「結婚するのが不安でたまらない…」「本当にこの人と結婚してしまっていいの?」結婚前の憂鬱な気分、いわゆるマリッジブルーは、多くの人が経験するといいます。
とはいえ、せっかく結婚が決まったのだから、不安な気持ちは払しょくして結婚までの日々をできるだけ楽しく過ごしたいですよね。
そこで今回は、結婚の不安を和らげる方法や、無視してはいけない不安などについて解説します。マリッジブルーを機に、結婚相手や結婚生活について、あらためて見つめ直してみてはいかがでしょうか。
目次
1.マリッジブルーは「結婚後の生活への不安」が最大の原因
マリッジブルーの最大の原因は、結婚後の生活への不安です。具体的には、以下のような不安や感情が考えられます。
- ・環境の変化になじめるか
- ・環境の変化に伴う経済面の不安
- ・結婚するパートナーやその家族に対するストレス
- ・本当にこの人と結婚していいの?
- ・もっといい人がいるのでは?
誰しも、予測できない未来については思い悩み、不安を抱えてしまうものです。特に「結婚」という大きな環境の変化を迎えるのですから、より一層モヤモヤが増してしまっても仕方ないでしょう。
2.結婚への不安を和らげる3つの方法
マリッジブルーを解消する方法はあるのでしょうか?結婚に対する不安な気持ちを和らげるための、3つの方法を紹介します。
結婚相手と不安を共有する
結婚相手に、自分の不安な気持ちを共有してもらいましょう。もし自分自身の変化や経済面、価値観の違いが不安の原因なら、パートナーと話すことで、解決策を見つけられるかもしれません。
不安な気持ちをぶつけ、受け止めてもらうと、2人の絆が深まることもあるでしょう。
既婚者の友人やプロに話す
結婚経験者の友人や母、結婚相談所の仲人などのプロに話してみましょう。結婚の当事者ではない第三者だからこそ、自分たちでは気づきにくい考え方や解決策など、新鮮なアドバイスがもらえる可能性があります。
誰かと話しても解決しない場合もありますが、誰かに話すだけでも、不安やストレスを解消できるかもしれませんよ。
自分磨きで自信をつける
自分磨きで自信をつけると、不安が和らぐこともあります。
「結婚による環境の変化に耐えられるか」のような、自分自身への不安は、自信のなさの裏返しとも考えられます。そこで料理教室に通って、家事スキルを上げたり、仕事の資格を取ったりと、不安の原因を解消できるような自分磨きをすると、自然と不安は小さくなっていく可能性があります。
3.結婚前に無視してはいけない不安
不安の原因によっては、結婚後に離婚につながりかねないケースも。このような場合、不安を無視して結婚に踏み切るのは危険かもしれません。
金銭感覚や経済力への不安
結婚後の金銭面や経済力に関する不安はありませんか?
例えば、結婚相手にギャンブル癖や大きな借金、仕事をすぐやめるといった問題がある場合、結婚したからといって、解決できるものではありません。金銭感覚などの価値観にズレがある場合も、結婚生活への覚悟が必要です。
相手家族との関係性
集まりが頻繁に行われるなど、密接な家族関係にある相手と結婚した場合、相手の家族に必要以上に干渉されたり、自分より優先されたりしてしまうかもしれません。将来的には、同居や介護にまつわる問題に発展する可能性もあります。
親しすぎる友人関係
結婚相手にあまりにも近い距離感の友人がいるのは、考えものです。結婚後も2人きりで会うような異性の友人がいる場合、夫婦の気持ちのすれ違いや浮気の原因になりかねません。パートナーとして「家族より大切なの?」と疑問や不満を感じることもあるでしょう。
家事・育児の考え方のズレ
家事や育児の負担がどちらか一方に偏りすぎると、大きなストレスになるでしょう。仕事との両立に影響して望まない退職や転職などにつながる恐れもあります。キャリアや人生を左右する問題なので、家事・育児の考え方のズレがあれば無視しない方がいいでしょう。
受け入れられない短所がある
交際している時点で、どうしても受け入れられない短所がある場合には、要注意。結婚後に気が緩んで自己開示が進むと、短所が表れやすくなることがあるからです。交際時に感じていた不安が、より大きくなり、生活に影響を及ぼす可能性もあります。
本心を話し合えない
本心を話し合えない関係のままの結婚は、おすすめできません。結婚後は子育てなど、大事な意思決定をするタイミングがたくさん訪れます。その時に気持ちを伝え合えなければ、ケンカやすれ違いが増え、関係が破綻してしまう可能性も十分に考えられます。
4.既婚者の結婚の決め手は「支え合える」こと
保険相談サービスを提供する「保険マンモス株式会社」の調査によると、結婚の決め手は男女ともに「つらい時に支えてくれた」が1位となっています。
相手と結婚してもいいのかどうか迷ったら、「本当につらい時に支え合える人」かどうかが、ひとつの判断基準になるでしょう。日頃からお互いに相手を思いやり、協力し、支え合える関係が理想的です。
5.まとめ
マリッジブルーの最大の原因は「結婚後の生活への不安」だといわれます。不安を和らげるためには、結婚相手と不安を共有する、既婚者の友人やプロに相談する、自分磨きで自信をつけるといった解決策が考えられるでしょう。
一方、不安を見て見ぬふりして、ムリに結婚することはおすすめできません。特に、不安の原因が、金銭感覚や経済力、相手の家族や友人との関係、家事・育児への考え方の場合、結婚後にひずみが生じる可能性があります。
相手に受け入れられない短所がある、本心を話し合えない関係性というのも、結婚生活をするうえで、大きな障害となるでしょう。結婚は「つらい時も支え合える」と思える人を選ぶことが大切です。
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