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けっこんものがたり代表・苅谷の婚活の極意
2021.04.25

婚約後に結婚を迷う原因は?マリッジブルーの対処法

大好きな彼氏・彼女と婚約したものの、マリッジブルーになって結婚を悩んでしまう人は少なくありません。幸せな時期のはずなのに、結婚に迷いが出てくるのはなぜ…?と不安を感じる方もいるでしょう。

マリッジブルーのまま結婚準備を進めても、心から楽しめないですよね…。

人生のターニングポイントともいえる結婚生活のスタートを明るいものにするためにも、自分の気持ちとしっかり向き合っておきましょう。

今回は、マリッジブルーの原因や対処法、結婚をやめたほうがいいケースについて紹介していきます。

 

1.結婚に迷いが生じるマリッジブルーとは?

株式会社Awarefyが2022年に実施した調査によると、マリッジブルーを経験したことがある人の割合が、男性34.0%、女性42.3%と多いことがわかりました。

マリッジブルーに陥りやすい時期は結婚準備中で、1週間~1カ月程度不安定になる人が多いようです。半年以上モヤモヤした状態が続く人もいますが、結婚式の準備が進むにつれて不安が小さくなり、式の直前にはなくなる人が多いといわれています。

結婚は人生で数えるほどしかない大きなイベントなので、迷うのは当然のことです。自分は何が原因で悩んでいるのかを明確にして適切な対処法を取ることで結婚に前向きになれるでしょう。

 

2.結婚を迷う5つの原因

それでは、結婚前の男女がマリッジブルーを感じる原因は何なのでしょうか?結婚に迷いが生じる理由を5つ見ていきましょう。

 

①.考え方の小さなズレ

お互いのライフプランや価値観、性格、趣味などからくる些細な考え方のズレは、マリッジブルーのきっかけになります。お付き合いの段階では気にならなかったとしても、今後の結婚生活の中で気になったり許せなかったりするのでは、と不安になるためです。

考え方のズレはケンカの原因になりやすいので、早い段階で溝を埋めておかないと、結婚後問題になる可能性もあります。特に食の好みや金銭感覚の違いは生活スタイルに影響するため、見逃さないようにしておきたいところです。

 

②.経済的な不安

経済的な不安も、マリッジブルーを引き起こすきっかけのひとつです。

婚約後は、結婚生活でのお金の役割分担を決めるタイミングでもあります。それぞれの収入や貯金額を見て、思ったより少ない、お金の使い方に問題があるとわかると不安が生じる原因になります。

特に、相手が定職に就いていない、転職を繰り返しているなど、2人の給料だけでは経済的な不安がある場合には、今後の結婚生活への不安がどんどん大きくなっていくでしょう。

 

③.相手家族との付き合い

結婚すると家同士の付き合いが発生するため、相手だけでなく相手家族との関係性も重要になります。婚約者のことは好きでも、相手家族とそりが合わない、介護や仕送りなどの負担が発生するといった場合に、不安を感じる人が多いようです。

また、相手家族から「夫・妻はこうあるべき」といった価値観を押し付けられても、緊張やプレッシャーからマリッジブルーになってしまうかもしれません。

 

④.もっといい相手がいる可能性

結婚は一生モノだときちんと覚悟を決めている人ほど「もっと他にいい人がいるかもしれない」と考え始めてしまうものです。一度そう考えてしまうと、相手の言動に違和感を抱き始めてしまい、悪循環に陥ってしまいます。

条件のいい相手との完璧な結婚を望んでいる人や、お付き合いをしてきた人数が少ない人ほど、他の異性への迷いが出てしまうようです。

 

⑤.結婚制度への疑問

結婚制度そのものへの疑問が、マリッジブルーの原因になっている場合もあります。

最近は事実婚などの制度もあり、必ずしも結婚がゴールではなくなってきています。法律にとらわれ、入籍することが正解なのか、デメリットが多いのでは?と不安になっているのです。

特に、女性は改姓による精神的な苦痛や、手続きの大変さを前に思い悩む人が多いようです。

 

 

3.結婚に迷ったときの対処法

マリッジブルーに陥ってしまったときは、自分の気持ちを見つめ直し、どうにかして折り合いをつける必要があります。最後に、結婚への迷いを断ち切り幸せな結婚を迎える方法を見ていきましょう。

 

不安は2人で話し合う

考え方や価値観のズレによる不安は、2人できちんと話し合って歩み寄ることが大切です。経済面や将来的な展望についても、お互いの思いや考えを知ることで、不安を解消できるかもしれません。

相手家族との付き合い方もそれぞれ考え方が違うため、求められることを確認し、難しいことは協力を頼んでおくと安心です。いざ話し合ってみると、不安に感じていたことが実は大したことではないとわかる可能性もあるでしょう。

 

既婚の友人や親に相談する

既婚者の多くが結婚における漠然とした不安を経験しているため、親や友人など周りの既婚者に相談してみるのもおすすめです。

客観的な意見を聞けば、迷いを断ち切るヒントが見つかるかもしれません。話を聞いてもらうことで自分の気持ちを整理することにもつながり、モヤモヤした気持ちもスッキリするでしょう。

 

結婚のメリットを考える

結婚のメリットを考えることも、気持ちを前向きにするきっかけになります。一緒にいて楽しい、自分を大切にしてくれる、病気や老後の不安が軽減される、子どものいる生活ができるなど、結婚の魅力はたくさんあるはずです。

相手といる時間が心地いいのであれば、恋愛感情からいずれ家族愛に変わり、豊かな人生を送る姿が想像できるのではないでしょうか。

 

ひとりの時間をつくる

結婚準備期間は必然的に婚約者との時間が多くなりやすいので、あえてひとりの時間を確保して、ゆっくり考えてみることも大切です。

「この人といなくても幸せだろうか」「結婚しないとしたら今後どうしたいのか」など、具体的な質問を自分に投げかけてみてください。不安な気持ちとしっかり向き合うことで、自分の正直な気持ちがわかることもあるでしょう。

 

 

4.結婚をやめたほうがいい場合もある

結婚に悩む理由は、一時的なマリッジブルーが原因ではない場合もあります。以下のようなケースでは、結婚を考え直したほうがいいかもしれません。

 

  • ・交際期間が長いという理由だけで結婚を決めた
  • ・周囲の勧めや結婚ラッシュで焦ってしまった
  • ・相手とまともに話し合いができない
  • ・自分の家族を大切にしてくれない
  • ・金銭やお酒、異性トラブルがある

多くの場合は、環境の変化などが原因でマリッジブルーになるようですが、客観的に見て明らかに受け入れられない問題がある場合は、関係を見直すいい機会です。

つらいかもしれませんが、結婚してから後悔しないためにも、相手をしっかりと見極める必要があるでしょう。

 

 

5.まとめ

婚約後のマリッジブルーは、改姓の手続きなど結婚による環境の変化が大きくなりがちな女性に多く見られますが、男性でも3人に1人約半数が結婚に不安を感じています。

人生の節目である結婚に不安や迷いが生じたら、結婚する前に2人で話し合ったり、既婚の友人に相談したりしながら、きちんと自分の気持ちと向き合い整理しておくことが大切です。

マリッジブルーをきっかけに、真剣に相手と向き合えば、かえって結びつきを深められるかもしれません

 

 

\ アメブロ1位の婚活ブロガー仲人Tが執筆 /

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