婚活をする上で、多くの人が年齢差でつまずいています。なぜなら、男性と女性で、理想とする年齢差にギャップがあるからです。
成婚した人達のデータを基に、実際のカップルの年齢差がどれぐらいなのかをチェックした上で、現実的にどれぐらいの年齢差を考えておけばいいのかを確認していきましょう。
目次
1.男女別!婚活カップルの年の差婚の現実
年の差カップルとはよく聞くものの、実際のところどれぐらいの年齢差があるのでしょうか。株式会社IBJが発表した「成婚白書~2021年度版~」をもとに、男女別で詳しく見ていきましょう。
男性は年齢が上がるほど女性との年齢差が広がる
男性は年齢が上がれば上がる程、結婚相手との年齢差が広がる傾向があります。成婚した男性の年齢別に、相手との年齢差の平均を算出したデータは下記の通りです。
男性の年齢 | 成婚相手の年齢 |
~24歳 | 0.8歳年上 |
25~29歳 | 0.1歳年上 |
30~34歳 | 1.8歳年下 |
35~39歳 | 3.3歳年下 |
40~44歳 | 4.7歳年下 |
45~49歳 | 6.0歳年下 |
50~54歳 | 6.7歳年下 |
55~59歳 | 6.4歳年下 |
60歳~ | 9.0歳年下 |
女性は年齢が上がるほど男性との年齢差が縮まる
今度は女性のデータを見ていきますが、男性とは異なり、女性は年齢が上がるにつれ成婚相手との年齢差が縮まる傾向が見られることが分かりました。
女性の年齢 | 成婚相手の年齢 |
~24歳 | 8歳年上 |
25~29歳 | 4.1歳年上 |
30~34歳 | 3.5歳年上 |
35~39歳 | 4.0歳年上 |
40~44歳 | 4.0歳年上 |
45~49歳 | 3.6歳年上 |
50~54歳 | 3.5歳年上 |
55~59歳 | 2.7歳年上 |
60歳~ | 4.2歳年上 |
そもそも男性が結婚相手に求める条件に「年齢が若いこと」が入っているのに対して、女性は「収入」や「子育てに協力的な人」などの条件が入っています。女性は男性ほど、年齢を重視しないのでしょう。
2.婚活における年齢差の理想と現実のギャップ
婚活をスタートした人が初めにぶつかる壁が、年齢差です。「年下女性と結婚したい」「同世代の高スペック男性と結婚したい」と考えるあまり、お相手の選択肢を狭めているかもしれません。
年齢差に関する男女の考えの違いが生む大きなギャップと、自分につり合う相手の年齢について男女別で考えていきましょう。
男性は極端に年下女性を求める人が多い
30代男性は20代女性と、40代男性は30代女性(特に35歳まで)と結婚したいと考える人が多くいますが、男性が思い描くような年齢差が大きいカップルの成婚はなかなか難しく、多くの女性は同世代の男性と結婚したいと考えています。
IBJのお見合い白書によると、お見合いが成立している年齢差のボリュームゾーンは3~6歳差(女性が年下)。年齢差が広がるほど男性申し込み数と女性申し込み数のギャップが大きくなっています。
実際、先ほどのデータにもあったように、女性の成婚相手との年齢差は約3~4歳で、30~34歳の男性でも平均で1.8歳年下の女性と結婚していることが分かります。
容姿や身長、性格や収入などの条件が良い男性であるほど年下女性と結婚できる可能性は高まりますが、スペックが平均程度の男性であれば、高望みせず3~4歳年下女性を狙うべきなのです。
「10歳ぐらい年下の女性に申し込みを続けているのに、うまくいかないのはなぜ…」と思っている人は、そもそも年齢設定に無理があるので、厳しいようですが現実をしっかりと受け止めた上で、活動する対象を考えていきましょう。
女性は同世代に平均年収以上を求める人が多い
高収入の男性と結婚したい女性は、最低でも年齢差が10歳は必要と考えておきましょう。
女性が婚活する上で最も重視する条件のひとつが年収で、800万円以上など、平均年収以上を求めつつ5歳差くらいの同世代男性と結婚したい女性が多くいますが、一般的に、収入は年齢とともに上がります。
「平均年収より収入が多くて、自分と同世代」というのは、現実的にアンバランスですし、高収入の男性は仕事が落ち着く35歳頃から婚活することが多く、20代女性とのマッチングを求める人も多いのが現実です。
平均スペックの男性では難しい20代女性とのマッチングも、高収入の男性なら望めることもあります。それほど、高収入の男性は婚活市場で人気なのです。
3.婚活相手との年齢差を埋める方法
婚活をする上で、理想とする年齢差と現実的に覚悟しなくてはならない年齢差のギャップは理解できましたでしょうか。
それでも、やっぱり年の差婚がしたい!という人のため、年齢差のある婚活相手とうまく付き合う方法をご紹介します。
コミュニケーションをよく取る
「これぐらい分かってくれるだろう」と思わず、自分の意見はきちんと伝えましょう。思ったことは溜め込まず、すぐに相手に伝えるように意識してコミュニケーションを取るとうまくいきやすいですよ。
年齢差があれば、ジェネレーションギャップはあって当然です。「そもそも考え方にズレはあるもの」と認識し、ズレを埋める努力が必要です。
年齢のせいにしない
相手とうまくいかないときや、関係性に不安を感じたときに「相手と10歳も離れているし…」などと、年齢を理由に消極的になるのはNGです。
確かに年齢が性格に及ぼす影響は少なからずありますが、結婚相手を見極めるときは、年齢差ぬきで相手を見て魅力的に思えるかどうかで判断しましょう。
そうすれば、年齢を言い訳にしない満足のいく結婚生活になりやすいですよ。
男性は経済的余裕を身につける
年齢で不利な思いをしたくないなら経済力は必須条件のひとつです。
例えば、婚活中の25歳女性から見たとき、30歳で年収500万円の男性より、35歳で年収1000万円の男性のほうが人気なことは言うまでもありません。
収入はすぐに増やせるものではありませんが、婚活を成功させる上では最も重要な条件のひとつであることを覚えておいてください。
女性は若さを身につける
人が年をとるのは避けて通れないことですが、年下男性と結婚したいなら若さをキープする努力は必須となります。
自分より長く働いてくれる、若いうちに子どもが成人するなど、メリットがたくさんある若い男性との結婚の場合、年上女性は年齢差を埋めるよりも見た目の若さが重要になってくるのです。
自分より若くてきれいな女性になびいてしまわないかという不安を払拭するためにも、日々努力し続けることが必要だと覚えておきましょう。
女性アナウンサー風の清楚なファッションや、スリムな体型を維持するために食生活に気をつけるなど、見た目年齢を下げるために工夫してみてくださいね。
4.まとめ
男性は年齢が上がれば上がるほど年齢差婚となる傾向があり、女性は年齢が上がっても結婚相手との年齢差は変化しにくい傾向があります。
同世代の男性と結婚したいと考えている女性が多いので、年下女性と結婚したい男性は目玉となるスペックを身に着けておくことが必要です。
高収入な男性と結婚したい女性ならば、年齢差が10歳ほど開いてしまうのも覚悟が必要ですが、年齢差をぬきにしても魅力的な人かどうかで判断しましょう。
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「上半期ウエディングナビ推進賞」「下半期ウエディングナビ推進賞」受賞
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