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けっこんものがたり代表・苅谷の婚活の極意
2024.03.05

両家顔合わせ・結納で失敗しないための完全ガイド|準備・マナー・注意点

 

両家顔合わせ・結納で失敗しないための完全ガイド|準備・マナー・注意点

結婚が決まれば、次はいよいよお相手や自分の家族との顔合わせや結納を迎える時期。新しい生活に向けて期待する気持ちと同時に、顔合わせの際には「何を準備すればいい?」「マナーに失礼はない?」と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

顔合わせや結納は、これからお相手の家族として一緒に歩んでいくための大切な第一歩。どうしても堅苦しさを感じがちな場面ですが、事前にポイントを押さえておけば、和やかで温かいひとときを過ごせるでしょう。

ここでは必要な準備から当日の流れ、気をつけておきたいことまでをわかりやすく解説します。心に残る顔合わせを叶えるために、ぜひ参考にしてくださいね。

 

 

 

はじめに|両家顔合わせ・結納の重要性とは?

 

結婚準備の第一歩としての重要性

結婚が決まったら、結婚式の準備や結婚指輪などと並んで考えるのが「両家顔合わせ」や「結納」ですね。忙しい結婚準備の中で当人たちに関わりが少ないものであるため「形式的なもの」と思われがちですが、実はとても大切なステップ。家族の縁をより長く繋がっていくためにここでしっかりと準備をすることで、これからのお二人の結婚生活がよりスムーズに進んでいくことでしょう。

また、「初めまして」の場を大切にすることは、両家の信頼関係を築く第一歩と言っても間違いはありません。

 

両家顔合わせと結納の違い

さて、結婚式関連でよく聞く言葉に「結納」がありますが、両家顔合わせとの違いが何かわかりますか?

「両家顔合わせ」は、カジュアルな雰囲気の中で両家が親睦を深める場。形式にとらわれず、リラックスして話をすることで、これからの関係がよりスムーズになります。一方で「結納」は両家が正式に婚約を交わし、お互いの家族同士のつながりを確認する伝統的な儀式です。しきたりや進行に沿って行われるため、フォーマルな雰囲気が特徴です。

最近は、結納を行わず顔合わせのみを選ぶカップルも増えてきました。

どちらを選ぶにせよ、「両家が初めて顔を合わせる日」は、これからの結婚生活において大切な意味を持ちます。

関連記事:両親への挨拶は真剣交際中・プロポーズ前!成功させて結婚に進める秘訣

 

2. 両家顔合わせと結納の違いを理解しよう

 

結納の形式と種類

結納は、古くから伝わる日本の婚約儀式です。新郎新婦の両家が一堂に会し、婚約の証として品物や結納金を交換します。形式には「正式結納」と「略式結納」があり、そしてそれぞれに「関東式」や「関西式」など地域による違いがあり、進行や準備する品物も異なります。

正式結納

両家の間を仲人が取り持ち、結納品や受書のやりとりを行う形式を指します。仲人が仲立ちするため、両家が直接顔を合わせないのが特徴です。

近年は仲人の負担や儀式の手間を考慮して正式結納を選ぶ人は少なくなっていますが、最も格式の高い結納とされています。

略式結納

料亭やレストランで両家が集まり、結納品を交わす形式です。仲人を立てる場合もありますが、仲人なしで両親や本人同士が進行することも可能です。

正式結納と比べて儀式的な厳かさを保ちながらも、両家が直接顔を合わせて進められる点が特徴です。

関東式

男女の立場が同等であり、互いに結納品を取り交わしていきます。特徴は、「九品目(くしなもの)」と呼ばれる9つの結納品を用意することですが、最近では奇数(5品目・7品目・9品目)で結納品を揃える点で統一されています。

関西式

結納品は結婚の証として男性側から女性側へと贈るもので、女性からの結納品は無いです。また偶数の品数(6品目・8品目など)を用意することが特徴的で、これは偶数が「割り切れる」ことから「縁が切れない」とされ、縁起が良いと考えられています。

 

両家顔合わせの流れとカジュアル化の傾向

両家顔合わせは結婚の挨拶と親睦を目的とした食事会が一般的で、当日は簡単な自己紹介から始まり、婚約の報告や記念撮影、歓談などが続きます。

最近は形式ばった結納を行わず、カジュアルな顔合わせのみを選ぶカップルも増えています。

レストランやホテルの個室で、リラックスしながらお互いを知る時間を大切にするスタイルが人気です。堅苦しさを感じず、家族同士が自然に打ち解けられるのもこの方法の魅力ですね。

 

