「結婚したいけど、こういうことが気になって…」
結婚や恋愛に関する悩みや心配事は男女問わず千差万別に存在するもの。特に結婚に関して言えば、男性と女性それぞれの目線や考え方から異なった疑問や意見が生まれるのは当然です。
もちろん、結婚は人生における花形の出来事とも言えること。お互い慎重になったり、ここだけは譲れないというポイントは存在すると思います。
しかし、その理想や願望を持ったまま、本当に結婚できるでしょうか?
今回の記事では男性側からの相談で多かったもののうち、認識を正しておいた方がいいものを取り上げて、質問に対するリアルな返答をお伝えします。
目次
結婚相談所で起きた男性からの相談一覧
1.結婚が決まってきた際に、同棲をしてから決めたい
結婚することで起きる変化のうち、最も大きな影響があるものといえば今まで一人で生きてきた生活に誰かが加わってくるというものです。これからずっと一緒に暮らすことになると考えると、事前に同棲をして起きたいと考えるのはごもっとも。同棲して初めて見えてくるお互いの一面や、パーソナルスペースの違い、一緒に過ごして居心地がいいかどうかが見えてきます。
しかし、そうは言っても『同棲』はかなり大変。
どちらの家に住むのかといった環境の変化はもちろん、場合によっては仕事を辞めたり変えたりしなければいけなくなったりと、思いついて行動するには手間もお金もかかります、
加えて同棲をすると結婚せずとも一緒にいられるという考えに至り、せっかく結婚に対しての意欲があったのに、同棲を続けたせいで結婚することなくずるずると時間が過ぎていった、なんてこともままあります。
また、女性側は特に「婚期」に対して前向きに見つめていらっしゃる人が多いです。そのため、同棲したけれどいつまで経っても結婚してくれないとわかった男性に対しては、関係を終えることを選んでしまうことも。
男性側が思うほど、女性は貴方と結婚するビジョンをそう長くは描き続けることはできないと考えてください。
「まずは同棲」と悠長に考えている間に、おおよそのお相手は貴方への興味を失うということを念頭において行動しましょう。
2.事前に体の相性を確かめたいと思っている
結婚といえばやはり、パートナーとの精神的な関わり方および肉体的相性の良さが影響を与える、という意見は間違ってはいません。
しかし、結婚を成り立たせる決め手が体の相性であると考えているならば、早急にその思考は捨てましょう。肉欲が先行するのであれば、最初から遊び関係のお相手を探すことをおすすめします。
そもそも、相性を確かめられる立場から考えてみてください。
一生懸命に婚活を続けて、そして出会えたお相手のことが大好きになったのに、「体の相性が悪かったから別れる」と言われてしまうことを。せっかく趣味や考え方があっても、自分との結婚の決め手が体の相性と言われた時の虚しさを、考えたことはありますか?
切り出した方からすれば一過性のものに過ぎなくても、お相手からすれば非常に大きな蟠り、あるいはトラウマになることも考えられます。
また、自分がそのような物差しで相性を確かめる時、同時に相手にも「その程度である」と確かめられるという相対性も忘れないように。
貴方だけが優位であり判断できる、と思っているなら、いつまで経っても結婚にはいたらないです。
3.結婚式をやりたくない
大きな流行病もあったことから、大人数で集まる催し物や行事は自粛する流れを汲んで結婚式を行わずに籍を入れるだけにとどめる方もいらっしゃいました。
それでも最近では徐々に自粛の流れも収束し、これを境にオンラインで行うなどの新しい結婚式の在り方や、ごく小規模の人数で催すという行なわれ方もされています。
このように結婚式も時代や風潮に合わせて様々なスタイルへと変化し、よりカジュアルに、よりユニーク性をもって執り行えるようになってきました。
そんな人生のハレの日とも言える結婚式ですが、結婚式をやりたくないと相談してくる男性は多いです。その主な理由としては
- ・費用が高い
- ・手間がかかって面倒くさい
- ・人前に出たくない
というもの。
確かに、結婚式は式場の予約から始まって衣装や食事の準備など様々に手間がかかり、同時に費用も膨らんでいきます。もちろん、打ち合わせ等で多くの人に関わらなければいけなくなるのも否めないでしょう。
しかし、結婚式という特別なひとときに何を出し惜しむのでしょうか?
結婚して家庭を築くということは、結婚式以上に様々な負担やお金がかかってきます。そのため結婚式をケチる、したくないという判断に至ってしまった時、果たして結婚してからの生活の中での大切な場面で動くことはできますか?
