「あまり貯金がないから婚活できないな…」なんて、あきらめている人はいませんか?婚活には貯金が絶対に必要というわけではないので大丈夫。活動費用は婚活方法によって変わるので経済的負担を抑えるやり方もあります。
でも貯金があると、よりスムーズに婚活を進められるのもまた事実。一番の理由は、貯金があると気持ちに余裕ができるからです。
今回は、婚活に貯金は必要なのか、婚活方法別の費用の比較から解説します。貯金があると婚活が有利に進められる理由と、結婚後に必要なお金についてもふれるので、参考にしてくださいね。
目次
1.貯金がなくても婚活はできる
結論からいうと、貯金がなくても婚活はできます。確かに婚活を始めるにはお金がかかりますが、差し当たりの婚活費用を現在の収入でまかなえるのであれば、婚活自体は可能です。
婚活は、婚活パーティーなら参加費、マッチングアプリなら月額費、婚活システムの利用料など活動資金があれば始められます。開催会社やアプリの種類によって費用が違うので、リーズナブルで信頼できるものを探すといいでしょう。
貯金がなくても登録もマッチングもできます。とはいえ、参加費用の他にデート代や通信費、洋服代などに別途お金がかかるので、ある程度まとまった貯金がある方が余裕を持って、より有利に婚活に取り組めるのは事実です。
2.【婚活方法別】婚活にかかる費用の比較
婚活方法別に必要となる費用の目安をご紹介します。また、どの方法であってもデート代や交通費、通信費、衣類や美容代などが別途でかかると覚えておきましょう。
合コン
メディケア生命の「合コンに関する調査」によると、合コン1回当たりの平均参加費は男性が4,854円、女性は2,971円でした。月に4回参加したとして、月額で計算すると男性は約2万円、女性は約1万2,000円かかります。
合コンでかかるのは、基本的に飲食費のみですが、男女の支払い比率は7:3や6:4と、男性の負担額が多い場合がほとんどです。
婚活パーティー
婚活パーティーポータルサイト「オミカレ」の調査によると、婚活パーティー1回の申し込み費用で最も多かったのは、男性は5,000円前後、女性は無料~2,000円でした。月に4回参加したとして、月額では男性は約2万円、女性は無料~約4,000円かかる計算です。
男性は合コンとあまり変わりませんが、女性は合コンよりもかなり安く参加できるので、お得感があるのではないでしょうか。
マッチングアプリ
消費者庁の「マッチングアプリの利用状況に関するアンケート結果」によると、マッチングアプリを有料で利用した場合の1カ月当たりの平均支払い額は、3,001円〜5,000円が最多でした。
女性は安く設定されているアプリも多いので、男性は月額約4,000円、女性は無料~4,000円ほどで考えておくと良いでしょう。
実際に相手に会うとなるとデート代などの交際費が発生しますが、システムの利用料としては、アプリが最もリーズナブルです。少ない貯金で婚活をするのであれば、真っ先に利用候補に上がるでしょう。
結婚相談所
Q.E.D.パートナーズのアンケート調査によると、結婚相談所の利用にかかる費用の相場は年間30万円となっています。費用の内訳は初期費用(入会金、登録料、サポート費用)が10万円、月会費が1万2,000~1万5,000円です。1年続けた場合、月額では約2万5,000円となります。
結婚相談所は数ある婚活方法の中でも、かなり高額の部類に入るので、貯金が不安な方には少しハードルが高いかもしれません。
ただし、会員の真剣度の高さと手厚いサポートで成婚率が高く、早く婚活が終わって結果的にコスパが良かったというケースもよくあるので、多少の貯金があるのなら検討をおすすめします。
3.貯金があると婚活がスムーズに進む理由
貯金がなくても婚活はできますが、もちろん貯金があった方が婚活をスムーズに進められます。その3つの理由を見てみましょう。
気持ちに余裕ができるから
最も大きな理由は、精神的な余裕でしょう。貯金が全くない場合、月々の収入から婚活費用を捻出する生活が、婚活を終えるまで続きます。婚活方法によっても異なりますが、月数万円はかかるのが一般的で、決して少ない額ではありません。
お金への不安は身だしなみやデート内容にも響く上、余裕のなさが顔や態度にも出てしまいます。うまくいくものもいかなくなるかもしれません。
選択肢が増えるから
貯金があると、婚活の選択肢が増えるので有利に進められます。例えば女性の場合、貯金がないと月額費無料のアプリにしか手が出せず、良い出会いを逃す可能性があります。
貯金があって婚活に使える予算がもっと多ければ、スペックの高い男性が多く登録している有料のアプリを使ったり、結婚相談所に入会したりと選択肢が増えます。
もちろん男性も予算が十分にあれば、複数のマッチングアプリや婚活サービスを併用して効率的に活動ができます。また、デートでもたくさんの選択肢から魅力的な提案ができて成功率が上がるでしょう。
アピールポイントになるから
まとまった額の貯金は婚活でアピールポイントにもなります。結婚相談所を使う場合には、プロフィールに預貯金額や資産を記載できます。婚活は将来のパートナーを選ぶ場なので、預貯金があるとコツコツ貯金のできる真面目な人柄であることが伝わり、安心感が与えられます。
婚活パーティーやマッチングアプリでは貯金額の項目はありませんが、結婚を考える以上は貯蓄に関する質問は避けられないでしょう。
4.結婚後に必要となるお金
お金は婚活中だけでなく、結婚するときにも必要です。大体の予算感だけでも前もって把握しておきましょう。
結婚後に必要になるお金について、「ゼクシィ結婚トレンド調査2019 首都圏」を参考にご紹介します。(この費用は平均ではなく、選択した人の割合が最も高かった回答です)
- ・婚約指輪 30〜40万円
- ・結婚指輪(2人分) 20〜25万円
- ・結婚式 400〜450万円
- ・新婚旅行(2人分) 100〜110万円※次点50〜60万円
ここに挙げたのは、代表的な4つの記念品やイベントですが、これだけでも、大体500〜600万円かかります。この他にも、引っ越しや新生活の準備にもお金が必要です。
最近は婚約指輪や結婚式を省略するカップルも増えていますし、結婚指輪や旅行のランクも2人次第なところはありますが、結婚直前になって「お金がないからできない」となると破局する原因にもなりかねません。
婚活中にできるだけ貯金して、真剣交際の段階で結婚にかける費用感について話し合っておきましょう。
5.まとめ
婚活は活動費用さえ用意できれば、貯金がなくてもできます。合コン、婚活パーティー、マッチングアプリ、結婚相談所と、婚活方法によって必要となるお金は異なるので、事前に比較、検討してから入会を考えましょう。
最もリーズナブルに始められるのはマッチングアプリですが、入会金が高くても成婚まで早くてコスパがいいのは結婚相談所かもしれません。婚活は1年以上かかることもあるので長期的な目線で検討しましょう。
貯金があると、精神的な余裕が生まれるだけでなく、婚活の選択肢が増え、アピールポイントともなるため成功率が上がります。また、結婚指輪や結婚式、新居費用など結婚にかかる費用もあるので、婚活と並行して節約や貯金をするのがおすすめです。
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