3. 失敗しないための事前準備リスト

続いては、顔合わせがうまくいくようにするための事前準備を確認していきましょう。
現代は顔合わせのみを行うカップルの方が多いため、顔合わせについてご紹介します。

 

開催時期と場所の決め方

両家顔合わせは、通常結婚式の6〜3ヶ月前に行うのが一般的ですが、最近は13ヶ月前などの早期の顔合わせを行うカップルも増えているようです。遅すぎる、あるいは結婚式の直前すぎると忙しない印象になりますが、早すぎることでのデメリットはほとんどないので、自分たち並びにそれぞれの親の予定を確認して日程を調整しましょう。特にこだわりがなければ、日取りはいつでも問題ありません。ただし、六曜を気にする場合は縁起の良い「大安」が人気です。また、午前なら「先勝」、午後なら「友引」も良いとされています。

開催する場所は両家が集まりやすいそれぞれの家の中間地点や、新郎新婦が暮らしている地域を選ぶと良いでしょう。どちらかの実家近くで行う場合は、来てもらう側が交通費や宿泊費を負担したり、食事代を持つなどの配慮も場合により必要です。両家が遠方で多忙な場合は結婚式の数日前や前日に顔合わせを行うこともあるので、それぞれの意向を尊重して柔軟に調整しましょう。

会場選びは、落ち着いた雰囲気のレストランや料亭がおすすめです。特に個室を用意しておけば人目を気にせずゆっくり会話が楽しめますね。また、結婚式を予定しているホテルや式場のレストランなら、顔合わせと一緒に式場の下見もできて一石二鳥の場合もあるのでチェックしておくのも良いですね。

賑やかすぎるお店や、高級すぎて食事やマナーに気を使いすぎるお店は避け、リラックスして過ごせる場所を選びましょう。

 

服装のマナー

当日の服装は、まず何よりも両家で格をそろえることが大切です。結婚を機に同等の立場でこれからを進むからこそ、本人たちだけではなく家族もしっかりと身につけるものに意識を向けましょう。

カジュアルにするかフォーマルにするかは、事前に相手の親の意見も聞きながらの調整をしておきましょう。必ずしもフォーマルである必要はありませんが、お互いに失礼のないよう、きちんとした服装を心がけるのがマナーです。

服装の例としては、スーツやワンピース、アンサンブルスーツなどが一般的で、着物も問題ありません。夏場は両家で事前に話し合って、よりカジュアルさも兼ねてノーネクタイで参加することもおすすめです。祖父母や兄弟・姉妹が出席する場合も、同じように配慮しましょう。

 

費用負担のルールと相場

顔合わせの食事会は、新郎新婦が主催して親をもてなす形が理想的です。結納と違い、新郎新婦が主体となって両家の親を招くことが多いため、事前にその旨を伝えておけば、親も当日の支払いを気にせず安心して参加できます。

費用を両家で折半する場合でも、当日は計算や支払いのやりとりが意外と手間になるものです。事前に集金していても、急な追加料金が発生することもあります。スムーズに進めるためにも、当日は2人で立て替え払いをし、後から精算するのがおすすめです。

また、金額も一人当たり5000円~1万円前後が安すぎず、そして高すぎずの範囲と言えるでしょう。

 

必要な持ち物リスト

一般的に顔合わせを行う際は、以下のようなものを用意しておくことがおすすめです。

・お店や会場の予約確認書

・手土産 – 食べやすい、あるいは日持ちしやすいものを選ぶと良いですね。長距離の移動が必要になる場合や夏場などでは、冷蔵が必須になる生菓子や生クリームを使ったものなどは避けておくのが無難です。

・当日の費用 -会食代

・婚約指輪や記念品(お披露目する場合)

・プロフィール紹介書(簡単な家族紹介や新郎新婦のプロフィールをまとめたもの)

・スピーチや挨拶の準備(新郎新婦や親からの挨拶)

・席次表や名札(必要に応じて)

 

 

4. 当日の流れと成功のためのポイント

 

それでは、ここでは両家の顔合わせ当日のシミュレーションをしてみましょう。

 

開催場所別の進行例(料亭/ホテル・自宅)

料亭・ホテルの場合

料亭やホテルではスタッフが進行をサポートしてくれることも多いため、比較的スムーズに進められることが多いでしょう。

まず始めに両家が揃ったら簡単な自己紹介をし、席に着きます。最初に飲み物を頼んで乾杯を行い、食事が始まります。その食事の合間に新郎新婦の馴れ初めや結婚後の予定などを会話し、最後に両家の代表や新郎新婦から感謝の挨拶をして、お開きとなることが多いですね。

