「女性医師は男性から人気がある」と言われても、周りを見渡すと独身の先輩や同僚がたくさん。本当に女性医師って結婚できるのだろうかと不安になってしまいますよね。
モテる女性医師の結婚を難しくしている要因はなんでしょうか?そして、良い婚活方法はあるのでしょうか?
今回は女性医師の未婚率や結婚が難しい事情、医師の結婚相手として理想的な男性を見つけるためのポイントをご紹介します。
目次
1.女性医師は婚活人気が高いのに未婚率も高い
近年は男性も結婚相手に経済的な安定を求める傾向が強く、経済力がある女性医師は婚活市場でトップクラスの人気です。結婚に関するデータをまとめた良縁.comの「2021年男性が結婚したい女性の職業ランキング」で女性医師は第3位になっています。
しかし、人気がある一方で女性医師は未婚率の高さが目立つ職業でもあります。
2012年の総務省「就業構造基本調査」から算出された「職業別生涯未婚率」※を見ると、女性医師の生涯未婚率は35.9%。68の職種の中で第4位となる高さです。
モテるにも関わらず結婚しない女性医師が多いのには、いつくかの事情があります。
※「職業別生涯未婚率」は総務省統計局の2012年「就業構造基本調査」をもとに社会学者の舞田敏彦氏が試算したデータです。
2.女性医師の婚活が難しい6つの事情
なぜ女性医師は婚活人気があるにも関わらず未婚率が高いのでしょうか。女性医師の婚活を阻んでいる6つの理由をみてみましょう。
出会いが少なくライバルは多い
多忙で不規則な勤務形態なので主な出会いは職場内に限られていますが、周りには看護師や事務スタッフなど自分より若い女性があふれています。しかも男性人気の高い職種が多いので、婚活が難航するのは想像に難くないでしょう。
一番モテる時期は研修中
医師の場合、女性が最もモテる20代後半はハードな研修期間にあたります。後期研修に入ると専門医取得を目指して、症例を積みながら勉強や論文執筆を進めるため、多忙を極める時期です。
恋愛に時間を割けず、チャンスを掴みやすい年頃なのに出会いも増えないまま時間が過ぎてしまいます。
出産とキャリア固めの時期が重なる
女性が出産期限を考え始める30代後半は、やっと研修が終わり医師として本格的なキャリアを固める大事な時期にあたります。
キャリア形成時期に出産で仕事をセーブすることにためらいを感じ、結婚自体に二の足を踏む女性医師は少なくありません。その結果、結婚するタイミングを逃してしまったという方も多いでしょう。
高嶺の花を理由に避けられる
男性から高嶺の花として見られてしまうのも結婚が遠のく要因の一つです。
医師は高学歴、高収入なため、平均的な年収の男性からは手を出しにくく「自分じゃ釣り合わない」と一方的に決められてしまうケースもよくみられます。アンケート人気はあるのに実際は避ける男性も多いのです。
家庭のサポートができない
医師は人命にかかわる仕事であり、いつでも家庭を第一に優先できるとは限りません。不規則な勤務形態や急な呼び出しなどで日頃から忙しく、家庭にかかりきりにはなれないでしょう。
そのため女性に家庭を守って欲しいタイプの男性や仕事に集中したい男性からは、結婚の対象外にされてしまいます。
相手に高い条件を求めてしまう
女性医師は結婚相手に自分と同じ程度の学歴や収入を求めがちです。しかし、医師と同レベルの独身男性は少なく、出会いの幅を自ら狭めることになります。
また、医師と同程度のスペックというと経営者や弁護士などですが、そういった多忙な職種の男性は家庭を任せられる女性を求める傾向が強いため、互いの条件がうまく一致しません。
3.女性医師が良い相手を見つけるための婚活方法
女性医師の結婚を難しくしている諸事情はありますが、婚活方法を工夫すれば可能性は高まります。女性医師が婚活するときのコツをご紹介しましょう。
できるだけ早く婚活を始める
