「恋愛と結婚は違う」と聞いたことがあるけれど、実際に結婚した既婚者でないと、その違いを体験することはできません。

・婚活を始めようか悩んでいる
・婚活を長く続けている間に、結婚がどういうものかわからなくなった

というような方はこの「結婚と恋愛の違い」を整理できずに、恋人選びや結婚相手選びに困っているのではないでしょうか？そこでこの記事では、男女別に恋愛と結婚の違いを解説し、恋愛相手に求める条件、結婚相手に求める条件をそれぞれご紹介します。

恋愛と結婚の違いを知りたい人は、ぜひ参考にしてください。

 

１．「結婚」と「恋愛」の違いとは？

最初に、「結婚」と「恋愛」の違いを整理しましょう。ここでは、３つのポイントに絞って結婚と恋愛の違いを整理します。

 

恋愛は楽しさ重視、結婚は安定重視

恋愛では、ドキドキ感やワクワク感を感じることができ、楽しい時間を味わうことができます。そのため、結婚に比べると、ルックスを重視する方が比較的多い傾向にあります。

それに対して、結婚生活においては、安定感が求められます。結婚では、ルックスよりも経済力からくる生活の安定の方が重視される傾向にあるからです。長期的に人生を一緒に過ごす結婚生活において、山あり谷ありの結婚生活では疲れてしまいます。子どもが生まれると、子育てにかかるお金も必要になります。そこで、家族で安心して生活することを第一に考えると、恋愛感情を楽しむというよりも、安定した家族の生活を重視するようになるということです。

 

恋愛は当人同士の関係、結婚は家族付き合いのある関係

恋愛は当人同士の付き合いですが、結婚はそれぞれの家族との付き合いも必要となります。そういう意味で、付き合いの幅が広がり、責任の大きさに違いが出てきます。

結婚する際には、多くの場合で相手の両親に挨拶に行きますが、恋愛の段階で両親に相手を紹介することは少ないでしょう。

結婚すれば、親戚を呼んで結婚式をしたり、両親と同居する話が出たりと、さまざまな形で家族や親戚との付き合いが発生します。

 

恋愛は法的縛りはないが、結婚は法的な縛りがある

恋愛と結婚の単純かつ大きな違いは、婚姻届を提出しているかどうかということです。結婚すると法的拘束力が生まれ、別れたくても、恋愛のように言葉を交わすだけで別れることはできません。

恋愛はどれだけ長く付き合っていても、長く同棲していても、戸籍上は赤の他人です。
逆に、結婚すると、どんなに関係性が悪かったとしても、離婚届が受理されるまでは、法律上は、家族です。

法律の縛りがあるかどうかの違いは、「恋愛」と「結婚」の大きな違いの１つとなります。

 

 

 

 

２．【男女別】恋愛観の違いを解説！

 

男性が彼女に求める条件とは？

男性が彼女に求める条件には以下のようなものがあります。

・ルックス、スタイルが整っている

こちらは男女共通になりますが、多くの方は恋愛において、ルックスやスタイルを重視します。結婚とは異なり長く付き合うことを優先的に考えないので「見た目がタイプ」「容姿が整っている」などを基準に、中身の性格が合うかどうかを判断する前に告白するといったケースは多く見受けられます。また、男性はプライドが高い傾向にあります。そのため、潜在的には、容姿が整っている女性と並んで歩くことで、優越感を感じたいという気持ちも持っています。

・明るくて愛嬌があり、一緒にいて楽しい

恋愛をするなら、ワクワク感を感じられるような非日常を過ごしたいと思っている男性も多いです。そのため、ノリがよく明るい女性が好まれる傾向があります。楽観的なタイプが多く、思い悩むような時間が少なく、純粋に恋愛だけを楽しめるような人が好まれます。

・アクティブでフットワークが軽い

・アクティブでフットワークが軽いフットワークが軽い女性も好まれる傾向があります。「あれはやりたくない」「それはやだ」などのワガママに付き合う必要がなく、ある程度合わせてもらえる可能性が高いからです。また、フットワークは軽いと急な誘いや予定変更にも、柔軟に対応してもらえます。そのため、負担が少なく恋愛が楽しめることも魅力的に映ります。

 

女性が彼氏に求める条件とは？

女性が彼氏に求める条件には以下のようなものがあります。

・顔立ちが整った、スタイルの良いイケメン

白馬の王子様とは言わないまでも、皆さん一度は、「高身長でイケメンな男性と付き合ってみたい」と考えたことはあるでしょう。男性と同様に、恋愛関係においては、性格や価値観をじっくり理解するというよりも、第一印象や容姿だけで決めてしまうことが多いようです。

・ポジティブな性格で一緒にいると前向きに気持ちなれる人

将来を見据えたお付き合いではない場合、ただただ楽しいからという理由だけで、付き合うということもあるようです。確かに、ポジティブで一緒にいると悩みも忘れて楽しめちゃうような人と一緒にいる時間は楽しいですよね。また、ポジティブな男性と一緒に過ごした時間は、別れた後でも「いい思い出だったな」と思えるところも大きな魅力です。

・優しくて、包容力がある

女性に「好きなタイプは？」と聞くと9割の女性は「優しい人がタイプ」と答えるくらい、優しく包容力のある方は、魅力的です。優しすぎると刺激は少ないかもしれませんが、異性から特別扱いされたい場合には外せない条件ですよね。

 

 

 

