婚活では「この女性、勘違いしてる」という厳しい表現が存在します。強気すぎる発言や行動、本人にそぐわない選択や仕草をする女性は、男性に非常識な印象を与え、こう呼ばれます。
相性のズレもあるかもしれませんが、「婚活に必死で取り組んでいるのに、良い男性が見つからない!」「デートの数をこなしても、本交際を申し込んでくれる男性が現れなかった…」そんな悩みを持っている女性は、婚活で勘違いをしていないかチェックしてみましょう。
今回は、勘違女だと思われてしまう人の原因と特徴、そうならないためにやるべきことについて、詳しく解説していきます。
1.婚活で勘違いした女性だと思われてしまう原因
婚活でいう「勘違い女」とは、本人のスペックに対してハイレベルな相手ばかりを狙う人や、相手に合わせることをしないなど高慢な行動をとる人に対して使われます。
例えば、社会人経験がないのに社長クラスの相手を探す女性もいますが、ハイスペックな人とお付き合いをするには、自分にもそれなりの知識や魅力が必要です。経験不足の会話は相手に非常識さと不快感を与えるかもしれません。
また、男性がリードするのが当然と思って自分はなにもフォローせず、上手くいかない場合は相手のせいだと考える女性もいます。それは、女性に気遣いを求める男性からみたら、とても高慢な態度に見えるはずです。
自分は若くてキレイだと自信がある女性ほど「自分は尊重されるはず」と勘違いして、こういった行動に出やすい傾向があり、プライドの高さが一番の原因だといわれています。
早めに軌道修正しなければ、いつまでも婚活の成功率は上がりません。当てはまる部分がないか、自分自身を見直してみましょう。
2.婚活で勘違いした女性だといわれる人の特徴
婚活の場で「勘違いしてる」と思われる女性にはいくつかの特徴があります。自己評価の誤解以外にも様々な婚活の勘違いがあるので、これから紹介する項目で当てはまるものはないか、チェックしながら読んでみましょう。
男性に求める「普通」基準が高すぎ
男性に求める条件を尋ねると「普通でいい」という答える女性がいますが、世間の「普通」とは、大きくズレてしまっていることも珍しくありません。
もし「年収700万以上、国立大卒で家事・育児に積極的な男性」のような条件を「普通」と思っているのなら、その考えは改めた方が良いかもしれません。
その基準は世間一般から見ると、とても高いものだからです。すべての条件を満たす男性はごくわずかなので、他の女性に勝る魅力がなければカップリングは難しいでしょう。
同世代や年下の男性ばかりを選ぶ
若い頃に男性からモテていた、あるいは仕事で成功しているなど、自分に自信がある40代の女性は、同世代、または年下の魅力的な男性を選びがちだといわれています。
しかし、男性は、若いうちは年齢の近い女性を選び、年齢を重ねるにつれて年下女性を希望するようになります。そのため、女性も年齢を重ねるほどに、年下や同年代の男性とのマッチングが難しくなるのです。
これまで目を向けてこなかった、年上の男性にまで選択肢を広げる必要があります。
プライドが高すぎて基本受け身
プライドの高い女性は「自分から積極的に動かなくても、男性の方からアプローチしてくるはず」「恋愛は男性がリードすべき」などの持論を持っている場合もあるかもしれません。
このような考え方をしていると受け身になってしまい、婚活では不利になります。
受け身の女性は、「僕に興味がないのかな?」と思われやすく、ネガティブな印象を与えます。プライドは一旦置いて積極的に動くと、気持ちが伝わり、男性に良い印象を持たれるはずです。
若い・綺麗という言葉を妄信
男性に「若い」や「きれい」などと言われると、思わず嬉しくなってしまいますよね。でも、その言葉は社交辞令や「同世代とくらべて」という意味が含まれているかもしれません。
若い世代の女性もたくさんいる中で、容姿を褒める言葉は妄信しないことが大切です。
自分は評価されているから大丈夫だと思わず、身だしなみは常に見直して、見た目も人間性も磨く努力をしましょう。
天然キャラアピール
男性を落とすために天然キャラを演じる女性もいますが、天然を演出する養殖タイプではあざとさを隠しきれないため、見破られて逆効果になります。
20代前半なら大目に見てもらえる可能性もありますが、もし大人の女性なら年相応の落ち着きや、思慮深さが欲しいところ。世間知らずなふりやドジっ子っぽい振る舞いをしていると、男性に引かれてしまうかもしれません。
これまでの経験や知識といった、人間的な奥深さをアピールした方が好印象を持たれるはずです。
男性が住んでいる地域で選ぶ
南麻布や広尾、田園調布といった高級住宅街をステータスと感じて、男性の居住地を限定する女性もいますが、漠然とした憧れだけで婚活相手を探すのは、やめておくべきです。
居住地だけでは男性がどういう人物なのか、まったく分からないからです。いくらハイソなエリアに住んでいるからといって、素晴らしい収入や人柄とは限りません。全体をみて判断しましょう。
男性が奢って当たり前という態度をとる
今どき「女性はおしとやかであるべき」という固定観念が通用しないように、「男性だから、デートのときには女性に奢るべき」という考えは、古い価値観になっています。
男性側がそのように思っていて、自ら奢りを申し出たり、多く支払ったりするのであれば、割り勘を無理強いする必要はありません。素直に感謝の気持ちを伝えれば、男性も良い気持ちで支払いができるでしょう。
しかし、女性側が「デート代は男性が持つべき」と決めつけた態度を見せるのはNGです。傲慢な女性だと思われてしまうかもしれません。会計の際に男性に奢ると言われたとしても、鞄から財布を取り出して「少し出しましょうか」程度の声掛けはしましょう。
手頃なお店でのデートを否定する
男性が選んだデートの店が、お手軽な居酒屋や全国チェーンのレストランだったときに、「私のことを大切に思ってないの?」と責めたり、否定したりした経験はありませんか?
