「女性は30代を過ぎると結婚が遠のく」とよくいわれますが、それには理由があるのでしょうか?また結婚できた女性はどのようなことを意識していたのかも気になるところです。
今回は、そもそも30代女性で独身の人がどれくらいいるのかを確認したうえで、30代になると出会いが減る理由、婚活に成功するための対策などを紹介していきます。
目次
1.30代女性で独身の人はどれくらいいる?
2015年の国勢調査の結果によると、30代女性の独身者の割合は、30〜34歳で34.6%、35〜39歳で23.9%となっていました。つまり、30代前半では約3人に1人、30代後半では約4人に1人が独身だということです。
30代女性の未婚率は年々上昇し続けていることを考えると、現在はさらに多いと予想されます。
また、同年の出生動向基本調査によると、25〜34歳の独身女性の51.2%が未婚である理由として「適当な相手にめぐり合わない」と回答しています。
2.独身の女性は知っておきたい、30代から出会いが減る理由
適当な相手にめぐり合わないという調査結果のとおり「30代になると出会いが減った」という声がよく聞かれます。それにはどのような理由があるのでしょうか?
既婚の男性が多くなる
男性が結婚を考える時期は、大学を卒業して就職し、ようやく落ち着く28〜30歳頃だといわれています。
実際にその年齢で結婚する男性が多いとすると、30代女性の周りにいる同年代や年上男性はすでに結婚しているか婚約者がいる可能性が高くなります。適齢の未婚男性と自然に出会うのは、やはり難しくなってくるでしょう。
合コンや紹介などの機会が減る
30代になると、一緒に遊んでいた友人たちにも既婚者が増えてきます。これまで合コンや飲み会をセッティングしてくれたり、一緒に参加したりしていた人が結婚してしまうと、とたんに出会いのチャンスが激減します。
誰かの紹介を期待できなくなるので、出会いを求めるなら自ら動かなくてはなりません。
プライベートに割く時間がない
ずっと働き続けてきた人なら、総合職や管理職でバリバリ働いている人も多いのではないでしょうか。
責任ある仕事やポストにつくと、プライベートで恋人を作る時間が少なくなってしまいます。仕事が充実している間はそれでよくても、仕事が落ち着いたときには周りは既婚者ばかり、ということが少なくないのです。
気軽に声を掛けられない
20代の頃は、軽いノリで男性に声を掛けていたというオープンな女性でも、大人として分別がつく30代になると、同じように振る舞えなくなるようです。
「30代だと相手にされないかも」と思うと同時に、「年齢的にも次に付き合う人と結婚したい」と考えて慎重になってしまうことも声を掛けにくくなる原因のひとつです。
3.35歳以上からは徐々に結婚が難しくなる
女性が年齢を重ねるとともに結婚が難しくなる理由として、結婚したら子供が欲しいと考える男性が多いことが挙げられます。
一般的に女性の妊娠適齢期は25〜35歳といわれており、日本では35歳以上の出産はリスクが高くなるとして、高齢出産と定義されているのも事実です。
現在は医学が発達して、35歳以上で初産を無事に済ませる人も多くいます。しかし子どもを望む男性の中には、結婚相手の条件を35歳までと厳しく設けている人も珍しくありません。そのため、本気で結婚したいなら、女性はなるべく早く婚活を始める必要があるのです。
4.30代で結婚できた女性が婚活で意識したポイントとは?
それでは30代で結婚できた女性は、どのようなことを意識していたのでしょうか?成功のポイントをさぐってみました!
出会いのチャンスは積極的にものにする
30代になると出会いの機会は減ってくるので、「待ち」の姿勢ではいつまでたっても相手は見つかりません。結婚を考えるなら、短期間でより多くの人に出会えるよう、自ら積極的に動くことが重要です。
婚活アプリ、婚活イベント、結婚相談所など、出会えるチャンスは最大限活用しましょう。
大人の女性の魅力を磨く
残念ながら若さでは20代には勝てません。相手の土俵で戦うよりも、30代は30代らしく、「大人の女性の魅力」で勝負するほうが得策です。
上品な言葉遣いや優雅に見えるような所作を意識しましょう。変に若者ぶるとむしろ評価が下がります。相手の目を見ながらゆっくり話す、笑うときは口元を隠す、ささいなことでも感謝を伝えるなど、大人の余裕を持って接するよう心掛けます。
ファッションやメイクも、若く見せることよりも、30代らしいナチュラルさで上品に見せると高評価がもらえるはずです。
結婚相手の条件を見直す
結婚相手に求める条件が厳しければ厳しいほど、相手を見つけるのが難しくなります。希望する条件をすべて満たす男性が現れるのを待つのは、現実的ではないと割り切ることも必要です。
条件を「妥協できるもの」と「譲れないもの」に分け、「譲れないもの」を重視して相手を探すのがおすすめです。
素直な気持ちを表現
30代になると、自分をよく見せようとしてつい背伸びをしてしまいがちです。しかし、そうすると男性は無理していることを感じとって居心地が悪くなり、「自分とは合わない」と思われてしまいます。
年齢以上に大人ぶる必要はありません。肩ひじはらず、等身大の自分のままでかわいい部分を残しましょう。
5.30代で最低限見直しておきたいライフスタイル
30代女性が結婚を意識したときには、以下のようなライフスタイルを見直しておくと、出会いのチャンスがあったときに活かせます。
実家暮らし
実家に暮らしているからといって、母親に料理から洗濯、掃除まで任せてしまってはいませんか?実家暮らしの人は、「家事ができないのでは」「自立していなさそう」と思われがちです。
どれだけ忙しくても、週に1度は料理や洗濯、掃除をして、最低でも一通りの家事はできるようにしておきましょう。
お金の使い方
30代になると勤務年数が長くなり、それなりのポジションにつくなどしてお金に余裕のある人が増えてきます。だからといって美容や海外旅行で散財していると、「将来のことを考えていない」「結婚しても家計を任せられない」と思われてしまいかねません。
できる範囲から少しずつ貯金をしておけば、堅実なイメージを持ってもらえます。
趣味
俳優やアイドルの追っかけ、ギャンブル、スピリチュアル系の趣味などは、ほとんどの場合男性ウケがよくありません。「趣味を理解してくれる人」を夢見ていると、相手を見つけるのは難しくなるばかりです。
そういった趣味に費やすお金や時間を減らして、音楽鑑賞や料理、スポーツ観戦など男性にも話せて、できれば一緒に楽しめるような趣味をはじめてみましょう。
6.まとめ
女性は30代を過ぎると、周りの男性も女性も既婚者が増えてくるため、「出会う男性はみんな既婚者」「女友達も結婚して合コンにも誘ってもらえない」と目に見えて出会いのチャンスが減っていきます。
結婚を考えるのであれば、積極的に出会いの機会を増やす、若づくりではなく大人の魅力を磨く、結婚相手の条件を見直すなどする必要があります。
また、家事の腕や貯金、趣味など、これまでのライフスタイルもあらためて見直して、数少ない出会いのチャンスを逃さないように日頃からしっかり備えておきましょう!
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