交際における破局の原因や対策について解説します。すれ違いを予測して事前に手が打てるのなら安心して交際できますね。婚活を成功させて幸せな結婚生活を手に入れましょう。
目次
1.真剣交際のカップルが破局する主な原因
残念ながら真剣交際中のカップルのうち2~4割は破局を迎えるというデータもあり、真剣交際での破局は決して珍しいものではありません。破局の主な原因として、以下のようなものが挙げられます。
- 結婚後の働き方への考えの違い
- 結婚後の住まいに対する考えの違い
- 家事の役割分担に対する不満
- 金銭感覚の違い
- 両親との関係性
- 急に態度が変わった
- マリッジブルー
- 交際に迷いがある
- 許せない秘密が判明した
真剣交際に発展しないと踏み込めないようなことが原因なら破局も仕方ないのかもしれません。しかし、仮交際中に確認ができた事柄や、お互いの気遣いや思いやりで解決できる問題も少なくありませんよね。
真剣交際での破局は、これまでの婚活にかけてきた数カ月単位の貴重な時間を失うということ。破局の原因となるものは早い段階で排除しておきましょう。
2.破局を防ぐためのポイント【真剣交際前】
真剣交際に入ってから破局すると、また一からやり直し。それはちょっとつらいですよね。破局を防ぐために、真剣交際する前に押さえておきたいポイントを確認しましょう。
結婚後に住む場所を話し合う
結婚後の生活を考えるにあたり重要になるのが、住む場所や住居について。お互いの希望や条件を、具体的に話し合っておく必要があります。
なかでも、親との同居希望や通勤距離などは、お互いの生活に大きな影響を及ぼします。どちらか一方に負担がかかる選択は避けるべきでしょう。
女性の仕事や家事の役割分担を確認する
結婚後の女性の働き方には複数の選択肢があります。例えば今の仕事は辞めて専業主婦になる、新たにパートに出る、フルタイムで共働きを維持するなど、現状の職場や働き方、希望する子どもの人数などによっても選択は変わってきます。
もちろん、実際に働く女性本人の意見を一番に尊重すべきですが、男性の働き方に左右されるところも大きいので、お互いの希望を擦り合わせておくことが大切です。
また女性の働き方に大きく関わるのが家事分担のバランス。結婚後にトラブルの種になることが多い事案なので、事前にしっかり話し合っておきましょう。
金銭感覚の相性をみる
金銭感覚の違いは破局の原因になりがちです。結婚すればお互いの貯蓄や稼ぎが共通の財産になるので、揉めてしまうのも無理はありません。
しかし金銭感覚はそれまで育ってきた環境や生活の中で、長年かけて培われるもの。あまりにも相性が悪いと解決は難しいかもしれません。
仮交際中に相手のショッピングの仕方や趣味へのお金の掛け方などをリサーチしてみましょう。デートや食事の際の割り勘のバランスなども参考になるはずです。
家族関係を聞いておく
両親や兄弟との関係も破局の原因になることがあります。実は親が結婚に反対している、あるいは、親の意見を聞かないと自分で判断できないという人だった場合は、結婚に思わぬ障害が待ち受けている可能性が。
家族との関係性に違和感を覚えるようであれば、結婚後も何かと悩まされるかもしれません。デート中にそれとなく関係を探ってみましょう。
3.破局を防ぐためのポイント【真剣交際中】
すでに真剣交際に入っている人は、真剣交際前の確認事項に加えて以下の内容にも気をつけましょう。
相手への態度を大きく変えない
真剣交際に入った途端、安心したのか態度がガラリと変わる方がいます。確かに真剣交際は恋人同士のお付き合いですが、相手を我が物顔で扱うような横柄な態度は好ましくありません。
特に男性側に注意してほしいのは、過剰なスキンシップやデート代をケチる行為です。女性側は気を抜いてだらしない姿を見せないように、清潔感や身だしなみの維持を心がけてくださいね。
結婚にむけて積極的に動く
一般的に、真剣交際は最長3カ月と決まっているので、結婚を見据えて積極的に準備を進めることがおすすめです。2人の結婚への意欲が高まる効果も期待できます。
結婚準備としては友人や家族への紹介や指輪選び、住まいや結婚式についての相談などがメインですが、そこまで具体的ではなくても、ショッピングモールで家電や家具を見ながら新居のイメージを膨らます程度でも大丈夫です。
宝飾品店や結婚式場、ドレスショップの紹介をしてくれる結婚相談所もありますよ。
金銭トラブルは解決しておく
結婚するにあたって相手のカードローンや奨学金の借入額を気にする方もいます。金銭の貸し借りがある場合は、真剣交際に発展する前にクリアにするか、相手に報告しておきましょう。
金銭トラブルの事実を伝えないまま真剣交際に入り、後になって発覚すると、信頼を失う原因にもなりかねないため、早めの報告がおすすめです。
隠し事は早めに伝えて理解を得る
借金のほかにも持病や病歴、整形やカツラ、理解されにくいクセや趣味などの隠し事があれば、早めに伝えましょう。いつまでも隠し通せるはずはなく、結婚してからバレてしまうと離婚という事態にもなりかねません。
正直に真実を話して、理解を得る努力をしてみてくださいね。破局につながる心配があるなら、一旦コーディネーターに打ち明け、相手への伝え方を相談するのも良いでしょう。
マリッジブルーに注意する
マリッジブルーは結婚に伴う環境の変化により、心に不安を抱えたり、落ち込んだりする症状です。男性はプロポーズ前、女性は結婚決定後に陥りやすいといわれています。
結婚前後のタイミングでは普段よりも密に連絡を取り合い、相手にいつもと違う様子はないか確認し、思いやりを持ってメンタルを気遣いましょう。悩んでしまったら1人で抱え込まず、結婚相談所に相談してみてくださいね。
4.真剣交際中もコーディネーターへ相談するのがおすすめ
真剣交際後に破局する人の多くに、結婚相談所への連絡をしなくなっているという特徴がみられます。真剣交際まで進んだからと安心せず、成婚に至るまでは相談所と二人三脚で婚活をしましょう。
結婚を迷っている、相手の様子が変わった、家族の反対が強いなどの悩みごとがあるならば、まずはコーディネーターに相談するのがベストです。経験豊富なコーディネーターが円満な解決方法をアドバイスしてくれますよ。
5.まとめ
真剣交際中のカップルの破局は、結婚への考え方や価値観のすれ違いが原因となる場合がほとんど。結婚後の仕事や家事の分担、新居について話し合っておく、家族との関係や金銭感覚の確認などは、真剣交際に入る前にすり合わせて対策しましょう。
真剣交際が始まってからは、金銭トラブルなどの隠し事の告白や、相手への丁寧な態度の継続、マリッジブルーへの対処などを心がけることも大切。気持ちを盛り上げるために、積極的に結婚準備に取り組むのも良いですね。
また、真剣交際で破局する人の多くが相談所と疎遠になっているという特徴も。最後まで婚活のプロであるコーディネーターの力を頼るのが、結婚への近道になるかもしれませんよ。
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