結婚したいなら、できるだけ早く婚活をスタートさせましょう。既婚の女性医師の6割以上は34歳までに結婚していますが、そのうち35%は20代の初期研修時代に結婚しています。
研修を終えて多忙になると婚活時間がさらに取れなくなるうえ、女性は年齢を重ねるほど不利になっていきます。キャリアと出産のタイミングを考えても時間が経つほど結婚へのハードルが上がります。
「落ち着いたら」と考えるのではなく、早めに始めることが重要です。
結婚後の仕事のやり方をイメージする
結婚後の仕事のスタンスを決めておくと結婚相手への条件がイメージしやすくなるので、スムーズに出会いを探せます。
例えば、結婚後もバリバリ働くなら相手の男性は収入よりも家庭を守れるタイプであることが重要です。一方、仕事はセーブして家庭を支えるなら、女性に家庭を任せたいハイクラスの男性も視野に入れられるでしょう。
結婚条件の優先順位を整理する
婚活では結婚相手の条件を整理し、優先順位を決めることが大切です。学歴や収入、職種などの条件を自分基準で考えると、すべての条件に当てはまる男性に出会うのはほぼ不可能でしょう。
譲れない条件と妥協できるラインを考え優先順位を明確にしておくと、婚活を進めやすくなります。
条件の評価が60点でも会ってみる
条件に対して60点くらいだったら会ってみるようにしましょう。
女性があげる結婚の決め手は、「経済力」「価値観の一致」「居心地の良さ」の3つが上位を占めますが、すでに経済力のある女性医師の場合は、残りの「価値観の一致」と「居心地の良さ」が決め手になるはずです。
条件的には完璧とはいえなくても、会ったら意外と気が合って結婚に至ったというケースはとても多いので、決して無駄にはなりません。
自分に合った結婚相談所を利用する
忙しい医師には婚活の進行をフォローしてくれる結婚相談所がおすすめです。結婚相談所にはいくつかの種類があるので自分に合ったサービスを利用しましょう。
例えば、仲人にある程度進行を任せられるタイプもあれば、自分で探してマッチングするタイプもあります。また、ハイクラス専用や医師同士が出会えるもの、幅広い職種の人が集まっているものなど、種類はさまざまです。
婚活に割ける時間の量や出会いたい人のイメージ、自分で動きたい範囲に合わせて選びましょう。
4.女性医師との結婚に向いている男性
女性医師と幸せな家庭を築ける男性の条件は、仕事に理解があり家庭を任せられることです。
同じ環境で働く男性医師の妻の5割以上が専業主婦というデータからも、家庭を任せられる存在が必要なのがわかります。女性医師の結婚相手にもある程度の家事スキルは必須といえるでしょう。
時間に融通が利き、家事育児がしやすい自営業の男性や、仕事への理解が得やすい医療スタッフ、または外部委託の家事サポートを利用することに抵抗がない相手などが理想的です。
医師という大切な仕事と結婚を両立したいのなら、仕事への理解が深く家庭のサポートができる男性を探しましょう。
5.まとめ
結婚したい相手として人気が高い女性医師ですが、結婚適齢期の研修やキャリア形成、医療現場ゆえの多忙さが壁になり、結婚まで行きつくのが難しいという悩みがあります。
しかし、なるべく早く婚活を始める、結婚後の仕事のスタンスをイメージして相手の条件を絞り込む、条件に対して60点でもまずは会ってみることなどを心がけて婚活することで出会いの可能性は高まるでしょう。
また、女性医師は仕事に理解があって家庭をサポートできる男性が理想の結婚相手。様々な事情や条件を踏まえて出会いを提供してくれる結婚相談所を上手に利用しましょう。マッチングの仕方や出会える職種など結婚相談所にもさまざまなタイプがあるので、自分に合ったところを探してみてください。
「結婚物語。」は
いつでもあなたの味方です。
2021年8冠受賞
「上半期ウエディングナビ推進賞」「下半期ウエディングナビ推進賞」受賞
「上半期成婚優秀賞」「下半期成婚優秀賞」「優秀結婚相談事業者ゴールド賞」「連盟貢献賞」受賞
「感謝状」