結婚を考えているものの、年収が低いから女性から相手にされないのでは…と不安に思っていませんか?かつては「3高」などと騒がれ、年収が高くないと結婚相手が見つからないといった時代もありましたが、今はそうでもありません。
今回は、結婚相手として男性に求められる年収の具体的なラインや、年収が低くても結婚相手を見つける方法を解説します。
目次
1.結婚相手の男性の年収に期待しない女性が増えている
近年、結婚相手の男性の年収に期待しない女性が増えてきました。
女性が社会進出して活躍するようになったことに加え、社会情勢の悪化で男性の年収が減少している現実を前に、あまり給料の高くない男性でも、家事育児に積極的に参加をしてくれるならいいと考える女性がマジョリティになりつつあります。
また、出産後も働き続けたいと希望する女性も少なくありません。そのため、年収に自信がない男性でも、結婚をあきらめる必要はないのです。
2.女性が結婚相手に求める年収の最低ライン
男性の年収に期待しない女性が増えているとはいうものの、最低限生活できる程度の年収がなければ、やはり結婚は難しくなります。
求人サイトdodaが行った「パートナーに希望する年収」調査によると、女性が結婚相手に希望する年収は500〜600万円未満が20%と最多となり、次いで400〜500万円未満が17%を占めました。また、年代別に見た場合、20〜40代の女性では、年収500〜600万円未満を希望する女性の割合がもっとも多くいました。
この結果から、20〜40代の女性がパートナーに求める最低年収は400万円であり、さらに500〜600万円クラスであれば、完全に女性の希望に沿っているといえるでしょう。
3.女性の求める年収に届く男性の割合
女性が求める年収の最低条件は年収400万円であることが分かりましたが、この数字は実情と釣り合っているのでしょうか?
国税庁の2019年(令和元年)の調査によると、男性の年齢階層別の年間平均給与は以下の通りでした。
20~24歳 | 278万円 |
25~29歳 | 403万円 |
30~34歳 | 470万円 |
35~39歳 | 529万円 |
40~44歳 | 582万円 |
45~49歳 | 629万円 |
25〜34歳では最低条件である400万円を、35歳以上では希望条件である500万円以上を満たしていますね。
しかし、年齢に関係のない給与階級別分布で見た場合、年収400〜500万円以下の割合が17.5%でもっとも多くなっており、次に300〜400万円以下が16.6%、希望条件の500〜600万円以下は13.5%で3番目です。
つまり、実際には女性が希望する500〜600万円よりも、最低条件の400万円クラスが多く、さらに下回る300万円台の男性も多いことを意味します。
最低条件に満たない年収300万円台の男性は、結婚をあきらめる以外ないのでしょうか?もちろん、あきらめる必要はないのでご安心ください。
4.年収300万円でも結婚生活はできる
年収300万円台でも、十分に結婚生活を送ることは可能です。
ある調査によると、結婚後の1か月あたりの生活費は平均22万円、1年間では264万円になると結果が出ています。年収300万円の手取りが約240〜245万円になることを考えると、節約などの工夫で少し出費を抑えれば十分に家族を養っていけると考えられます。
また、若ければ将来年収が上がっていくことも期待できますし、共働きをすれば世帯年収はさらに上がります。2馬力で年収300万円以上稼げれば生活にゆとりが出て、将来に備えて貯蓄に回すことだってできるでしょう。
5.年収が低くても結婚相手を見つけるには
年収300万円でも結婚生活を維持できることがわかりましたが、それに納得してくれる結婚相手を見つけるには、どのような方法が考えられるでしょうか?
共働きを希望する女性を探す
まずは、結婚後も共働きを希望する女性を探してみましょう。最近は、結婚や出産後も仕事を続けたい、キャリアを維持したいと希望する女性はめずらしくありません。
ただし、男性は年収面で期待されない代わりに、家事や育児への積極的な参加を希望される場合があります。そのため、家事スキルはコツコツと高めておくことが大切です。そのうえで、条件に当てはまる女性を結婚相談所や友人から紹介してもらうといいでしょう。
年収面以外の魅力を磨く
男性の年収をあまり気にしない一方、「人間としての魅力」を重視する女性も多くいます。結婚後、パートナーとして長く暮らすことを考えると、「この人との相性は合うか」「一緒に暮らしても疲れないか」といったポイントはよくチェックされることでしょう。
お見合いやデートの場で、女性への思いやりや居心地の良さを提供できるように、常日頃から人間性を磨くように意識することが大切です。
貯金を増やす
年収に自信がない場合でも、十分な貯金があれば女性を安心させられます。少しずつでもコツコツと蓄え、結婚費用や新生活に備えられる程度の金額を提示できると効果的です。
また、少ない年収のなかからきちんと貯蓄している男性は、「結婚しても浪費しないだろうな」と高く評価してもらえる可能性があります。無駄遣いの習慣をなくし、日頃から節約に励んできちんと貯めていくことを習慣づけましょう。
6.まとめ
一般的に女性が期待する結婚相手の年収は最低400万円、できれば500~600万円といわれています。男性の平均年収の割合でいうと、300万円台の人も少なくありませんが、それでも結婚相手を見つけることはできます。
そのために、家事スキルや育児に積極的な姿勢を見せて、共働きを希望する女性を探しましょう。また、結婚に向けて計画的に貯金しておくと好印象です。「この人となら一緒にやっていきたい」「一緒にいると居心地がいい」と思ってもらえるような人間的魅力を磨くことも心がけてくださいね。
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