昔から伝わる言葉で冠婚葬祭という四文字があるように、結婚とは大切なもの。特に結婚式というのはご本人だけではなく、今まで関わってきた人々や家族、親族たちにとって大きな意味を成すものです。
「結婚式をしたくない」という貴方の意見は、お相手や自分の親族たちへの思いと比べてどこまで優先しなければいけないものでしょうか。
勿論、一番大切なのは当人たちの意見ですのでどうかよく話し合って。それを踏まえて、一時の負担ばかりに意識を向けないようにしましょう。
4.「婚約指輪っていらないですよね?」
婚約指輪といえばプロポーズの際の花形。数々のドラマや映画のシーンでも取り上げられ、特に女性は心をときめかせる方も多いのではないでしょうか。
しかしながら婚約指輪を渡すという意義に意味を見出せず、こちらも結婚式同様に必要ないと考える男性も多いです。
その理由として大きいものは
・費用が大きい
・センスに自信がない
・指輪以外のものを贈りたい
が挙げられるでしょう。
結婚式の開催などを考えると指輪の購入でさらに費用をかけたくないという意見も理解できます。
しかし、婚約指輪は結婚というゴールに向かうための覚悟の現れであり、基本的に一生において一度きりのとびきりのプレゼントでしょう。指輪を贈ることで、お相手に対して結婚に対して前向きである証明にもなります。
費用が現時点で負担であると思うなら、そう思っていることを相談しましょう。センスに関して不安があるのならば、お相手と選んでもいいでしょう。
目に見える将来の約束を作れない、もしくは作る必要がないと考えるのであれば、結婚は夢のまた夢です。
5. 結婚後も「変わらず」
「結婚した後も、結婚する前の生活をお互い崩さないようにしたい」
この考えは一見お互いのことを慮っているように見えて、その実見たくないものを見ていないだけと言えるでしょう。
結婚すれば一般的には二人が同じ場所に住むことになります。そうやって環境が変わっているのに、自分たち自身が何も変わらないままでいられることってあるでしょうか。
そして、この意見をもつ男性にお尋ねします。
お相手に「変わってくれること」を暗に求めてませんか?
女性が結婚を望む理由として避けられないのが、「仕事を辞めたい」「主婦になりたい」と言った意見です。そのため、自分が働かなくても生活が成り立つという条件のために、年収に対する要望が強いと言っても過言ではないです。
一方で男性は女性に対して同じように働き、家庭を持った場合は子供の世話全般を、場合によっては自分の父母の世話を望むこともあります。
同じことを求められて、貴方はできますか?
できるのであればどうぞ胸を張って。できないのであれば考えを変えましょう。自分ができないことを相手に求めるのは都合が良すぎます。
結婚のことで迷ったら
さて、いかがだったでしょうか。
これらの疑問のなかで一つでも浮かんだことがある場合は要チェック。
その思考こそ、今まで結婚するにいたらなかった原因である可能性が高いです。
逆にいえば、この考え方が女性からすればどう受け取られているかを知ることができた貴方は、ここから変わることもできるというもの。
そうは言ってもやはり、いざ結婚となった時、考えることは沢山出てくると思います。そんな時に上手く対処する、あるいは折り合いをつけるには次の三つを念頭に置いてみてください。
・結婚は自分だけのことじゃない
結婚は自分一人で行えるものではありません。何かの判断をした時、それはお相手のことを考えたものであるか、一度時間をおいて考えてみることがおすすめです。
双方にとって良いものになるように、落ち着いて判断しましょう。
・予算が「もったいない」と考える前に
結婚にまつわる事柄は大変お金がかかってきます。一回にかかってしまう金額をみて、尻込みをしてしまうこともあるでしょう。
でも、それだけ結婚というものは大切なことなのです。だからどうか、節約したい、勿体無いという考えだけで行動しないようにしましょう。
・誰かに相談してみよう
どうしたらいいかわからなくなってしまった時は一人で悩まず、周囲の意見を聞いてみることもおすすめです。
職場で結婚している方や経験者の声は勿論のこと、結婚相談所にいるコンシェルジュの人たちに話をしてみましょう。
まとめ
この記事では男性からの結婚に対する質問や意見に対して、ざっくりと回答いたしました。
婚活が上手くいっていない、あるいは成功させたい。そんな悩みは思いはどうか一人で抱えずに私たち結婚物語。にご相談ください。
結婚物語。には恋愛・結婚の専門家が多数在籍しており、恋愛・結婚に関するお悩み解決に対して、長年蓄積してきた客観的なデータを基にサポートしています。
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