自宅の場合

自宅での顔合わせは、料亭やホテルで行うよりもアットホームな雰囲気で進行できます。迎える側は事前に部屋を整え、食事や飲み物を準備しておきます。両家が揃ったら、お茶や軽いお菓子を出してリラックスした雰囲気を作りましょう。食事を囲んで交流を深めた後、結びの挨拶で締めくくります。

 

司会進行のポイント

司会進行は、基本的に新郎新婦のどちらかが務めるのが一般的です。もちろん新郎新婦で進行を分担するのも良いですが、事前の準備や顔合わせ中のお茶出しなども含めるとある程度の役割分担をしておくとより楽に進行できるでしょう。両家の親が進行を担うこともありますが、負担を減らすためにも新郎新婦が主導するのが無難です。

 

会話のタブーと話題選びのコツ

どんなに和やかに話していても、その会話の内容や話し方によってはお相手に嫌な雰囲気を与えてしまったり、あるいは嫌な気持ちにつながってしまうこともしばしば。そうならないように会話の際のポイントや避けるべき話題、そして話題選びのコツをご紹介します。

できるだけ避けておくべき話題

・政治や宗教に関する話題 – 特に選挙の話題など

・お金や仕事の収入に関する話

・過去の恋愛話

・相手家族への批判や比較

会話のポイント

・ネガティブな言い方ではなくポジティブな言い方を心がける

例)「この間食べた料理が不味かった」→「個性的な味の料理だった」

・愚痴や相手への不満を飲み込む

・適度に相手に話を振る

話題選びのコツ

・新郎新婦の馴れ初めやプロポーズのエピソード

・お互いの趣味や好きなこと

・子どもの頃の思い出話

・結婚式の準備や新生活の計画

・季節や最近の出来事

 

5. よくある失敗例と対策

どれだけ準備していても、失敗してしまうことはいつだってあります。ここでは顔合わせの席でよく起きる失敗例を並べ、そうなってしまった時に速やかにできる対策方法を伝授いたします。

 

失敗例① 両家の価値観の違いによるトラブル

顔合わせの席でよくある失敗の一つは、両家の価値観の違いによるトラブルです。例えば片方の家族が結婚後に同居を希望しているのに対し、もう片方の家族はそれを拒否。結果として、両家が意見をぶつけ合い、場がぎくしゃくしてしまったことなど。

対策方法

このような価値観の違いを避けるためには、事前に両家の希望や考えをすり合わせておくことが重要です。顔合わせの席で話すべき内容や、譲れない点をあらかじめ確認しておくと、お互いに理解しやすくなります。もし話し合いが進まない場合は、冷静に「お互いの立場を尊重しつつ、後日再度話し合う」という姿勢を示すことが大切です。

 

失敗例② お金の話がこじれるケース

結婚に関するお金の話はデリケートで、顔合わせの席で不意に触れてしまうと、大きなトラブルに発展することがあります。特に、結納や結婚式の費用負担についての認識の違いがトラブルを招くことが多いです。

対策方法

お金の話は、できるだけ事前にしっかりと確認しておきましょう。結婚式の費用やその他の経済的負担について、両家で共有することが大切です。また、顔合わせの席ではお金の話題は避け、あくまでお互いの家族としての良い関係を築くことに重点を置くよう心がけましょう。もしどうしても話さなければならない場合は、冷静に話を進め、感情的にならないよう配慮しましょう。

 

失敗例③ お酒の席でのマナー違反

緊張のあまり、あるいは場の雰囲気に飲まれるようにして過度に飲みすぎたりしてしまうことが顔合わせではよくある光景です。特に家族の一員が飲みすぎてしまい、周りを気遣わずに大きな声で話しすぎたり、他の人に酒を強要したりして、場の雰囲気が悪くなってしまうことが大きく頭を悩ませる要因です。

対策方法

お酒の席では適度な飲酒を心がけ、自分のペースで飲みすぎないようにしましょう。最初の一杯だけお酒にする、などといった方針の説明も一つの手ではあります。また、飲みすぎた場合は、周囲に迷惑をかけないよう気をつけることが重要です。もしも場の雰囲気が悪くなってしまった場合は、迅速に場を収めるために落ち着いて謝罪し、場を和ませるように心がけましょう。

 

6. まとめ|成功のカギは「事前準備」と「気配り」

顔合わせの席を成功させるために欠かせないのは、やはり事前準備。気にしすぎかもしれない、と思うところまで気を配っておくことで、当日起きるイレギュラーにも落ち着いて対応することができます。

また、話しておきたいことや伝えておきたいこと、会話のデッキなどもあると沈黙が辛い、という事態を避けることに繋がります。

様々に準備をしなければならないように感じますが、両家の良好な関係を築くことをゴールに落ち着いて臨んでいきましょう。

 

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