婚活は、希望の条件をもとに理想の結婚相手を探すものです。
そのため、理想の相手と巡り合うためには、相手に求める条件をどのように設定するかが重要なポイントになります。婚活が順調に進まない場合には、一度お見合いの条件を見直すことがおすすめです。
今回は、お見合いで理想の相手と巡り合うために知っておきたい「お見合いの希望条件の決め方」について解説していきます。
目次
1.お見合いの条件設定でよくある失敗
まずは、お見合いの条件設定でよくある失敗について確認していきましょう。
お見合いがなかなかうまくいかない人は、自分が設定している条件を見直す必要があるかもしれません。
失敗①.プロフィールに条件を書く
結婚相談所のプロフィールには、「相手への希望条件」という記載欄が設けられていますが、ここに希望条件を明記するのは避けた方がいいでしょう。
プロフィールはお見合いに進むためにとても重要なものです。希望条件を自分の中で決めたり、カウンセラーに伝えたりするのは良いのですが、プロフィールに明記して相手に伝える必要はありません。その条件に合う人から申し込んでもらえない可能性が高くなってしまうからです。
例えば、「25歳以下」という希望条件を書いてしまうと、25歳以下の人も「若い人ばかり狙う嫌な感じの人だな」と考え、申し込みをやめることもあるでしょう。
申し込みが殺到して絞り込みが必要な人以外は、プロフィールへ希望条件を書きこまないことをおすすめします。
失敗②.お見合いするたびに条件を増やす
お見合いをして実際に相手と対面する回数が増えれば増えるほど、「次はもっといい人を」という気持ちで自分の中の条件を追加してしまう人がいます。
例えば、LINEの返事が遅い人と会ったあとには、「マメな人」という条件を追加し、マイペースな人と会った後は「協調性のある人」という条件を追加するなど、次々相手に求める条件を増やしてしまうのです。
自分の理想に極力近い相手と出会いたい気持ちは分かりますが、条件を増やしたからといっていい人に出会えるとは限りません。むしろ、“ストライクゾーン”を狭めることになり逆効果です。
あれこれ条件をつけたくなる気持ちも分かりますが、結婚生活に直接関係のない条件は一旦切り捨ててしまうことをおすすめします。
失敗③.年収600万円以上を求める女性
お見合い相手の条件に、「年収600万円以上」を希望する女性も多くいます。しかし2020年にdodaが公開したデータによると、30代男性の平均年収は481万円、40代男性の平均年収は567万円とされています。
同じ年代でも年収の幅は広く、例えば同じ30代でも30歳は436万円、39歳は530万円ですし、40代でも40歳は547万円、49歳で635万円となり、49歳で初めて600万円を超えてきます。簡単に「年収600万円以上」といいますが、実は年収600万円の壁は女性が思っている以上に高いのです。
そのため、年収600万円以上の男性を求めると、ターゲットの幅が極端に狭くなります。どうしても譲れないという明確な理由がない限り、「年収600万円以上」と安易に書かないようにしましょう。
失敗④.10歳年下を求める男性
10歳近い年下の女性と結婚するには、よほどハイスペックの男性でない限りかなり難しいのが現実です。
IBJの「成婚白書~2019年度版~」より、結婚相談所で成婚した男性と女性の平均年齢差を見てみると、30~34歳男性で2歳下、35~39歳で3.8歳下、40~44歳で5.2歳下、45~49歳で7.0歳下の女性と成婚しているとされています。10歳近い年下と結婚するのは、「普通」のことではないのです。
なぜ10歳年下の女性でないといけないのかを、もう一度考えてみてください。それほど強いこだわりが見つからないのであれば、±3歳くらいの女性をターゲットにすると、成功率をグッと上げられます。
2.お見合い相手の条件の決め方
ここからは、お見合い相手の条件の決め方を4つのステップに分けて紹介していきます。
ステップ①.理想の結婚相手の条件を全て書き出す
まず自分が理想とする結婚相手の条件を、改めてすべて書き出してみましょう。
自分が結婚したいと思える理想の相手を思い浮かべながら、年齢・学歴・職業・年収・身長・家族構成など、条件をすべて洗い出してみてください。
ステップ②.理想の結婚生活とライフプランを考える
次に思い描いた理想の相手とのライフプランを想像してみましょう。郊外の一軒家で2人の子どもとペットと一緒に暮らしたい、夫婦共働きで都会のマンションに住みたいなど、
結婚してから1年後、5年後、10年後の生活を詳細に思い描いていきます。
ステップ③.条件の中から結婚生活に関わるものだけに絞る
書き出した理想の条件とライフプランを照らし合わせ、理想の条件の中からライフプラン実現のために必要な項目だけをピックアップします。
女性の場合、「郊外で2人の子どもとペットと暮らしたい」のであれば、男性の転勤はないほうがいいですが、相手の学歴や身長はさほど重要ではありません。「共働きをしたい」のであれば、相手の年収にもこだわらなくていいのではないでしょうか。
このように自分が理想とするライフプランから、不要な条件をそぎ落としていきます。
ステップ④.最後はカウンセラーに相談
希望条件を絞り込んだら結婚相談所のカウンセラーに伝え、結果的に条件に入れた方がいいものと入れない方がいいものを、プロの視点で選別してもらいましょう。
今まで見てきた数多くの失敗談、成功体験をもとに助言してくれるので、カウンセラーに任せた方がお見合いに進める率が格段に上がります。
3.お見合いの条件で注意したいポイント
お見合いの条件を設定するうえで、注意しておきたいポイントを2つ紹介します。
注意点をしっかりと頭に入れてから条件設定を行えば、お見合いの成功率アップも夢ではありません。
出会いが少なければ条件を下げる
当たり前のことですが、お見合いに進める回数が少ない人は、希望条件の程度を下げなければいけません。
「理想の条件をクリアする人でないといけない」と意固地になってしまうと、結果ストライクゾーンを狭めてしまいます。条件設定を下げるのではなく、単純に条件の数を減らすだけでもすんなりと進むこともあります。
条件がいいなら仮交際してみる
相手の条件を見て申し分ないと感じたら、お見合いでの印象があまりよくなくても、一度仮交際してみるのもおすすめです。
条件はよかったけれども、いざお見合いで会ってみるとあまり好きになれなさそうと感じるケースは意外と多いものです。
しかし、何度か会うといい面も見えてきて印象が変わることも多いため、仮交際に進んでみることで思わぬいい人と結婚に進めるかもしれません。
4.まとめ
お見合いの条件設定は、婚活が成功するか失敗するかの運命を左右する重要なものです。
お見合いは恋愛ではなく結婚相手を探す手段であるため、理想の相手と出会いたいがために慎重になりすぎて、あれこれ細かな条件を設定してしまう人は少なくありません。
いい出会いへの可能性を狭めないためにも、本当に大切なポイントだけを押さえるようにして、お見合いを成功へと導く条件設定をするようにしてください。
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