３．【男女別】結婚観の求める条件とは？

 

男性が結婚相手に求める条件とは？

男性が結婚相手に求める条件には以下のようなものがあります。

・仕事に理解のある女性

「仕事と私どっちが大事なの？」というセリフを聞いたことがありますが、この言葉は、「仕事が生き甲斐」という男性にとっては、とても重荷に感じてしまう言葉です。忙しい男性こそ、自分の仕事に理解を示し疲れた体や心を癒してくれる女性を求めているということです。

・気配りができて男性を立ててくれる女性

男性はプライドが高く、自分を立ててくれる女性を好む傾向があります。家事を手伝ってもらう時でも、褒めて伸ばす方が効果的です。例えば、「うちの旦那は何もできない」など、愚痴ばかりこぼしそうな女性と一緒になりたいと考える男性は、ほとんどいないでしょう。家族や親戚、会社の人の前で、自然と男性を立てられる女性は、男性側からも大切にされるはずです。また、周囲に対してさり気ない気遣いができると一緒にいても恥をかくことがないので、ずっと一緒にいたいと感じます。

・料理上手で家庭的な女性

男性は、結婚においては、家庭的な女性を特に好みます。
生活の基盤となる、衣食住を維持できる女性と暮らすことで、仕事のパフォーマンスも上がります。特に、仕事が忙しい男性は家に帰って「美味しいご飯が食べたい」「整理整頓されている環境で休みたい」と考えています。好きな女性の手料理を食べてリラックスする毎日に、男性は憧れているを抱いています。

 

女性が結婚相手に求める条件とは？

女性が結婚相手に求める条件には以下のようなものがあります。

・一定以上の経済力がある男性

女性は男性よりも現実的なので長期的な視点で見て「二人で生活できるかどうか」を考えます。結婚を視野に入れると、現実的に経済力を求める傾向にあります。特に、子供が欲しいと考えている女性の割合は多く、家族を養う経済力が見込めないと結婚を考えることはないでしょう。

・家事や育児に対して協力的な男性

結婚をすると、二人で力を合わせて家事や育児をする必要があります。もし、結婚相手が家事や育児をする気が全くない場合、女性の負担ばかりが増えてしまい、長期的な結婚生活を楽しく過ごすことが難しくなります。

・誠実で一途な男性

女性は、結婚相手に自分だけを愛してくれる一途な男性を選ぶことがほとんどです。恋愛の時でもそうですが、結婚となるとより慎重になります。
浮気や不倫などのトラブルを避けるためにも、誠実で一途な男性を選びます。

 

 

 

４．自分にあった結婚相手を見極めるポイント4選

ここまでで、恋愛と結婚の違いを整理できたかと思います。そこで、恋愛と結婚の違いを考えた時、結婚するのに相応しい相手を探すにはどんな点に注目するといいのでしょうか。
以下４つのポイントをご紹介します。

 

1.パートナーが辛い時の反応を確かめる

まず、パートナーが辛い状況にあるときに、関係性を確かめておく必要があります。結婚生活は、短くはないでしょう。その中で、一緒に乗り越えなければならない困難も出てくるはずです。そんな時、自分のパートナーとして、お互いに支え合うことのできる関係かどうかは、結婚を決めてしまう前に確認しておきましょう。

 

2.金銭感覚・経済力を確かめる

共に生計をたてるため、きちんとした金銭感覚は結婚に欠かせません。そこで、何にお金をかけ、どこを節約するかなど、金銭感覚が近いかどうかも確かめておく必要があります。特に、お金に関する隠し事をする相手は要注意です。

また、結婚に伴うさまざまな出費をまかなうために、ある程度きちんとした経済力も必要です。女性なら産休、育休時にカバーしてもらえるか、子供を何人持てる経済力かなど、現実的なお金の側面も考えるべきです。

 

3.価値観があっているか確かめる

結婚相手に求める条件として「価値観が近いこと」は男女ともに上位に入っています。

恋愛なら価値観がまったく異なっていても刺激的で楽しめますが、将来を一緒に過ごす結婚相手だとそうはいきません。人生の節目の決定や日常のちょっとした出来事で意見がまったく合わないと、ストレスを感じてしまいます。

多少の好みや感覚の違いはあるものの、それぞれの譲れない部分が一致する人が良いでしょう。譲歩できないほどかけ離れていると後々トラブルになりかねません。

 

4.親御さんと親しくなれそうか確かめる

「恋愛」と「結婚」の違いは、家族かどうかの違いでもあります。結婚するということは、お互いの親とも家族になるということです。そのため、お互いの親との相性は結婚生活に大きく影響します。結婚する前には、ある程度相性を確かめておく必要があるでしょう。年間行事や将来の介護など避けられない関わりもあるため、相性が良いに越したことはありません。

相手の家族と良い関係を保てそうか、自分の親も同じように大切にしてくれるかもチェックポイントです。親との距離感や家族付き合いの価値観の違いが互いの許容範囲を超えると、結婚生活の破局に発展してしまうケースもあるためしっかり確認しましょう。

 

 

 

５．まとめ

結婚はドキドキする気持ちを楽しむ恋愛とは違い、家族になり生活を共にする人生のパートナーを決めるということです。

結婚を考えるなら、結婚相手に求める条件を備えている人を探して交際するのがおすすめです。思ってもみない人と相性がぴったりということもあるので、結婚相談所などで幅広い出会いを試してみるといいでしょう。