一度傷ついた30代バツイチ男性のなかには「そろそろ再婚したいな」と思う方もいるのではないでしょうか。晩婚化も進むいま、30代はまだまだ脂の乗った時期ですよね。
しかし離婚した傷は癒えてはきたものの、一歩踏み出したところでまた失敗してしまったら立ち直れないかも、とつい慎重になってしまう人も多いかもしれません。
そこで今回は、バツイチ30代男性のリアルな婚活事情と、成功するためのポイントを詳しくご紹介します!
目次
1.婚活するバツイチ30代男性に対する印象とは?
同世代の女性は、バツイチ男性に対してどのような印象を持っているのでしょうか?
2011年に結婚情報誌のゼクシィが20〜30代の女性を対象におこなったアンケートによると、バツイチ男性との交際について「好きならば気にならない」と回答した人は18%、実際に交際経験がある人はそれを上回る23%もいることがわかりました。
交際ではなく結婚相手としては?の質問に対しても、12%の女性が「好きならば気にならない」と答え、「むしろバツイチのほうがいい」と答えた人も2%ですがわずかながらいたようです。
バツイチ男性を魅力的に感じるポイントとしては、「失敗を繰り返さないために努力してくれそう」「結婚に変な幻想を抱いていない」「人生経験が豊富」など、離婚したからこその人間的な成長を肯定的に捉えた回答が多く寄せられています。
今回のアンケートは30代のバツイチ男性の印象に限って聞いたものではありませんが、婚活中も多く出会うであろう20~30代女性が調査対象者ですので、とても参考になりますよね。
婚活中も、離婚経験による気づきや成長をうまくアピールできれば、再婚のチャンスを掴めるしょう。
2.バツイチ30代男性が再婚できる可能性は高い!
実際に、30代バツイチ男性が再婚できる割合も確認していきましょう。
2016年の厚生労働省「婚姻に関する統計」によると、2011年に離婚した30代前半男性の36.3%、30代後半男性の29.8%が5年以内に再婚しています。これは5年以内の数字であることから、5年以上たってから再婚した人も合わせれば、数値はもっと上がると考えられます。
婚活市場でも、男性の再婚者は珍しくありません。これは30代に限った数字ではありませんが、日本結婚相談所連盟による2020年度成婚白書によると、結婚相談所を成婚退会した男性の16.0%が再婚です。会員全体のうち再婚は13.67%であることを考えると、初婚の会員より成婚しやすいといえるでしょう。
3.再婚に向けてまずおこなっておきたい5つのこと
30代バツイチ男性の再婚は希望があるとはいっても、恋愛と同じく受け身では何も始まりません。ここでは再婚に向けてまず行っておきたいことを、5つ紹介します。
離婚した原因を把握する
まずは前のパートナーとうまくいかなくなった根本的な原因を、しっかりと認識することから始めましょう。
離婚原因が「相手の浮気」の場合には、自分に非はなかったと思う人もいるでしょう。しかしそもそも浮気したのには、何か理由があったのではないでしょうか?突き詰めて考えれば、何か自分に至らない点があったと気付くかもしれません。
自分にも問題があったと考えるのはつらいことですが、自分の落ち度を素直に受け入れ、改善することで、女性に選ばれる魅力的な男性になれるでしょう。
再婚相手に求める条件を絞る
婚活を始める前に、どんな相手となら長く円満な家庭を築いていけそうかを考えることも大切です。初婚での失敗を踏まえれば、自分が相手に求めるポイントを明確にしやすいのではないでしょうか。
仕事への理解、子どもの有無、金銭感覚の一致など、重視したいポイント洗い出して優先順位をつけておけば、より現実的な相手探しができるでしょう。
恋愛に前向きになる
独身生活に慣れてしまうと、恋愛に対するモチベーションが低下してしまいますが、婚活にはポジティブな気持ちが重要です。自分のお金や時間を自由に使えるのは魅力ですが、本当に今の生活を続けたいのか、再婚して家庭を築きたいのか自分に問いただしてみましょう。
少しでも家庭を持ちたい、家族と過ごす時間がほしいという意欲があるなら、早い内に気持ちを切り替えて行動を起こすことがおすすめです。
自分の価値を高める