でも、デートのたびに高級レストランを予約していたら、経済的に立ち行かなくなってしまうこともあるでしょう。お金がかかる女性だと思われるのでないでしょうか。
それに、男性は特別な女性だからこそ、気の置けない場所で、リラックスして過ごしたいと考えているのかもしれません。ステータスの高いリッチなレストランが予約されていなかったからといって否定せず、まずは相手の気持ちを聞くことが大切です。
3. 勘違いに陥らないためにやるべき4つのこと
では、勘違いした行動をとらないためには、どうすれば良いのでしょう。婚活でしておきたい4つの対策をご紹介します。
今の自分の価値を認識する
最初にするべきなのは、今の自分の価値を正確に知ることです。本来、婚活を始める前にするのが理想的ですが、今からでも問題ありません。
結婚相手としての自分の価値を把握すると、どんな相手なら釣り合うのか、希望している条件が一般的か高望みなのかを判断しやすくなります。
自分の年齢や容姿、社会的ステータス、収入など、ひとつひとつの項目が、婚活市場でどれほど有効なのかをじっくり考えてみましょう。婚活コーディネーターなどの客観的視点を入れて分析すると、より正確な認識ができるはずです。
自分の本来の魅力に気づく
自分に自信がない女性は多いのですが、誰しもそれぞれの魅力を持っているものです。「若い」「きれい」など、男性から投げかけられる言葉ではなく、自分の本来の魅力を探してみましょう。
自分で何も思いつかないという方は、親しい友人や家族に聞いてみるのも1つの手です。きっとたくさんの答えが返ってくるはずです。
他の人にはない、自分だけの魅力や個性が分かったら、自信を持ってそれをアピールするだけです。その魅力に惹かれる男性がきっと現れますよ。
絶対に譲れないというラインを作る
結婚は自分の人生に深く関わる、重大な出来事です。だからこそ、相手に求める条件が多くなってしまうのは、ごく普通の心理でしょう。でもたくさんの条件を付けて相手探しをしても、理想の相手はそう簡単には見つかりません。
自分にとって譲れない条件は何かを考え、妥協するところは潔く折れましょう。例えば「家事への参加は絶対に譲れないから、年収や学歴は妥協する」といった感じです。そうすれば間口がかなり広がり、相手が見つかりやすくなります。
既婚者やプロにチェックしてもらう
いろいろと対策はしてみたけれど、やっぱり婚活がスムーズに進まない…。「自分は何か勘違いをしているのかも?」と心配になったときには、思い切って誰かに相談してみましょう。
相手としておすすめなのは、周りの既婚者です。経験者ならではの視点で有益なアドバイスがもらえるでしょう。
中でも婚活経験のある既婚者は、相談相手にうってつけです。婚活の苦労や悩みも分かってもらえるので、本音を話して愚痴をこぼしても、少しは大目に見てもらえそうです。また男性目線の意見は貴重なので旦那さん側にもお願いすると良いですね。
もちろん、毎年何百人もの婚活者を見ているプロ、婚活コーディネーターにチェックしてもらうのも良い方法です。具体的な改善策について的確なアドバイスが期待できますよ。
4.まとめ
婚活がうまくいかない女性は、何か勘違いをしているか、少なくとも男性にそう思わせてしまっている可能性があります。以下の行動は婚活ではNGです。
・「普通の男性」の基準が現実離れしている
・年下の男性ばかり探している
・プライドが高く、受け身になっている
・男性の褒め言葉を信じ込んでいる
・天然キャラアピールしている
・男性をステータスだけで判断している
・男性が奢って当然という態度をとっている
・デートは高級店以外あり得ないと思っている
こうした勘違いで失敗しないためには、今の自分の価値や人間的な魅力に気づき、それをアピールすることです。また、結婚相手に対する条件も見直した方がいいかもしれません。
自分ひとりではなかなか気づきにくいものですが、既婚者の友人や婚活コーディネーターの力も借りて対策をとりましょう。そうすればきっと、婚活もスムーズに進むようになりますよ。
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