教師職の女性は結婚するのが難しいとよく聞きます。周囲のイメージも重要な教師はさまざまな事情から婚活をやりにくく感じる人も多いでしょう。

しかし、女性教師は結婚相手として人気が高く、工夫して婚活を行なえば結婚は目前です。

今回は教師職の女性が持つ婚活の悩みと、それを乗り越えて婚活を進めるコツをご紹介します。

 

１．女性教師の婚活事情～人気は上位でも高い未婚率～

さまざまな婚活サイトの「男性が結婚したい職業ランキング」では常に公務員がトップ5入りしています。しかし、教師職女性は公務員でありながら未婚率が高いといわれるのも事実です。

公務員の中でも特に真面目で収入も良く、頼れるイメージがある教師職の女性は婚活で人気があります。

しかし、総務省が出している「就業構造基本調査」による教員の生涯未婚率は、男性が7.3％なのに対し、女性は16.1％※。同じ職種でも倍以上の違いが出ています。人気はあるのに結婚していない女性教師は多いことから、婚活しにくい事情があることが分かります。

※総務省統計局の2012年「就業構造基本調査」をもとに社会学者の舞田敏彦氏が試算したデータより抜粋。

 

 

２．女性教師ならではの婚活の悩み

未婚の教師職女性はなぜ多いのでしょうか。それには教師職ならではの婚活の悩みが関係しています。

 

周囲の異性が既婚者だらけ

教師職の女性は職場で接する男性の多くが既婚者です。公務員男性は婚活で人気があるため同僚の男性は既婚者率が高く、それ以外に接する異性も保護者が大半です。また、職場は同世代の男性もあまりいない環境で、出会いはかなり少ないでしょう。

 

職場恋愛はトラブルが怖い

トラブルのリスクを考えると職場恋愛は避けたいという方も多いでしょう。人間性を求められる教師という職業柄、恋愛トラブルは保護者からの信頼を失ったり、それが原因で異動、失職につながったりしかねません。教師は出会いが少ないうえに気軽に恋愛へと発展させられないのです。

 

多忙で恋愛する余裕がない

仕事が忙しくて恋愛に向き合う余裕がなかなかできず、気づけば結婚から遠ざかっていたという人も多いでしょう。

通常授業の準備に加えて、部活や試験準備、生徒のケア、保護者への対応など教師は非常に多忙な職種です。休日出勤も珍しくないためプライベートが削られ、恋愛や婚活に時間を割けないという方も少なくありません。

 

転勤が多い

公立学校勤務の場合だと、定期的に異動があります。異動のたびに新たな人間関係を一からスタートさせるため、じっくりと関係を深めるのは難しいでしょう。

新しい環境に馴染み、同僚の人となりをよく知った頃には、また異動の繰り返しで、恋愛まで行き着きにくいのです。また転勤が多いと結婚相手として敬遠される原因にもなります。

 

身バレが不安で婚活がやりにくい

教師職の婚活事情として大きいのが、学校関係者に婚活がばれるのが不安で積極的な行動を起こせないという声です。

信用第一の職種なため、婚活アプリの登録や異性とのデートを見られると悪い噂になってしまう可能性があります。そのため身バレしないように曖昧なプロフィールや自分のことをはっきり話さず婚活を進めざるを得ません。

しかし、男性もさまざまな条件を考えて婚活しているので、こちらの情報が曖昧だと目に留めてもらいにくくなるでしょう。婚活が思うように進まなくなってしまいます。

 

収入が高すぎて避けられる

教師職の女性の収入は、同世代男性の平均収入を超えていることが多く、自分より稼ぎの良い女性を嫌がるプライドが高い男性からは敬遠されるケースもあります。

 

 

３．女性教師の婚活成功のコツは結婚相談所

婚活を成功させたい教師職の女性には結婚相談所がおすすめです。結婚相談所は教師職のさまざまな悩みを上手くカバーしながら婚活を進められます。

 

真剣な会員しかないので安心

結婚相談所に登録しているのは「結婚相手」と出会いたい人のみです。登録時は身分証明書が必要で年会費も高額なため、真剣に婚活している男性しかいません。出会いの質が高く不倫や遊び目的にされる心配が少ないので、安心してお相手を探せます。

 

身バレや恋愛トラブルが起こりにくい

仲人がマッチングする結婚相談所なら身バレや恋愛トラブルのリスクを下げられます。プロフィールが不特定多数にさらされにくく、学校関係者の可能性がある相手を除外してもらうことも可能です。

お断りも仲人を通して伝えるためトラブルが起こりづらく、交際時に不安があれば相談にのってくれます。教師としての信用を失うリスクはかなり抑えられるでしょう。

 

多忙でも婚活できる

結婚相談所は忙しい人でも婚活できる方法です。アプリや婚活パーティーは相手を探したりこまめに連絡したりと、自分で積極的な行動を取る必要があります。しかし、結婚相談所は仲人がマッチングや段取りを進めてくれるため、婚活に取れる時間が少なくても問題ありません。

 

仕事に理解がある人とだけ出会える

登録者のプロフィールや希望条件、不安点などを踏まえたうえでマッチングされるため、転勤や年収、多忙さなど教師が避けられがちな点も、それらに理解がある相手しかお見合い相手に選ばれません。無駄な出会いを減らせるのでスムーズに婚活を進められます。

 

真面目なイメージを崩さない

いくつかある婚活方法の中でも、結婚相談所は真面目なイメージが強い方法なので、出会いを聞かれたときの印象も悪くありません。

出会い系アプリと言ってしまうとまだ悪い印象を持つ人もいますが、結婚相談所の「お見合い」は昔から一般的な結婚相手を探す方法として浸透しています。堅めの考えを持つ人にも受け入れやすいので、上司や学校関係者にもなれそめを報告しやすいでしょう。

 

 

４．女性教師は人気に頼らず「気遣い」も大切に

教師が人気とはいえ、婚活をする際は「気遣い」など結婚相手として女性が求められるポイントも押さえておきましょう。

「男性が結婚したい女性」の特徴として、美しさやかわいらしさ、料理などの家事スキル、女性らしい気遣いなどがよく挙げられます。職種以外にもこういったポイントがあるとお見合いやデートでの印象アップを狙えるでしょう。

教師職の強みである誠実さや知性に、家庭的な面や女性らしい気配り、かわいらしさをプラスすれは、理想の結婚相手にさらに近くなります。婚活を成功させるためにも人気職だからと油断せずに、女磨きも欠かさないことが大切です。

 

５．まとめ

婚活で人気の高い女性教師は、真面目さや収入の高さ、安定性など結婚相手として好ましい特徴を備えています。しかし未婚者との出会いの少なさ、忙しさや教師という信用第一の仕事柄、婚活がうまくいかない女性も少なくありません。

結婚相談所はそんな忙しい教師職も安心して婚活ができるようサポートしてくれます。結婚に真剣に向き合っている人が集まり、条件を元にマッチングするため、出会いの質が高く、恋愛トラブルのリスクを避けられるでしょう。

また、教師職の女性は人気がありますが、職種の利点だけでなく結婚相手として求められる女性らしい気遣いや家事力、美しさも大切です。自分磨きも忘れずに婚活に臨みましょう。