初婚、再婚に限りませんが、婚活するうえでは魅力的な人間であることはとても大切です。離婚経験を糧にして、人間としての魅力を底上げしましょう。
結婚していた間はほかの女性を意識する必要もなかったので、見た目に気を使わなくなってしまってはいませんか?あらためて身だしなみを整え、仕事や趣味なども含めて自分の価値を高めていきましょう。
アクションを起こす
バツイチ30代男性は、仕事が忙しくなり、出会いの数が減ってくる年代でもあります。運命的な出会いや女性からのアプローチを待つよりも、自分から積極的に動くことが必要です。
婚活の方法はいくつかありますが、効率的に素敵な女性と出会いたいという方におすすめしたいのが結婚相談所です。結婚に対するモチベーションが高い人が多く、バツイチに対して理解のある女性も少なくありません。
また、コーディネーターのサポートがつくため、バツイチならではの悩みや不安に寄り添ったアドバイスをもらいながら婚活を進められ、高い成果が期待できます。
4.30代バツイチ男性が婚活で成功するためのポイント
それでは最後に、バツイチ男性が婚活で成功するためのポイントを4つ紹介します。
離婚をネガティブに話さない
以前の結婚生活の愚痴や不満など、離婚をネガティブに話さないようにしましょう。「この人と結婚すると色々言われそう…」と暗い結婚生活を想像されてしまい、いい結果は望めなくなってしまいます。
また、前妻の話を必要以上にするのも、女性にとって気分がいいものではありません。それよりも、離婚を通じて反省したこと、考え方や態度をどんなふうに改めたかなど、失敗から学んだ姿勢を見せたほうが、はるかに好印象を与えられます。
相性を重視する
安定した結婚生活を送るには、生活習慣や性格の相性が合うかを重視するのもポイントです。
たとえばお休みの日でも早起きする派と寝過ごしたい派では、生活習慣が合いません。すべての生活リズムが合う人を見つけるのは難しいものですが、「ここだけは譲れない」とお互い思うものが一致していればうまくいく可能性は高まります。
性格の相性については、映画を見ていて同じところで笑う、ニュースを見ていて同じところで怒るなど、喜怒哀楽のポイントが似ていれば、摩擦が少なく長期的な関係を築きやすくなりますよ。
年齢差は5歳以内がベスト
30代バツイチ男性が再婚を目標に婚活するのであれば、相手の女性との年齢差は5歳以内に抑えるのがベストです。
女性との年齢が5歳以上離れてしまうと、妊娠や子育て、介護など、どちらか一方に大きな負担がかかりやすくなってしまいます。子どもや親のことをあまりギャップを感じることなく、同じ目線で考えられる年齢差のほうが、二人三脚の夫婦生活を送りやすくなるでしょう。
前妻と比較をしない
結婚経験がある以上、心の中で前妻と比べてしまうのは仕方ありませんが、それを口に出すのはNGです。
たとえ「前妻と比べてこんなところが素敵だな」というポジティブな気持ちであったとしても、女性はいい気がしません。「いつも前の奥さんを通して私のことを見ている」と思われてしまい、不満や哀しさを感じさせてしまう可能性があります。
ただし前妻との間に子どもがいる場合は、相手に親権があったとしても、大切に思い接している姿勢を見せることは問題ないでしょう。
5.まとめ
30代バツイチ男性の婚活は、それほど難しいものではありません。同世代の女性の約5人に1人は離婚歴を気にしていませんし、30代バツイチ男性の約3割が離婚から5年以内に再婚しています。
婚活を始める前に、離婚原因を分析して自分磨きを行い、再婚相手の条件を見極めることが大切です。また、恋愛にポジティブな気持ちを持って、自らアクションを起こすようにしましょう。
婚活を成功させるには、離婚をネガティブに話さない、前妻と比較しないなど注意するべきポイントもあります。バツイチならではの事情を汲みながら手厚いサポートをしてくれる結婚相談所を利用することもおすすめです。
「結婚物語。」は
いつでもあなたの味方です。
2021年8冠受賞
「上半期ウエディングナビ推進賞」「下半期ウエディングナビ推進賞」受賞
「上半期成婚優秀賞」「下半期成婚優秀賞」「優秀結婚相談事業者ゴールド賞」「連盟貢献賞」受賞
「感謝状」